新幹線・長崎に降り立つ
台風15号?いいや、これを扱う。
新幹線「かもめ」が長崎に降り立った。「達す」としないのは武雄温泉-長崎間の部分開業で、博多側の線路とは繋がっていないからである。
鹿児島ルートの新八代-鹿児島中央間もそうだが、明治期に苦労して敷設した結果、令和の現在スピードの上げられない区間をトンネルでぶち抜いて直結した。
惜しむらくは乗ってもいないのにネガティブなことを吹聴する人・メディアの多いこと。短いじゃないか。30分しか短縮されない。佐賀にメリットが無い。エトセトラ・エトセトラ。
その短い距離60キロを20分で駆け抜けるのを実感すれば「おお!」となるはずなのだ。カーブをうねうね走り、すれ違いのために止まったりすることもない。260km/hでぶっ飛ばす。「あっという間」それが大事でそして新幹線のレゾンデートル。
でね。
自分の場合、物心ついた時点で既に「新幹線を必要な交通機関として実際に乗れる」=既定の存在だったのよ。対して。
この動画で見て欲しいのは子供達。新幹線ってね、それだけで絵本・図鑑が構成される特別な存在なのよ。
「かっこよくて最も速い」そう、これ以上ないエモーショナルな存在なわけ。
乗る・見る、それだけでも遠く離れた街へ行く必要があった至高の憧れ。
それが、自分の街へやってくる。そのインパクトの強さ、夢と希望が現実となって走り出すエモーション。
打算しかできない大人どもよ、新幹線が乗せるのは金づるじゃねーんだよ。
西九州新幹線。開通おめでとう。
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