仮面様容貌
手術入院から義父が退院したのだが、レビー小体症的に「状態が悪い」。
歩くことがままならない。抱きかかえて引っ張るようにしてクルマに乗ってもらい、家の車庫で下ろすのだが、もう動けない。そのうち前屈みになってきて倒れそうになり「ここでええが……」炎天下ですよ。デイサービス(徒歩2分)まで車椅子を借りに出向き、車庫ー玄関までそれで移動。足を抱えて動かすなどして屋内へ上がり込み、再度車椅子で室内を移動。結果「家の車庫から屋内に入ってベッドまで」1時間を要した。
いろんな物が見える、聞こえる、視界が揺らぐなど、レビー特有の「認知状態の異常」がフルセットで出ているほか、タイトルに示したのっぺりした表情を呈しまるで別人のよう。呼びかけると答えて一応会話が成立しているように見えるが、基本的に常在の人格は退行しているので「右から左に」である。人間、「ガクンと来る」ことはままあるが、認知症も同じで半日で進むことすらあり、入院などトリガになりやすいと自分でも書いているが、まぁ、そういうことだ。ただ、過去最大に状態は良くない。心配したデイサービスのスタッフが様子見に来てくれ、お手伝い頂いて衣類一式を着替える。食事は自力とか到底無理で、まぁ、入院中は至れり尽くせりだったのだろう。コンビニに行っておつまみ用のスティックかまぼことか手巻き寿司を購入。
「明日のデイは訪問に切り替えてもいいので、また何かあったら連絡ください」
それでもウチは恵まれている方。大都会で、そばに施設や医院があって、サッと来て下さる。
車椅子とかまどろっこしいので、使用記録を付ける場合はWheelCareerの頭文字でWCと書く。当面、「足」を頼むぜ。
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