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……と、勝手に呼んでいる。欲しい機能を全て満たす機器が自然に煮詰まって行く現象。
この人はSACD/DSDの円盤+USB-DAC11.2MHz対応が欲しいなぁと思ったタイミングで出てきたし。
この人は昭和音楽ソース御三家(レコード・チューナー・カセット)とハイレゾ・CD・Bluetooth突っ込めると便利だなあというタイミングで出てきた。
しかもこのフィット感。
猫欲しい人のところに猫が供給される現象をNNN(ぬこぬこネットワーク)の仕業とか言いますが。
「携帯電話から直接Bluetoothでオーディオに入れたいんですよ」という件の鍼灸院の院長先生そのケータイはXperiaの10で例の360°オーディオ対応にOSアップデート済み。ストレージ128GB。送り出し側の条件はクリア。
「マランツ1200で出来ますよ」
「ラジオは別?」
「いや、内蔵してます。お使いのCATV会社はテレビと一緒にFM電波も流しているので、テレビと同じようにマランツ1200にケーブル繋げばいいだけです」
カタログをお渡しする。
「え?これテレビもつなげられるんですか?」
「できます」(実態はサラウンド機能を取り払ったAVアンプのフロント2チャンネルだわ)
「丁度スピーカーの壊れたテレビがありましてね。どうしようかと思っていたところで」
「CDはデジタルで放り込めるし、見た目と操作性は今お使いのと一緒だし、『ダメな理由』は全部潰れました」
Bluetooth、ラジオ聴取、テレビ音声の再生が可能、サブウーハの専用端子あり。後はポータブルのSSDかHDDを買ってCDをリッピングして放り込み、USBでぶら下げてしまえば、スマホから「HEOS」で全部いじれる。スマホのストレージには、ポータブルの丸コピかセレクトして放り込めばいいだろう。後は気に入った曲があればCD買ってもネットで拾ってもいい。CDはデジタルで接続してピンアサインでCD入力と表示できるし、ハイレゾにもそのまま対応。
マランツ1200で出来る。
ご要望に全て対応し音質は向上し、しかもハイレゾ・ストリーミングへの対応も可能で
「幾らですって?」
「安いところで7万円台」
男の趣味の買い物として妥当な値段。
「う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん」
悩んでくださいw必要な工事や配線の準備は出来ておりますwww←回し者か
医療費還付を目論見毎年確定申告をしている。今年はマイナカードを作ったのでe-taxである。
保険証が効いて、領収書がコンピュータ経由で印刷されて出てくる医院は、マイナカードとリンクすることで自動的に計算される。だが鍼灸院など、保険は効くが領収書は手書き……なところの場合、別途放り込む必要がある。そこは従前通り、所定のエクセルフォームに誰がドコで幾ら使ったか打ち込み、申告書作成フォームで読み込む。この領収書仕分けとエクセルでsum()するのに1時間ほど。
でもそれ以降はスマホでマイナカードど突いてパソコンと連携してカチャカチャやるだけ。ポチッとな、送信完了。「申告会場のポストに印刷した紙を入れてくる」という最後の一手間(≒体のいい休暇の理由)と往復電車賃340円也もこれで不要になった。
その代わり。
母親が申告要否含め源泉徴収票かき集めて確認しなくちゃいけないので片道1万円で実家へ行く。
義父の定期診察なのだが雨が降り出したのでクルマを出す。
「すまんな」
いやいやそのためにNOAHなんてデケェクルマ乗ってるわけでして。車椅子をどっこいしょ。デイケアサービスまで直行。
「すまんな」
いえいえ。
昼飯は娘のリクエストもあってマック。スマホで発注してクルマを出す。ハンバーガー買うにも便利なのでNOAHなんてデケェクルマじゃなくても良いわけで(なんだこの文章)。
定時で在宅勤務上がり。整形外科に行って、本屋に行って、模型屋に行って。特にNOAHじゃなくてもいいけどいっぺんに回れるのはクルマのいいとこ。
最初にカタログに予告されたの1978年だったっけか?40年は掛かりすぎだろ。まぁ、順次整備して入線。
「生きた昆虫を食うペット」向けにブリーディングされてるコオロギを人間も食えるか?という話で。
昆虫の外皮って甲殻類エビカニと同じなんだわ。物質的には。
セミの抜け殻なら類推しやすいですわね。ただ、特に飛翔する昆虫は非常に軽く出来ている=食えるタンパク質は少ない、となって、主たるタンパク質供給源としては非常に心許ない。「甘露煮」という選択は味覚的、腹持ち的によく考えられた結果と言える。なお海外の一部地域では「蚊の大群」を網で捕らえ、パンケーキに仕立てて食うところもある、としておく。
さて主題のコオロギ「衛生上」の観点で大いに突っ込みが入っている。蜂蜜がボツリヌス菌の含有で乳児にNGという話は多くの方がご存じと思うが、コオロギは地べたにいるのでボツリヌス菌のキャリアになりうる。よらずエンマコオロギを便所コオロギ(カマドウマと混同されている)と呼ぶように湿った余り清潔で無いところにいるので非常に印象がよろしくない。
比してイナゴは田んぼ=食い物を作っている場所にいるので、あまりこう、不潔な生命体という印象はもたれないのではあるまいか。
「え?ニンゲンは田んぼの生き物片っ端から食う?」
……タンパク質の摂取効率考えたら昆虫より爬虫類・両生類が先だよなぁ。
母、ビビり散らして逃亡。毒ヘビじゃねーよw pic.twitter.com/3bxSnYPDcO
— すのぴ@フォロー中 (@sunop2000) May 5, 2022
「ぎええええ!」
ヒバカリなんてちっこいヘビ食いでがないわw
沖縄に「いらぶー」と呼ばれるウミヘビ料理がある。うん、爬虫類の保存食、喫食法は確立している。
昆虫食より培養肉を錬成する方がいいんじゃねぇの?
