どうすんだこれ
まぁ、ねぇ。
「特許も取ってるのに優良誤認なの?」
それがね。前もちょっと見て書いた気がするけど、この特許自体は、
スパークプラグに何かしてあるの分かる?要はここを導電体入りの材料にすることによって、点火用スパークの出方が均一になる、みたいな内容。まぁ燃料気体がランダムにあちこち着火するより、一点や線上で着火し、均一に燃焼が広がった方が、不完全燃焼とか起こりにくそう、みたいな気配はする。ただそれを
給気部に貼ってもねぇ。そしてこれ、特許本体の物言いと関係ない事が分かりますか?
で、困っちゃうのは。
オーディオ用があんねん。貼ると音が良くなると。2枚セットで1まんえん。
「貼り付けにより音像・定位感が増し、私たちの耳に届く音がクリアに感じられます。 」
スピーカの前に金属体貼れば、そいつの固有周波数で振動するわけで、一定周波数のバイアス掛かってるだけじゃねーかって気がするのと、スピーカの発音原理って「電力でコイルをシコシコ駆動する」のであって、例の円盤発音体の後ろで電界が出来てるんでやんすよ。それとこの板の
「希土類元素含有鉱物、ニオブまたはタンタル元素含有鉱物、アクチノイド系元素含有鉱物、トルマリン、黒曜石および松鉱石からなる群より選ばれる少なくとも1種の特殊顔料を含有する」
こんな材料の発揮する空気のイオン化とどっちが強いと思う?むしろこの板ン中の荷電粒子がスピーカ駆動の電界でガサガサ動く方が大きいと思うんだけどさ。
ちなこれ某大手レコード会社のチーフエンジニアが絶賛してるらしいんだが、大丈夫なのか、色々と。
空気の密度や粘度が変わると、音速や損失(音響インピーダンス)が変わるので、音質に影響が出てくるが、ワット単位の音響エネルギに金属板貼り付けて影響及ぼす効果なんかねーよ。
だめです。こういうのは。は?IACCのグラフ?縦軸引き延ばしてるだけじゃん。相関なんだから少なくも0~1まで出すべきだろうし、負の係数を示す部分はないのか?って気もするし。都合のいいとこ取ってきたとしか思えん。
コメント