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2022年5月16日 (月)

ハイファイとハイレゾとハイエンド

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この中で言及されている「数%のハイエンドユーザ」の「100%」が、これ読んで「ん?」と思うのではあるまいか。

色々中途半端に言及していて結局核心からずれてる(きっぱり)。

まずONKYO自体に関して言うと、直近のオーディオ業界のイノベーションである「ハイレゾ化」と、その前から長期トレンドとして見えていた「イヤホンオーディオ化」どっちも遅れた、というのが直接の原因。「ハイレゾ」は2014年のウォークマン対応で一気に火が付いた感があるが、その数年前から「ハイレゾ音源をネットでダウンロード販売」し始めたのが他ならぬONKYOだったりする(販売サイトe-onkyoは他の資本で継続)。しかし、フォーマットの拡大や聞き方の多様化に対応した「多機能高音質」な再生装置は結局出てこなかった。「DSD11.2MHz対応のUSB入力を備えたDSDディスクも再生可能なスーパーオーディオCDプレーヤ」や「ウォークマンにケンカを売れる大容量高音質のポータブルプレーヤ」も出てこなかった。音質で勝負するなら、音質重視派の嗜好を先取りし、少なくとも寄り添って追撃する必要があったが、不十分で遅かった。結果立ち位置を失った時点で詰んでいたと言える。

「ハイエンド」という言葉を使っているが、これは異議を唱える。「ハイエンドのユーザは数%」これは正しい。アキュフェーズのインタビューだと思ったが、ユーザは国内で「4桁」だという。「ハイエンド」要は高額高級機を言うが、オーディオの場合それは、家族が知ったらどちゃくそ怒られる金額のキカイ、と言える。上記アキュフェーズラックスマンなどが「ハイエンド」専業とするなら、キカイ1台30万円、ということになる。30万円のCDプレーヤ買う?家族に言える?数%というのはまぁそういうこと。でもってこれらメーカは別に赤字じゃない。

ONKYOはどちらかというと量販店で売ってる家族に怒られないキカイが主力で、「お父さんの趣味のオーディオ」として妥当だっただろう。ただ、そのセグメントはデノン(←日本コロムビアのオーディオキカイ部門)やヤマハなど「オーディオのメインストリーム」で、かつ、これら競合他社は「趣味」から「ハイエンドの入り口」まで手がけ、自社製品でステップアップして行けるようになっていた。ONKYOはそこを怠って、上昇志向派もイヤホン派も取りこぼした。ハイエンド入り口製品として昔使っていた「セプター」の名を冠したスピーカを2017年に投入したが、後塵を拝したどころの遅さじゃなかった。

で、このセグメントを表現する言葉は「ハイファイ」(High-Fidelity:高忠実度)で、あり、ハイエンドではない。「違和感」はここをゴッチャにしたか「ハイファイ」もハイエンドに捉えたか。ここは「質の良い音楽の流れる生活空間」を「頑張ってアルバイトor大人の資金力ならではのキカイ」で作って行くのが目的と言え、他でもない「昭和のオーディオ隆盛」の中心である。昭和にここに居た人は収入が上がってハイエンドに向かい、イヤホンオーディオの人はわざわざここへ入ってくる意義もなく、一番割を食ったところである。そしてONKYOはここにとどまって中途半端なキカイであった。宜なるかな。

「ハイレゾ」を「ハイエンド」と絡めたのは全くの誤謬である。ハイレゾは少なくもウォークマン、何ならスマホでも対応機種があり、ネット環境と「対応したDAコンバータ」があれば誰でも始められる。2万円弱でUSBにブスーで良く、コスト的にも手段、知識的にも障壁は低いのである。でもって音源自体はバキバキ高音質であるから、再生キカイをグレードアップして行くことで「ハイエンド」まで持って行ける。

オーディオがじり貧なのは、「音楽を聴く」という行為に対して、「ネットの無料動画をスマホでシャカシャカ鳴らしていれば充分」に終わっているからである。「カネ出して音楽を買うなら良い音で聞きたい」というモチベーションに繋がらない。一端は音質なんかどうでもいいクソみたいな音楽の氾濫であり、それがスマホで早聴きの手軽さとマッチングしたからに他ならない。
オーディオ機器の「使命」は「音楽のある空間」を創ることであろう。音楽を聴くだけならイヤホンで良いだろうが、一日中つけてるわけにいかないし、生活に必要な音が遮断される。鳥の声、風に吹かれた葉擦れの音、そして音楽がある空間。スピーカの存在し続ける余地がここにある。この際、心地よい(=不快な気分にならない)ためには楽曲の質と音質と、両方一定水準以上であるほうがよい。ギャーギャー言うだけの下手くそ集団を音割れする小さなスピーカで一日中聞きたいか。そういうことだ。ひっくり返すと、昨今のスマホから飛び出した「音楽を流す機能も付いたAI」は、スピーカそのものであり、再度、水準底上げに繋がる余地がある。良いものに慣れると悪い物はひどいのだw。

スピーカが単なる合成音声拡散装置に成り果てることのないよう。

 

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