「夢中になれる」(≒推し)の歌手は大体若いうちに決まって、家で鳴らしてると娘に昭和臭いとか言われるのであるが。
この辺が増えてきた。きっかけはそれぞれアニメなのだが、まぁ、正常進化形と言えるトレンドになりつつあるのではないか。
ちなみに個人的見解だが、宇多田ヒカルは歌詞はさておき曲想は平成の延長だと思うし、Kalafinaからソロ活動に移行した歌姫三人は曲想自体はアニソン(≒昭和J-POP)に近い。
Aimerちゃん令和最新型にカテゴライズしたら(10年前から歌っているので)ファンは怒ると思うが、リブートして令和スタイルと書けば良いか。彼女がチト先行して時代が追いかけてるとした方が的確か知らんが。Adoちゃんは後世、画期と呼ばれるだろう。
さてこの辺の楽曲音質はさておき全部ハイレゾデータで揃えられるのも良いところである。「あっ!」と思った方あるかも知れぬ。要するにデジタル空間(z領域)で動いてる楽曲・アーティストであると言って良い。徹底的に電子音を武器にしている。音質はさておき。
妻は米津っちだが、おいらはAdoちゃんAimerちゃんを攻めようか。弾数が少ないのでまだプレイリストとしては未分化だが、そのうちまとまる。
松本零士氏が逝った。氏の描いた男達に薫陶を受けた男の子達は多かろう。不細工で背が低くても、何か誇れる一流を手にし、それで誰かの力になる……夢(目標)を持って追いかけ続ける。
命がけで守れるものを持つ。
背が低くて童顔だったし、スポーツは苦手だったから、小学生の頃はいわゆるカーストの下層の方に属していた。評価1から5まで全て存在する極端な成績表に「精神病院へ行け」と担任は吐き捨てた。電車と昆虫好きは小学校生活に何も寄与しないのである。そんな自分に星野鉄郎の「有様」は正直心の支えになった。芯と目的があれば馬鹿にされても気にならない。克己力は超越できる。時を経て今は幸せである。
悩める君がこれを読むならば私は君を応援しよう。たとえ今まで誰にも気づいてもらえなかったとしても、今私は君を知った。だから君を応援しよう。君の信じる道を進め、進み続けるために努力せよ。
夕刻、猫を虹の橋の向こうへ送り出して娘が戻ってきた。たとえペットであっても「弔い」はひとりでするべきではない。なぜなら全て一人で抱え込むからだ。それは自らの心に深い傷を与える。葬儀サービス会社は心を尽くしてくれたという。今小さな骨壺は仏壇の父に寄り添い、しっぽがちょっとだけ、我が家でアルミの小さな瓶に入っている。
汽笛を。
●冒頭の能書き
2020年はヒヤヒヤしながら参加し、21年、22年は中止になったので待ちに待った感じで出向いた。今回は行きつけの鍼灸院の院長先生が一緒。機器の出展はステサンを除き31メーカだが、店じまいの早い日曜に行ったので紹介するのは以下。
【ガチ聴き】
・アキュフェーズ/デノン/ヤマハ
【チョイ聴き】
・ハーマン(レビンソン+JBL)
●アキュフェーズ
ファインオーディオF1-12Sを出力とする50周年記念製品ベースのハイエンドシステム。送り出しがDP1000/DC1000→プリアンプC3900→イコライザのDG58を挟んでパワーはA300×2
・グレイト・ジャズ・トリオ(The Great Jazz Trio)/No Problem
コントラバスの唸りが少しクドいかな。ドラムス、シンバルの高域は控えめ。ピアノはアナログっぽい。A級増幅回路のしなやかさというより、ファインちゃんの高音方向の丸みと、音源の古さの所為かね。
・ジャシンタ(jacintha) / Danny Boy
ヴォーカルにフォーカスした録音。後ろにも回り込んで聞こえる。但し室内の音像分布はDG58がコントロールしているので室内の特性ではない。スタジオ残響を含み、ヴォーカルはぽつんと定位というより、大きな声の立像となる。包囲感は比類無く、「口の中」で聞いているよう。
・チャイコフスキー「悲愴」第4楽章/クルレンツィス指揮ムジカエテルナ
2015年の「一発録音」(寄せ集めの多重ドンブリではなく)。全体に腰高な感じ。小音量の時間帯でも埋もれるということはない。ないがただ、応じてビットレートが下がるのか解像感が低下するのと、ストリングスが少しダマになって聞こえるか。
・ジャン・ギュー(Jean Victor Arthur Guillou)/1975年録音でパイプオルガンによる「展覧会の絵」
ファインちゃんの胴太さ面目躍如とばかりに試聴室の空気震わせてオルガン表現する。32.7Hzがしっかり「ズシッ」と出てくる。ただ、同時に調音板がビビリ散らしていたが。
・イーグルス/ホテルカリフォルニア 1994年のライブ録音
ファインちゃんヴォーカルよりギターが好物な鳴り方。
アキュフェーズを日本メーカのガチなスピーカに突っ込むのが好きな者としてファインちゃんは少し外れるかな。それはそれで良く鳴るけど好みの傾向とは違う。
●デノン
DALIのKOREという1500万円のスピーカをマランツSA-10とCLASSEのセパレートで。総額2000万円近い。
・ニルス・ロフグレンのギターソロから曲名失念
一聴して「すごく綺麗」。アンプは300W/chだが「まだまだ飲み込めますぜ」という余裕のある鳴りっぷり。限界駆動というより「入れてもらった分、音にしてます」という素直さが好印象。あまりこう「高級感の演出」はない、フェラーリのピリキーよりセンチュリーのジェントルさというか。ピークやディップとか言葉に出すだけ低次元で、なんだろ「ここいじりました」感は聞こえない。その代わり上流(音源)に荒さがあると荒くなりそうな。まぁ、鳴らせる人はショップにセットアップしてもらうんでげしょなぁ。ただ、ギターのボディを手のひらで叩く音など物理的負荷がデカすぎて遅延が起きているような印象も受ける。エンジニア曰く「B&Wは分析系、DALIは癒やし系」なるほどね。上手いこと言うね。
・曲名失念/パイプオルガンと女性ヴォーカル
図体が大きいせいか「針先のようにフォーカスの定まった」にはならないかな。ただとにかく無理なところがないので「すっ」と音楽が入ってくる。定位感に効いてくるのは高域だが、大きめのソフトドームツイータに12kHz以上をリボンが加勢。まぁでけぇ空間で左右に大きく距離を取って鳴らすキカイなので定位の鋭さ要求すること自体間違いか。
・角田健一ビッグバンド/タキシードジャンクション
太いコントラバスとシャリシャリ感のあるブラスと。尖ったところは無いが整えて出してくる。
・パトリシア・カース(Patricia Kaas)/曲名失念
ヴォーカルにフォーカスした録音で、複雑なフランス語の発音が目に見えるよう。メリハリがあり、中高域重視と感じる。その代わり?周波数帯上の方が少しくすんで感じるが、声質のせいもあろうか。限界引き出し系の代表であるTADと聞き比べてみたい。
