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2022年7月31日 (日)

#ハイレゾ USBケーブルで音質は変わるか?(3)

●USBの「パケット」の中身

……オーディオじゃなくてコンピュータ技術の豆知識だわ。

①1msごとに送られる「フレーム」にデータが入っている
②フレームは「SOF」と呼ばれるパケットと、その後ろに並んだ複数の「トランザクション」で1セット
③「トランザクション」の中身は複数のパケット
④パケットにいくつかの種類があり、データは8バイト(64ビット)単位、最長1024バイトまで。
⑤パケットのラストにはエラー確認用のCRCが5ビット付加される

20220731-010047

そーす

何言ってるか?列車に例えると、

①ミリ秒ごとに列車が来る
②「SOF」は機関車。トランザクションは客車
③パケットはデータをカバンに詰めたお客さん。乗れる人数やカバンに詰められるデータの量は決まっている

で、本来のUSBでは「送ったよ」「届いたよ」みたいな確認通信の規格(ハンドシェイク)が入っているのだが、今回はオーディオ用で送りつける一方(アイソクロナス転送)なので、その辺の説明は省略。

※SOF:Start of Flameフレーム始まるよ宣言
※CRC:Cyclic Redundancy Check巡回冗長検査……送ったデータを一定の長さで区切り、それをある数で割り算した「余り」を入れてある。データを受け取ったら同じ割り算を行い、余りの値と比較。一致すれば正しく送られた。そうで無ければ誤り、と判断するチェック機能

うんざりしてきた方も多いと思うが、ざっくりまとめると「細切れにしてデータを送る」だけの話で、データが間違っていればそうと判る、というのがこの記事の言いたいこと。「音質」に繋がる要素がまるで見当たらないのだが、ひとつ言えるのは、送れるデータは8バイト単位の倍数で、1ミリ秒間隔。これはオーディオのデータを送ろうとすると、

CD規格の場合1秒に44100回データ化している→1msで送るべきデータは44.1回→0.1回なんて送れないので44回分を送ったり45回分を送ったりして受信側のメモリにため込んで後で補正。

こういう作業が生じる。パケットのデータ自体までは正しいとしても、パケットから取り出したデータをオーディオ用として整理・整形するところに、クロックがずれて「111」を「11」や「1101」と勘違いするようなリスクがないではない、となる。

ただ、それは実は「CD」を開発する時点で真っ先に懸念された事態で、「測定された音楽信号の電圧値をデジタルデータに変換したそのまま」を取り扱うわけではない。

引き続きその辺の話。難しいのピークw

(つづく)

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