寝しなの読み物2022年9月
西九州新幹線開業したので時刻表と。
存在は知っていてまぁノスタルジア写真集の類いかなと思って書店で見てみると。
何とこの分厚さである。電車・バスの各形式詳説はもちろん、計画から工事の経緯など、「びっしり」な内容。ニヤニヤしながら今後読んで行くわけだが、これにビビッドに反応したのが義父(85)。
「おうおう、懐かしいなぁ。栄か?これ」
「一色(いっしき・現名古屋市中川区下之一色)だなこれ。田んぼの中を市電走っとるわってな。自転車でよけ走り回っとったわ」
「カネないから笠寺まで直通する電車ずーっと待っとったわ」
「最終電車が10時10分でよ、中番の終業が10時丁度だったもんで、終わると電停まで走ったもんだわ」
自分がナゴヤに初めて仮寓を得たのは昭和52年(1977)。3番目第4の地下鉄路線となる「鶴舞線」(つるまいせん)が開通してピカピカであり、程なく名鉄豊田線が開業して両路線が直通運転を始めようとする頃。もちろん、路面電車は既に跡形も無い。
(ほぼ、その当時の使用のママ走り続ける名鉄100系)
「重くて見とれんなこれ。わはは」
でもね、「思い出す」って脳を活性化させるのよ。すごく良いこと。
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