・ゲルギエフ指揮でストラヴィンスキー「春の祭典」……個人的にはこの曲うるせーので余り好きじゃ無い(おいおい)
ゲルギエフはウクライナ戦役もあって西側の職を失っている。さておき、この手の大編成は「描き分けつつ・混ぜつつ」と書けるか。そのB&Wみたいに「分析」し切らない部分を感じる。定位は良い。ただし音像はデカい。
・手嶌葵/月のぬくもり
同様にクリアで明確だが音像は大きい。
・反田恭平/リスト「カンパネラ」
スタインウェイにマイク突っ込んで録ったんだそうな。録音もすげえが演奏もすげえ。スタインウェイのコンサート・グランドCD75(1912年製)をタイトル通り「鐘」にしてしまう。ええのかそんなことしてと余計なこと考えてしまうほど。ただ、「ピアノ感」という観点からは少しだけ違う気がする。それとも単にピアノが古いせいか?。楽曲も音質も面白いので買うけどね。指の打鍵と、ハンマーのピアノ線アタックと、その時間差と、ミリ秒の機械伝達空間を耳に感じる。
・ムターのヴァイオリンで「シンドラーのリスト」
気高いストラディヴァリウスが名古屋に降臨といったありさま。伸びやかでストレスがなく、癒やしを感じる。ただ、ストラドは御年300歳で「ちょっとくたびれてるんちゃう?」な印象も受ける。彼女はストラドを2本個人で持ってるが(!!)どっちかな。
さて昼食後は実はTADを案内するつもりだったのだが、「ヤマハが気になる」と。今回院長先生「携帯電話からBluetoothで突っ込める機械」「ラジオも聞きたい」をお探しで、そうなるとHiFiではマランツのレシーバー1200をあてがうか、ヤマハあたりのAVアンプになる。また、婿入りさせたスピーカーがヤマハということもあろう。ちなみに、D&Mのコーナーに1200の姿は無く、お見せしたりカタログを渡したり、ということは叶わず。まぁ実機は栄のヨドバシにあるんだけどさ。
●ヤマハ
スピーカーNS3000。送り出しはCD3000/GT5000(カートリッジはフェーズメーション)。アンプは5000のセパレート。今日聞くシステムはセパレートばっかだな。
さて視聴時間の前に入ったので、それぞれ個人持ちのCD等を鳴らしてもらう。院長先生どうぞ、
「え?コレをコレでですか?いえいえ遠慮しておきます」
いえいえ「普段聞く音源をオーディオフェスタスゴクタカイシステムで聞ける」のがこのイベントのいいところなんですよ。
ご持参のジャズを鳴らしてもらう。お知り合いの方らしい。さて令和最新型ハイレゾ対応のシステムに一般的なCD通すと「全部」「余裕を持って」出してくるのだがこれも然り。PC用オーディオインタフェースとソフトウェアで録音編集された一般的な44/16だねぇという。何も引っかかるところ無くスムーズに出して寄越し、キレと制動が綺麗だ。
「全然違いますね」
スゴクタカイシステムで聞くことの欠点は自分の装置聞き直して幻滅すること。そしてそこから底なし沼が始まる。
で、自分はというとサラ・ブライトマンのSACD「La Luna」をロード。3000は価格的にTAD-ME1とガチンコで、リリースを聞いたときME1と大いに迷ったものだが、「定位感」に関する限り同軸2ウェイ+ウーハのME1に分があるように聞こえる。
さて試聴会が始まりますよ。ここは司会のおねーさんがシナリオ通りに説明して行く。
・シーネ・エイ(Sinne Eeg)/We've Just Begun
無色透明ストレート。ヤマハの目指すところの音質。いわゆる「ヤマハ・ビューティ」と呼ばれる中高域のキラッとした味付けは感じない。ストレート追求してそれを達成した、みたいな。3000は基本的には上位機5000のウーハー取り払ったキカイだが、応じて低音域との干渉やまとわりつき、「重さ」から解放されて好きなように歌っているような印象。声のエッジはもちろん、シンバルをスティックで叩くインパルスのキレ、カチカチ切り刻む感など軽さの勝利。ヴォーカル口元サイズは少し大きいのだが、ちゃんと立って歌っている姿を思い描ける。「いい子」だ、このスピーカーは。ただ、ME1が「存在感を隠す」のに対し、この子は「私が歌っています」と音源位置を主張する。言い換えるとCSTとオーソドックスな2ウェイの違い。
・上原ひろみ+ザ・ピアノクインテット/Ribera del Duero
曲名はスペインのワインの産地の名前だとか。高速かつ技巧を要する楽曲で、ピアノも弦も忙しい。精密な写生のように活写して行く。ただ、低音は少し「可能な限り出したい」感が強すぎたようで箱鳴りも含む印象を受ける。ちなみにこういう楽曲を「きつい」「しんどい」と感じたなら、システムが負けているか、単に自分の好みと相性が合わないかどちらかである。そんな「それ以上はちょっと……」というギリギリを攻めて行く。それこそアキュのダンピングファクタ4桁のアンプでねじ伏せた音でも聞いてみたいわ(ヤマハM5000のDFは300)。
・ムター+ウィーンフィル「悪魔のダンス」(イーストウィックの魔女達)
ホールトーンがふくよかで倍音ゆんゆんの録音もあって包み込まれ心地よい。小さなボディが高さ方向まで良く表現する。KOREと真逆でスケールメリット無い代わりに定位鋭い。ムターのソロは前に出てきて、管弦楽はその後ろに並び立つ。ミニマルスケールだが浮かび上がった金色かつ正統派のオーケストラ再生である。曲中トライアングルの存在感を埋もれずにピックアップする。
・カドリ・ヴーラン(Kadri Voorand)/I Must Stop Eating Chocolate
エストニアのシンガー。んー、録音かな。丸くてひずみ感が少しあって、コンパンダーが間に入って仕事した感。ただそれはそれで「データとして入ってるもの全部出しましたが……いけなかったですか?」みたいな。
ここからGT5000に切り替えてレコード。
・ディーン・マーチン/I'm Confessin’
1964年の円盤だがスクラッチノイズを感じず、更にノイズフロアも低くて感心した。令和最新型のレコードプレーヤは強力な駆動系と強力な磁石を使った俊敏な復調系を有するが、見事に融合した感。左右のセパレーションの甘さが気にならなければこれはこれで良いかと。「レコードっていいよね」ですね。PCMみたいに「屹立」してないので安心感がある。
・ノイマン指揮チェコフィル「新世界より」第4楽章。
1972年録音で「デジタル」の存在は一切無いので、余裕を持ってまるっと入っている。但しピアニシモの時間帯はレベル上げしてあり、応じてザラザラ感を伴う。これまた「入ってるもの全部出しましたが……いけなかったですか?」みたいな。ただ、D、F各レンジの狭さと輪郭の甘さを感じ……これはハイレゾ病か。そいやこれシンバル鳴った?
