おめでとう侍JAPAN
昼前。オフィス内。
キーボードのカチャカチャカチャ。
マウスのカチカチカチ。
静寂。
「勝った」
誰ぞのつぶやきに、男達すべからく手が止まった。
プッシュ通知がぴこん。
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1934年、ベーブルース率いる大リーグチームは日本と親善試合をして「幾らでも点が取れる」と要するに馬鹿にされたのである(16戦全敗)。より90年。
アメリカで行われたアメリカ相手のガチンコ勝負でついに勝利を収めて「世界一」を手にした。体格的に明らかに不利な相手に精密さとスピード、何よりチームプレイで繋いで、守って、信じて、降した。
日本の進歩だと思うし、何より野球においては「身体能力に差があっても勝てる」ことを示した物と言えよう。そう「柔よく剛を制す」そのものだ。
さて今大会、逆転サヨナラだの、チームメート同士の対決による幕切れなど、ドラマティックなシーンは上げればキリが無いが、終わった後のラグビー「ノーサイド」にも通じる相互に相手を称え合う姿が多く見られたのは記録に残しておいて良い。1点差の攻防を演じたアメリカはもちろん、9回裏の文字通り1球でひっくり返るまで死闘を演じたメキシコは優勝カップを手にしていてもおかしくなかった。のみならず、予選においても日本から先取点を奪ったオーストラリアやチェコ、中国も先発を日本は打ちあぐねた。総火力は違ったかも知れないが、しっかり実力はあるのだと思う。再度相まみえたいと思うところだ。
ちなみにこの大会、侍ジャパンはリーグそのものは全勝で頂点に立ったが、壮行試合を含めると、ただ1チーム、負けた相手がある。
世界一の侍JAPANに唯一勝った中日は宇宙一w
……てか今年は頑張れよドラゴンズ。ワイ虎やから応援せんけど。
追伸:水島新司さん。あなたがご存命なら描いたであろうこの上ない対決で結末しました。
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