良いのか悪いのか
植木屋に行った。
昨今売り物の植物は「昆虫の脱皮を阻害する農薬」を使っていることが多いが。
……白い帯がアイコンのナガサキアゲハ(Papilio memnon Linnaeus)じゃねぇか。なにしれっと紛れてんだよ。しかもこの状態ってコトは農薬使ってない。
ガーデニングの用品と植木を少し買って店員に相談。
「虫だけ持ってっていいすか?」
「!?……いい、と思いますけど」
特段臭角(黄色いアレね)も出さずに指に従う。家に持って帰ってレモンの木に載せると。
「♡」
さよけ。
なおこういうサイズ。
名前だが、かのシーボルトが長崎で見つけたから、だそうで、江戸時代までは九州を出ることのなかった南方種。ご多聞に漏れず温暖化で分布を広げており、名古屋でもまだ珍しい方だと思うがテレビでニュースにするほどのバリューは無い。wikiによれば仙台でも見られるようになったとか。
ちなみにこのように最も葉っぱの入り組んだ場所に静止しているが、ハチに狙われやすい(アシナガバチやスズメバチはこいつらをちぎって食う)ことを認識しての行動と思われる(ネットはかぶせてある)。
オスとメスとで見た目が違う。羽化してみてのお楽しみ。その前に寄生虫にやられていないか心配ではあるが。
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