とりあえずすること
リビングのシーリングライトをLEDに変えたので(シマシマに見えるのは「ダイナミック点灯」をしているから)。
蛍光灯を外してとりあえずバラすw
安定化回路を見てみる。基板の材質は難燃性を問われる昨今じゃ難しい紙フェノール。
アルミの板は放熱板。くっついてる半導体は左からブリッジダイオード、パワーMOS-FET。FETは一番左の素子とその直近のトランスでスイッチングレギュレータを構成し、横向いてる電解コンデンサで一旦300V位の直流を作り、それを真ん中・右のFETをオンオフさせてランプに供給するインバータ方式。20年くらい前の製品であるから、電解コンデンサは寿命もいいとこ。まぁ、適正な交換時期だったと思うわ。
半導体やフォトカプラ引っぺがして土日鉄道で何か使えるかと思ったが、型が古いし鉄道模型12V系にはオーバースペックだからいいや。
次、アイリスオーヤマのミニ扇風機。実家の母向けに購入。電池とUSB給電で動くはずだが(電池の充電はしない)、電池の方が動かねぇ。だいたいこーいうのはダイオードを使って電圧の高い方が優先される回路構成だが、まぁその辺がおかしいんじゃないのか。工具の関係で名古屋へ召し上げ。
とりあえずバラす。ICが1つ見えるがこれはファンの回転を検出・制御するもの。
ダイオードうんぬんはここ。
M7。知らん国の知らん会社の製品。テスターあてがうと向きは間違ってない。回路上、繋がってる。
じゃあなんで?
電池セットしてボタンを押すとやはり回らないが、耳を近づけると「チッチッ」と音がする。これが何が起きてるかってファンモータの起動電力が足らない。逆に言うと何らか機械摩擦が大きい。クルマに例えると「トルク不足で起動しない」。
起動アシストすれば良い。「フッ」と吹くw。ぶおーん。おけ、電池だけで再起動。
やれやれ pic.twitter.com/ej8cPZI8qv
— すのぴ@キュアカイシャイン (@sunop2000) September 24, 2022
一度電流が流れて動き出すと、その大きめの電流で酸化膜などの抵抗要素は破壊され回路全体の抵抗が下がり、印加電圧が高くなる。
まぁ使えるものになったでしょ。なお電池だと風量はヒョロい。
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