・ヘレン・メリル/You'd Be So Nice To Come Here To
聞けば誰もが「ああ、あれか」と思う名曲1954年モノーラル。時代なりだがマグアンプと真空管主体の回路でベストを尽くして記録しました感がしっかりと。「空気」が録れているのがすごく良い。
●JBL
ついでに寄ったら鳴らしてましたで軽く。エベレストをレビンソンのセパレートで駆動。実演奏より大きな音でビッグバンド。大スケールで迫力あるんだけどさ。ヤマハとか稠密・精密聞いてくると大雑把感があるわ。
●まとめ
新規性感じない代わりに特に物申すところは。一つ言えるのは「限界ギリギリ」を攻めてきたこれまでに対し、一服して「裕度」が見えてきたこと。そのなんだ、「物性」に依存するスピーカというメカニズムに対し、エレクトロニクスが手綱を引き締めてきたなと。24bitは1677万階調なのだが、ボイスコイルのストロークを1677万パターン用意できるようになってきたなと思うし、他方スピーカも「もう少し動けるよ、大きくも小さくも」という印象。そのくらいが「全部」(必要十分、ではなく)出してくる水準かなと。オーソドックスに行き詰まるとひねくれる事が多い「技術開発」だが、今のところ正当に純化している。
さて付き合っていただいた院長先生の感想も書いておこう。「音楽を聴く会」みたいなイベントは行ったことがあるものの、この手のガチなイベントは初めてだそうで「アキュフェーズという会社がすごく気になりました」(そんな状態で一発目アキュのフルセパレートなら、まぁ、インパクト強い罠)。「しっかりした技術に支えられ、説得力がある」とのこと。横浜にある会社だと説明したら驚かれた様子。まぁ、ステサンやHiViでも読んでないと出てこないもんね。「圧倒されたし、欲しくなった」。わかる。で、微妙に高価だと買うための算段に出がちなのだが、今日は生憎と?好都合なことに?全部クルマより高価な連中だったせいか、具体的なアクションには結びつかない様子。
「自分のシステム聞くのが怖い」
「分かります。でも、ここで聞いたバランス感を覚えておいて、少しでも近づけるように工夫してみる。それだけでも変わってきます」
音楽を聴く仕組みを揃えるまではただの機材調達。それを「可能な範囲で良くする」工夫を始めれば趣味。
「お金掛かりますね」
「でも、音楽を趣味にするって勝ち負けはないのでストレスにはならんのですよ。求めるところは安らぎと満足感ですから」
「なるほど」
お後がよろしいようで。
「横須賀色」の電車をかき集める。その昔東海道本線と横須賀線は東京~大船間で同じ線路を走っており、東海道本線への電車投入に合わせ、誤乗防止に色を分けたとされる。ただなんだかなその「まず、東海道本線。間違えないように横須賀線」という、脇役感が否めない。
「主役は一番長いオレだよな」
いやいやこの集合はこの電車「流電」ことクモハ52の入線を歓迎してのこと。
昭和11年のセンス。
千葉住みだったからこの色は地元カラーである。ただ、「横須賀線と総武快速が乗り入れをし、そのお古が千葉の地元電車になった」結果、地元カラーになったという経緯がある。
こいつら飯田線、中央本線、御殿場線、といったところにいたが、やはり出自は「元・横須賀線」の都落ちが定着したもの。
急行線に戻りたかったかい? pic.twitter.com/dzeq20YftW
— すのぴ@フォロー中 (@sunop2000) February 18, 2023
まぁ、お走りなさい。
子供の頃から数多昆虫を飼育し、数多死なれたせいか、「来るべき時が来たか」という感慨以上に特段思うところはない。それはそれで冷静に概観できるので時間を追って書いてみようか。
娘が生まれたのとほぼ同時期に弟の家に迷い込んだ子猫である。男の子二人が家を出、夫婦二人のみになった実家に「息子」として住まうことになった。2002年の話。初めて我々を見たとき、彼は毛を逆立ててフー!とやったのであるが、敵じゃないよと鼻先に指を持ってって匂いを嗅がせたら程なく落ち着いた。「下僕3号」に指名された瞬間であった。上記のように生き物は扱いなれているのでその旨感じ取ったであろうし、何より恐らく「オヤジと同じ匂いがした」のであろう。混同したかも知れぬ。
以降、千葉に引っ越して遊びに行く機会も増えると、遠慮無く下僕として使役してくるようになった。遊べ、モフれ、水を飲ませろ、エサはどうした、外に出せ。
猫は頑是無い生き物を理解するので幼い娘の無茶振りに良く耐えて遊んでくれた。どんだけワヤクチャにされても概ね温和にやり過ごした。ただ尻尾を踏まれたときは流石にガリッとやったようだが。
定期的に近所を巡回し、応じて野良と縄張り争いに発展し、敗北を喫したことも。
娘「プリキュア見ると早く治るよ」
ヒーリング・ブレアー!……を、本当にしげしげ見ていたのは大笑いした。
もちろん、そんなんで何か変わるわけではなくw
カラーを嫌がるのでハッパ(またたび)をキメるの図。
さて娘が成長するにつれ、実家を訪れるとマウントを取りたがる(猫地位的に上位を示す「高い場所」に行く)ようになった。また、娘や妻にはどちらかというとつれなく塩対応、対しオレには下僕として使役する。
