リンク

  • 創作物語の館@ココログ出張所
    別途お話を書いています。携帯端末で気軽に読めそうな短いのと、携帯端末でどうにか読めそうなデータ量に小刻みに切り分けた長いのと。 メインはファンタジー、冒険、命を守る。先端科学、魔法、超能力、妖精さん、てんこ盛り、暇つぶしにでも覗いてやって。50作少々あるので。
  • 竹谷内医院カイロプラクティックセンター
    ヘルニアや座骨神経痛と闘うあなたに。ここが私の安心サポート。 (カイロプラクティックまとめ記事はこちら
  • 朋和カイロホームページ
    名古屋におけるオレのケツ腰の守護神。JAC認定カイロプラクティック。さあアナタもLet’sバキボキ

ついったー

  • ついったー(暫定運用)

めーるぼっくす

無料ブログはココログ

« ドラマと漫画の違い | トップページ | 現場猫しかおらんのか »

2022年6月22日 (水)

残ってないのは無いからなのか

……ナ行が多いな。

Photo_20220622223401

なんだって。さて現生人類ホモサピエンス大体20万年前に出現したとされ、農耕牧畜始めたのがここ数千年と言われている。でもって産業革命から200年でネットで戯言書けるようになったのだが。

それだけの「文明創造力」を持ちながら、20万年近くナニをしてたんだってのは良く言われる話で、実は何度も文明育てては戦争でワヤにしてるとかもよく言われる。ちなみにこのうち7万年以降については「トバ・カタストロフ」で「一旦、リセット」され、この破滅噴火がもたらした寒冷化でアフリカで服着る知恵を持った「数万人」だけが生き残り、現代へ命をつないだ、と説明している。そこから「生きるためには考える」ようになった、とすれば、まぁ、理屈は通る。農耕牧畜も、要塞都市化も、「生き延びる知恵」のひとつだ。ただ。

追い込まれて頭使う、なら、それ以前にも機会はあったはずなのだ。同様な火山噴火や大地震、大津波、巨大な台風に“ソドムとゴモラを滅ぼした天の火”……隕石衝突など、存亡の危機は幾度も訪れたはずである。

その都度実は文明が生まれて滅んだ、ただ証拠がないだけ。という仮説を、戯言と切って捨てるのは言い過ぎだろう。この事例は水没であるが、それこそ火山噴火の火砕流に飲まれたら埋もれてしまうし、日本のような「木材の文明」だったら後世まで残らない。「サントリーニ島」は島ごと吹き飛んで沈んでしまったが、我々はつい最近、類例をトンガに見た。

「欠史八代」(けっしはちだい)という言葉がある。記紀に出てくる

第2代・綏靖(すいぜい)天皇
第3代:安寧(あんねい)天皇
第4代:懿徳(いとく)天皇
第5代:孝昭(こうしょう)天皇
第6代:孝安(こうあん)天皇
第7代:孝霊(こうれい)天皇
第8代:孝元(こうげん)天皇
第9代:開化(かいか)天皇 

は、後世の創作で実在しない、とするものである。合理的な説明は、神武天皇含めて、古墳時代に繰り広げられた討伐記を語るためにあてがわれた英雄や、武勇に優れた一族をまとめての擬人化表記、というものだ。多くが100歳以上の長寿と記されており、「1年」の概念が今と違ったかも知れぬとしても、「人」としては現実離れした長寿のように思われるからだ。

でもこれを、「ヤマト王権の遷移に関わる伝承」としてまとめたものとしても矛盾はないだろう。国産みは火山マグマが大地へ変わって行く有様の伝承から来ていようし、神武天皇は少数原始民族の討伐譚として良かろう。日本列島には少なくも2万年前には石器文化があって、災害には事欠かなかったであろうから、応じた「防災文明」が芽生えそして滅びを繰り返した可能性は高い。これ書くと三重の人に怒られそうだが「津市」の港湾エリア一帯は「明応地震」の大津波で壊滅し、放棄されたことがある。姶良カルデラ、阿蘇の噴火、縄文海進……勃興と放棄は繰り返され、中には国家レベルに成り上がった例もあったかも知れない。「欠史八代」は天皇家箔付けの創作なんてセコいものではなく、皇紀とされる紀元前660年以前にも「国と統べる者があったのだよ」という記憶の申し送りではないのか。

流石に人工衛星浮かべてネットワークで繋がるまでは行かなかったにせよ「文明都市」を築いたのは今を生きる我々だけだ、というのは思い上がりかも知れない。

以上戯れ言

« ドラマと漫画の違い | トップページ | 現場猫しかおらんのか »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ドラマと漫画の違い | トップページ | 現場猫しかおらんのか »

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

最近のトラックバック