DCD-SX11さん、7年経過
昨日記事の続きになるが、この人は2015年のやはり10月23日に起動しており丁度7年となる。普通、オーディオで7年経過というと陳腐化甚だしい次元に落ちぶれそうなものだが、そもそもスーパーオーディオCDプレーヤ自体が希少なのと、DSD256突っ込めるDAコンバータ内蔵というのが殆どないので現役機種と来ている。5万円値上げされているが。
似たような価格の機種は出ているが「ワンランク下が昨今の部材高騰で似たような値段になりました」ってのが実態で、正直、店やイベントでそれら機種を聞いても「まだ勝つる」というのが実感だ。実直すぎて「高価格機らしい艶っぽさ」が少し欲しいくらい。「上流で正しく信号が復調できないと下流でどう頑張っても失われたものは取り戻せない」という方針で、ハイレゾが胎動して最初に手を加えたのがこいつだが、アンプ・スピーカと一巡りした結果、最も経年したキカイ、ということになる。光半導体・スピンドルモータとサーボシステム・ディスクローディング機構と、有寿命・摩耗部品抱え込んでおるので、DAコンバータの進歩も考慮に入れると10年が一つの目安かな、とは思う。ただ、3年後「適切な後継」が存在する……という気がしない。そも光学式ディスク自体残っているのであろうか?ファイルオーディオがどうしても扱えない(ネット・パソコン不得手)層は引き続き存在し続けると思うが。
まぁ、頑張って動いて呉れ給へ。
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