御主人様にお仕えする喜び pic.twitter.com/dw83ZLoLnz
— すのぴ@フォロー中 (@sunop2000) July 22, 2018
殆どヤクザであるw
バステトかお前は。
10歳を過ぎる頃にはあまり猫じゃらしでぴょんぴょん跳ねたり、ということはなくなっていった。自分を優先し、妨害するものには抗議する、よくあるわがまま猫として権勢を振るった。これは暑いので三和土がひんやりキモチイイのである。どけバカ。開かないだろうが。
「おモフりいたします」「うむ、苦しゅうない」
そして父が大病を得ると彼は寄り添い膝の上にいることを好むようになった。猫は良くこれをやるが、死臭を感じて死んだら即食うためだという説もあるがさておき。そして父の最期の朝はずっとみゃぁみゃぁ鳴いており、それで母が異変を察したという。
父の死後、目に見えて衰え始めた。毛並みはボロボロになり、痩せ細り、夜中に大声で鳴き、水を頻繁にほしがる。下僕に甘える。
(奥のミカン箱は上の方でマウント取るべく入って耳だけ出ているミカン箱である)
NECOM は じゃれつく を つかった pic.twitter.com/ES1cw7yugZ
— すのぴ@フォロー中 (@sunop2000) September 11, 2022
傷を作ると治らない。免疫不全(猫エイズ)で、水を求めるのは猫の宿命、腎臓の悪化を示唆する。
先の大寒波で1週間の実家勤務を試みた理由は母のサポートだけではない。こいつが耐えきれない懸念があったからだ。母はこいつをこたつに入れるのを嫌ったが、寒い中ひとり(一匹)にしておく方がヤバかった。下僕として父の一周忌までの7日間、そばに居てやろうと思ったのだ。半年ぶりの彼は老いさらばえ痩せ細り、五感も衰え、認知症の症状もあった。この座卓の上にある木の実のようなものは「またたび」の樹皮である。でも反応しない。もう、分からないのだ。下僕に何かして欲しくても「みゃぁ」と鳴くこともない。何かして欲しいのだが、何をして欲しかったか忘れるのであろう。先だって戸を開け電気を付け、水か?ご飯か?と言ってやらないと動かない。そして彼は上の動画のように水を直接蛇口から飲むが、水を流してもそれがどこにあるのかすぐには分からない。右往左往してとんちんかんなところをペロペロなめて、それでも何とか蛇口にたどり着く。視力もかなり低下していたと思われる。
大往生しました。享年20 pic.twitter.com/PrX0DRj4GI
— すのぴ@フォロー中 (@sunop2000) February 17, 2023
これは2階にあるトイレに行きたいが、上記のようにいったん忘れて立ち止まり、再度尿意に「そうだトイレだった」と動き出したところである。そのトイレも粗相が多くなったと母は言った。
そして2月17日早朝。胸騒ぎに目を覚ますと母からの着信履歴があり、折り返すと横たわる猫の写真が送られてきたのであった。四本足の生き物が全部投げ出して横たわっているのは、何かあっても逃げられない・起きられない状態に陥ったことを意味する。
(これは類例だが単にリラックスしている状態。頭は起こしている)
「体温が測れないほど低い」
獣医は最後通告をしてきたという。足や尻尾がピクピク動くと言うが、そうした動きは徐々に無くなり、身体は次第に冷たくなり、口腔からの唾液、傷口からの漿液の滲出が止まらなくなり、そして夕刻、天国の父の元へ旅立ったと報告が来た。それは消えゆく線香花火のようであった。徐々に小さくなり、徐々に止まり、弛緩して行く、生き物としての機能の停止の有様であった。まぁ、意思ある生き物としては朝のうちに旅立っており、以後は痛みや苦しみは感じなかったであろう。20歳推定。幼い娘と遊んでくれ、父に最後まで寄り添い、父の死後は母を支えた「家族」であった。父の一周忌法要の際、コタツから出てきてみんなの中にいたのは、君なりの家族の主張であり、別れの挨拶であったのだろう。君の生きた証と最期をここに記録しておく。
ヒト以外の「死体」は基本、「モノ」扱いだが、八王子市の場合は一体1000円で「処理場」へ持ち込むことができる。でも「処分」できる?
一方、そこら辺に埋めるというのは公衆衛生上の問題がある。どんなに深く埋めても動物は絶対嗅ぎつける。
彼は獣医で清めてもらい、ヒトと同じく漏出防止の綿入れなど施し、白い箱に眠っている。
週末、自分は動けないので娘が手伝いに行ってくれるという。
さらばだ。そしてあっち行ったらまた父ちゃんの膝上に乗って困らせてやれ。
「また来たのかよ~」
オヤジのぼやきが聞こえるようだぜ。
まぁ、ねぇ。
「特許も取ってるのに優良誤認なの?」
それがね。前もちょっと見て書いた気がするけど、この特許自体は、
スパークプラグに何かしてあるの分かる?要はここを導電体入りの材料にすることによって、点火用スパークの出方が均一になる、みたいな内容。まぁ燃料気体がランダムにあちこち着火するより、一点や線上で着火し、均一に燃焼が広がった方が、不完全燃焼とか起こりにくそう、みたいな気配はする。ただそれを
給気部に貼ってもねぇ。そしてこれ、特許本体の物言いと関係ない事が分かりますか?
