百聞は一見にしかず
さて起きてお祭り会場赴くと程なくダスキンのレンタルトラックが来て荷下ろし。焼き物の鉄板とかガスレンジとか。
PAセットとか。
何だよ借りたんじゃん。電器屋が配線してくれないから止めたと聞いたのに。
「え?ウチで吊りますよ」
とはその電器屋さん。あそー。ちなみに逆にアテにしていたビクターのカラオケマシンやマランツのオーディオアンプは押し入れ老人会コーナーにその姿が見えない。
「あるはずですよ」
「ないですよ」
「そうですか。よく判りません」
マトモに動くオーディオアンプ処分したのかよもったいねーなー。そこへ踊りのお師匠さん「いつもお世話になっております^^」
CDを渡される。曲紹介無しの練習用のもの。要するに。
・オイラに頼んだと聞いて30年前住人の信頼と実績でオイラに任せた踊りのお師匠さん達
・電気やってと言われて応じてちゃんと準備してくださった電器屋さん
・音楽やってと言われて超気合い入れてCD作った方々
があって、相互の連携が取れてねぇ。出来上がったのは町内会のCDラジカセのヘッドホン出力をTOAのPAアンプA-1706に刺したシステム。
「後は手持ちのスマホから出そうかと」
スマホ……Androidか。盛り盛りのノイズが出ますよ。フルボリュームで出力するから電池モリモリ減りまする。通知のピコンとかも混じるし。CDラジカセはバックライト無しの液晶だから「何曲目」か見えなくなる……。
「こっちつないでみますね」
パソ→ローランドのオーディオインタフェース→レベル調整用にオーディオテクニカのヘッドホンアンプ→TOA1706。
端子はTRS→ステレオミニ→TRS。
「説明書無くてもいいんですか?ダスキンの人が忘れたから届けますってさっき……」
♪新時代は~
「おお、凄いですね」
踊り本番までは模擬店タイムなので、この手の流行歌と古今東西の踊り音楽を混ぜて流す。PCにランダム再生させておけば良い。なお「音源」自体は令和最新型が提供されたので、ノイズ消したりとかのりぺったんに改造したりとか全部徒労。いいけど。
ハードウェア。TOA1706はプリメインアンプだが、プリアンプの制限、パワーアンプの制限、スピーカーのひずむ限界とそれぞれあるので、更にテクニカのヘッドホンアンプを前に噛まして曲ごとの音量差調整を行う。
ソフトウェア。屋外使用なのでパソには冷却シート(ファンが回ってるアレ)を履かせ、上からも扇風機でぶっかけ、CoreTEMPでCPU温度を監視。今日は曇り空で風もあって温度によるハングアップはなかった。え?ハングアップ対策?
ウォークマンさんだよ。なおアニソンの継ぎ足しに少し参加。
さて今回お祭りは数年ぶりの開催もあって模擬店にはギッシリと行列が出来た。「ただ、並ぶ」って子供達退屈するわけだが、ここで「ぶっ込んである流行歌」が効果を発揮する。要は知ってる曲なのでテンションがチャージされるのだが、今回最も効果てきめんだったのはこの曲だった。
♪まっくすは~
「この曲知ってる!」とは幼稚園年長さんくらいの浴衣の女の子。よらず幼女様各位みんな一斉にスイッチ入ってニッコニコSSR。もう「キラーコンテンツ」「スタンダード」になっているのだ。
終わって「CD作った方」にめっちゃ頭下げられる「助かりました。昭和の盆踊りだけでどうやって時間潰そうかと」それは無茶。
言うてこっちは文字通りノウハウと買い集めた音源って「蓄積」の結果だけどね。
「来年もお願いしていいですか?」
……いやそこは手法受け継ぎますとかじゃくて?😅
「ここまでやらなきゃならない」難しいことしているように見えた?これが絶対ってわけじゃねーんでやんすよ?楽曲のレパートリーだってようつべでプレイリスト作っときゃええんやし。
« 百聞は一聞にしかず | トップページ | 令和の帰郷スタイル »
コメント