で、困っちゃうのは。
オーディオ用があんねん。貼ると音が良くなると。2枚セットで1まんえん。
「貼り付けにより音像・定位感が増し、私たちの耳に届く音がクリアに感じられます。 」
スピーカの前に金属体貼れば、そいつの固有周波数で振動するわけで、一定周波数のバイアス掛かってるだけじゃねーかって気がするのと、スピーカの発音原理って「電力でコイルをシコシコ駆動する」のであって、例の円盤発音体の後ろで電界が出来てるんでやんすよ。それとこの板の
「希土類元素含有鉱物、ニオブまたはタンタル元素含有鉱物、アクチノイド系元素含有鉱物、トルマリン、黒曜石および松鉱石からなる群より選ばれる少なくとも1種の特殊顔料を含有する」
こんな材料の発揮する空気のイオン化とどっちが強いと思う?むしろこの板ン中の荷電粒子がスピーカ駆動の電界でガサガサ動く方が大きいと思うんだけどさ。
ちなこれ某大手レコード会社のチーフエンジニアが絶賛してるらしいんだが、大丈夫なのか、色々と。
空気の密度や粘度が変わると、音速や損失(音響インピーダンス)が変わるので、音質に影響が出てくるが、ワット単位の音響エネルギに金属板貼り付けて影響及ぼす効果なんかねーよ。
だめです。こういうのは。は?IACCのグラフ?縦軸引き延ばしてるだけじゃん。相関なんだから少なくも0~1まで出すべきだろうし、負の係数を示す部分はないのか?って気もするし。都合のいいとこ取ってきたとしか思えん。
パンを買いに行くのだが2キロ先まで1.4トンのクルマ使うかって話で自転車にする。あ、そーだ注油しようと思ってずっとそのままだったわとKURE556をシューシュー。行って戻って妻のチャリにもシューシュー。
線路の中に収まる。土日鉄道は実物換算3.6キロ(24メートル)に及ぶ勾配区間があって、10両編成以上の場合動力に一工夫しないと登坂できないのだが、「動力車2両」はなんだかんだ調和が取れないという結論に至った。スローが効かないとか、片方なにがしか速度が落ちた瞬間にもう一両の駆動力で脱線するとか。
1両で頑張るわけだが、手段としては写真の通り。ゴムタイヤ付きの車輪を2→3とした上で、鉛板を積んで加重する。車輪がレールに密着するので踏ん張りがきくほか、集電性も向上する。
鉛板としれっと書いたが重要なことなので何度も書くのだが、鉛というのは基本的に毒である。密度が高いのでサイズのわりにズッシリ感があり、切断するとギラギラ光るが程なく酸化膜が出来て「鈍い鉛色」を呈する。いかにも毒である。その「毒感」が機械ヲタには刺さるのであるが、毒であるから素手で触るもんじゃない。もし触ったら即手洗い。
洗浄油で車輪磨きながら列車の入れ替え。グリーン車は大都会に良く映える。
昨今のノーパソ、タブレットは薄く作るので「大きな端子」を付けないことが多い。そこでUSBやイーサネット、HDMIなどを一つにまとめたハブが用意される(自分で買う)場合が多い。マルチメディアハブとかドングルとかドックとか言う。
支給VAIOさん、家で使う分にはタッチパネル以外無線で、付け外しは電源とそのタッチパネルのUSB-C端子だけである。問題は会社で、REALFORCE、HDMI、イーサネットと繋ぐべきヒモがあって、しかもREALFORCEとHDMIは固い。
都度抜き差しめんどくせ←じじい
逆にドックの出番であろう。全部挿しておいて、パソとの抜き差しはUSB1カ所のみ。
だいたい1まんえん。高っか!←ヘッドセットに万突っ込んで良く言うわ
ケーブル3本抜き差しと、硬さでこじる故のその部位を壊すリスクvs1万円でUSB一本化、ファイッ!
問題は業務用なので安易に外為法上の「ろ地域」製品を使うのはヤバいということ。
まずマイナンバーカードができあがったので取りに行く。
「予約されてますか?」
「取れませんでした」←嫌味
見れば人だらけ。雨だから空いてるだろうと出向いてみればあに図らんや。これから「申請」する人と、「受け取り」と「マイナポイント」が一緒くたでカオス。
「混雑しております~」
毎回手書きで手続きさせるからだよ無能。
番号札呼ばれて窓口行くと「パスワード書いてお待ちください」なんだよまた書いて待つのかよ。
「お待たせしました」
カード見せられて記載内容確認。
「よろしければそちらのタッチパネルで、決めて頂いたパスワード入力してください」
……運転免許証のソレもだが、なんか意味あるのかこれ。ちなみにこれ、いまこの記事を画面で読んでる方にはなんくるない作業とビジュアルだが、
・タッチパネルってなあに?
・パスワードってどう決めればいいの?
・「入力」ってなに?
・このちっちゃいテレビで何見るの?
令和も5年だがこういうデジタルデバイドが割とマジでガチに存在する。この窓口に係るデバイドの持ち主が座るとそこでとてつもない時間が消費される。が、上記カオスの方々はそれぞれスマホをいじり倒しており、窓口で引っかかる向きはなかったようだ。
ポチポチ、確定。
「カードお渡しします」
ふう。
昼飯は味噌煮込みうどん。名古屋でネタに食う方は駅やデパートのチェーン店を利用されるだろうが、これは地元の店の土着もの「ディープ味噌煮込みうどん」とでも言うか。うどんの「硬さ」は控えめだがとにかく味噌が濃い。平日の昼間なので中は昭和。昼間っからメートル上がってる(※)じいさん達と、気取って天ぷら定食のおばさま達と。店のたたずまいもあってスマホがなければ昭和そのまま。
濃いわw
「ありがとうございました~」
ランチセットは串カツとサラダとご飯が付いて850円なり。上記チェーンだとうどん単体で1000円だぜ。
食後は農協。家のローンをここで組んでいるので応じてポイントが貯まる。ポイントでお米買って帰る。
ミッションコンプリート。
※メートルが上がる:死語。酔っ払っているを意味する。酔った結果血圧計の数値がガンガン上がるという意味だとする説と、酔っ払って「しゃっくり」が付く現象を「しゃくが上がる」と表現していて、尺貫法がメートル法に変わったことからシャレで「しゃく」を「メートル」に置き換えたという説あり。ネタとしては後者の方がおもろいわな。
「声聞こえないですよ」
「え?」
「何か言いました?」
ゼンハイザーのヘッドセット。会議のネット化移行に際し、会社支給のヘッドセットに嫌気がさして自腹を切ったが、2年程度でこの状態。そしてどうやら、マイクがイカれたらしい。「1万円のヘッドホン」と書いて印象は人ぞれぞれだと思うが、もうちょっと長持ちして欲しかったと思う反面、オーディオ機器としては安価な部類なので「こんなもんか」とも。
さてこの人の利点はマイクがアーム式なので、マイクの位置が固定されることなのだが、それを「口元とマイクとの距離が一定である」とするならば、現下在宅で獅子奮迅(?)の活躍をしているXM5でも同じなわけで。
しょうがねぇなぁ。ただそうすると通勤ウォークマンタイムもXM5にした方が機材の運用効率としては良い。ガチ聴き用のイヤホンと別個に出勤日にXM5持ってって持って帰ってとか非効率だしね。ただねぇ、IER-M9と音質差が大きすぎる。
お前ヒマしてたな。会社行く?w
耳鼻科。
「どうですか?」
「スッキリしました」
「前回聴力ここに問題がありましたから検査しますね」
だからよー。そこは丁度耳鳴りがいた帯域だろうがよ。まぁええわ。ぴー、ちー、ぼー。
「良くなってますね。またおかしくなったら来て下さい」
そりゃその突発耳鳴りなくなってんだから元通りだろがよ。ほう、1万Hzまだ行けるのね私。
あら?お薬は?
「ありません」
つまり寛解終了と。ま、いいけど。ATP甘くて美味しかったんだけどなぁwなお、パソコン肩こりに起因するモノではないだろうとのこと。
整形外科でケツ揉まれて晩飯用の有象無象を買って帰る。さてこれで問題部位は縫工筋さんだけ。かなり腫れは引っ込んだのだが、ここで動かせるからと膝を曲げてぶり返したこと数回。引き続き慎重に。
●おまけ
耳鼻科待合で隣の女の子が泣いている。鼻血が出たらしい。
「痛いよ~」
今日は整形外科で枕に巻くタオル
を持参している。涙でグシャグシャの女の子、ワイの持ち物にコレを発見。
(ちらっ)
「……痛いよ~(ちらっ)……痛いよ~(ちらっ)……(ちらっ)……」
(ガン見)
よっしゃ!プリキュアの仕事や!←なんで関西
↑ウチにある唯一の外為法上の「り地域」の製品。メモリ類は東芝、ウェスタンデジタルあたり選べるモノを組み込んでいる。さて、今日は悪口(おいおい
「プレーテッドシティの魔女」ってのが「銀河鉄道999」にあってだね。「金メッキ」の星が舞台。
↑何だと思う?
王室の宝物だから我が国の王室工房が作ったものに違いない。文化財に登録だ→日本の小林時計店の押印があった→日本製なので取り消し
その「花瓶そのものの文化的価値」は問題にしてないのよ。
「原理はよく分からないけど使えるから使っている」とはそれこそ999の動力機構に関する設定だが、その「未知で高度なもの」に対するリスペクトを描いてあるのよ。比してこの「一見日本以上」を装う国はどうよ。似せたモノを用意して「越えた」という、猿まねの劣化コピーでしかないのに。
で、これ。今年のグラミー賞は日本人が2つ持ってったが、向こうではこういう報道のされ方をしている。いや音楽的には「各ジャンルいいとこ取り」で動画プロモーション全振り……めっき楽曲そのものじゃん。
毎年、ノーベル賞がもらえないギャオオンしてるわけだが、上澄みをかき集めてかっさらって行くような状態で人類の発展に貢献するような「原理原則を踏まえた本質が有する課題の解決」なんかできるわけないわけで。で、逆恨みのあげく「その文化の根幹は我が国から奪ったモノだ」とか言い出し始める。姿勢や行動に一貫した本質的な何かが見えるわけだが、ソフィスティケートとは真逆ですわな。
例の水ハヨ放出せぇ。政争の具にするくらい嫌ってるらしいから。もっと嫌ってくれ。
トルコの地震で犠牲者が1000人超(日本時間19:30現在)。
ここはアフリカ・ユーラシア・アラビアの各プレートが衝突しているところで、そもそも地震が多く、時々こういうのが起こる。震源分布を見るに「東アナトリア断層」の活動によるとみられる。「阪神・淡路」に類似した内容だが、こちらは以降もM5~6クラスの余震が続いており、状況はよりしんどいと思われる。
トルコは日本と並ぶ地震国なのだが、古代の地震がアラビア語で記録されていて十分な調査が進んでいないという。レンガの建物が多く被害が拡大している。なんかこう、AIによる文献解析や対策における日本の知見の展開など、「減災」の余地と必要性が大いにあると考える。
よらず救えた人命が簡単に失われて行くのを見てるだけなのは忍びない。
え、またかよ。。。
お願いします。
放送一回目。娘と一緒にチェック。
コンセプトしっかりしてるし、主人公が「幼すぎない」のが良い。コレ重要で「子供は、子供だましを見抜く」のである。過去ウチに遊びに来た鉄なお坊ちゃん達は、逆に土日鉄道の連中を見ると畏まって自分から触ろうとしない。
知識とスキルと必要とする手に負えない「本物」だと分かっているのである。同様に、あってしかるべきリアルさを伴っているからこそ、「憧れのお姉さん」として見てくれるのである。必要以上に「幼稚」にするのはオトナ目線の見下し以外の何物でも無いし、第一、あり得ないキャラクタに成り下がるので魂が宿らない。見ているオトナもしんどい。
「初代を彷彿させる」とは娘の弁。うんうん、変革して行く必要は感じるが、盤石な基本線は保持して良い。
良い立ち上がりと評価する。おっさんでも普通に見られる。今後に期待。
「耳がヤバたん」で病院に行った話は昨日書いた。血流改善で様子見ましょうでATPをもらった。
現在まで3回飲んだ。
その「風船を挟んだように」聞こえる症状と、伴う左右の聞こえ違いによる違和感は消えた。
に、加え。
元々バックグラウンドノイズ的に走っていた耳鳴りも消えた(肩こりと同期するわずかなピー音は時々存在する)。
「静寂から立ち上がる実態感のある音像」とかオーディオ評論でよく見る文言だが、静寂を基本にいろんな音の過渡特性が高まって聞こえる。要するに「リアルさ」が増しているのだ。結果、オーディオのボリュームを少し下げても非常にクリアだ。
小学生の頃、家に着く前から母親がテレビを見ている(ブラウン管のスキャン周波数15750Hzが聞こえる)のが分かるほどで、応じてオーディオヲタクになったのだと自覚しているが、それはひょっとするとADHD者の聴覚過敏の一形態であったのかも知れぬ。
さてこの結果、ウチにそんざいする3つのオーディオシステムの音質差がより明瞭というか「あからさま」に聞こえるようになってしまった。「聞けりゃいい」にした装置の音がマズくて聞けないw
問題はこの後である。症状が治まったと報告すると、もう一回くらい薬もらって様子見&またおかしくなったら来てね、になろうが、「特に違和感は無いけどオーディオ的快感は維持したい」という欲求の出現を心配する。
いい音で聞きたいが為にお薬を飲む。
やばたんw
早朝に目が覚めて耳がおかしい。
左だけ風船越しに聞こえるような感覚。自分の声が鳴き竜のように響いて聞こえる。
横になっているとやや落ち着くが、立ち上がるとその仮想「風船」が大きく感じる。左右で音量差があるので不快なことこの上なし。
検索してヒットするこれらに合致する症状は「耳管開放」だが、時間が経っても治まらない。
突発性とか三半規管系だったらヤバいので、午前中は姿勢を低くする意味も込めてこたつパソで在宅勤務とし、午後を休暇として耳鼻科へ赴く。昼食後通院時間直前までずっと横になっていたせいか、違和感はかなり緩和されたが、そのかわり大きめ耳鳴りに遷移した。
混雑する医院だが待ち15分ほどで通される。医師は問診票を見るなりこちらの話に聞く耳持たず耳の穴を覗く。
「風船を挟んだような……」
「そうです良くあります鼓膜には特に問題ないね聴力検査受けて」
句読点がないぞ。
さて検査装置はヘッドホンスタイルの良くあるタイプと、骨伝導式の計2回。周波数応答表ができあがり。
「左のこことここが感度落ちてるね」
いやだからそこは今走ってる耳鳴りともろかぶりの帯域。
「内耳の活動が弱まってると思うわ。ビタミン剤と安定剤出すから様子見て。薬飲み終わったらまた来て。ハイどうぞ」(原文ママ)
「耳管……」
「違うね」(バッサリ
まぁ先週ずっと実家にいて「土日にうだうだする」ってのやってないから、疲労で血流や神経の働きが下がってる部分はあると思うわ。スマホとパソコン見てれば肩凝って淀むしね。
処方薬はメチコバールとATP。めち子はビタミンだからいいわ。ATP……めまいを改善?頭部外傷後遺症改善?アデノシン三リン酸じゃねーの?
薬屋の解説は理系気取りにはぬる過ぎる。
ATP
まんまやんか。ほうほう、内耳機能改善。機序は?
ATPは、いわゆるEnergy rich phosphate bondを有する化合物の代表的な物質として生体内に広く存在しており、生体内での必要なエネルギーはATPにより供給されている。また、ATPの作用には血管拡張作用があり、臓器の血流を増加するとともに組織の代謝を賦活し、機能を改善する。
実際に使用したときのエビデンスはどうなのでしょうか。結論から言えば、質の高いエビデンスはほとんどないと言ってよいでしょう。アデホスを販売している製薬企業から、効果の根拠として示されている論文は、いずれもかなり古いものです 。
ああ、「そういうもんだ」系か。まぁエネルギーの根源だから喜んで取り込んで広げようみたいな感じかな。調節系眼精疲労……スマホ野郎にも効くんか。
結論:血が足りない
まぁ、期待しましょう。
ヒトは「生きておく」ために何もしなくてもエネルギを消費する。基礎代謝という。
また生きるためには体中に血液を潤沢に巡らせておく必要がある。酸素と栄養を配り、老廃物と二酸化炭素を回収して行く。
不足するとおのずから「眠い」「値を巡らせる水分が足らない、喉が渇く」などとなるのだが、年食うとその辺の自律制御が鈍くなる。これを老化というw
老化の意味するところは、身体がシグナルを発するのを待つことなく、意図して(無理に・故意に)題記のアクションを取る必要を要求する。
歩くのに「右足出して、左足出して」と都度都度意識することはないであろう(本当にヨボヨボになるとそうやって歩く必要が出てくるのだが)。だが題意については意図して行わないと不足することになる。大丈夫と思っても厚着をし、乾いてなくても定期的に水分を摂り、ポケGOでも何でもいいから身体を動かし、とっとと寝る。身体の衰えを脳でカバーするのである。
人間・五十年。←信長より長生きしてしまった。。。
「ひろプリ」こと23年作品「ひろがるスカイプリキュア」で20作目。初回の放送日が2004年2月1日なので、今日はプリキュアの日、なのだ。
「女の子だって暴れたい」が初期のコンセプトで、以降「らしさ」と「ジェンダーフリー」の間で一貫しつつも模索をしてきたかと思う。女の子=赤やピンクという固定観念にブラック・ホワイトをひっさげて登場し、一昨年「トロピカルージュ」の主人公は虹色、今回作品はついに(?)青である。
娘の曰く、信念を持つことや倫理観、友達の在り方、みたいなのに影響を受けているという。「プリキュア魂」とでも言うべきか。
親として良かったというか「ちょっと違う」ことが出来たなと思うのは、千葉という地の利を生かして、歌手や声優のイベントに娘連れてって、リアルなつながりを持てたこと。そこらのショッピングモールに歌いに来て下さったからね。現下声優さんが歌うせいか、マネジメントが間に入ってライブ参加など非常にハードルが高く、終わった後サインもらいながら「女同士として」喋ることは極めて難しい。まぁセキュリティ面で理解はできるんだけどね。「プリキュア歌っているお姉さんと実際にお話しできる」……これが幼女様にどれだけ強いインパクトと永遠の思い出をもたらすか。大箱ライブ指向をチト考え直してくれるとありがたいわ。東京にサクッと行ける幼女様は限られておりますので。
ひっひっひ。仙台エリさんもいつもレスくれてありがとね。
伝説が綴られ行く有様をリアルタイムで見ている感覚。プリティでキュアキュアであれ。
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