ソニー・タカラトミー・シャープ・三菱電機月面に達す
月面探査機SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)さん
(三菱電機のサイトより)
月面に達す。但し。
どてっ。逆さま。
本来このように、シャープさん謹製の太陽電池パネルを甲羅にしたカメのように降り立つ予定が、着陸直前にエンジン出力が失われて、衛星自身が(こいつ自分で考えて判断する)どうにか降り立った結果がこれ、とのこと。いささか不細工だが狙った地点の55m離れたところということで、
まーいーか。
で、この写真はどーやって撮ったんだって話なのだが、お供の探査ローバ(Lunar Excursion Vehicle LEV-1)を経由して、同じくお供の変形型月面ロボット(LEV-2)
(タカラトミー)
が撮ったもの。こいつは元気に走り回っているそう。なおSLIM自身が撮ったモノはこう。
SLIMは電池を残り12%の状態で電源断として、太陽電池に光が当たるチャンス待ち。お月さんはウサギさんのいる側(表)をずっと地球に向けたまま、29日かけて地球の周りを回っている。つまり、「地球を巡る周期」と「自転の1回転」がまったく同一、ということ、なので、南極・北極および一部のクレーターの中以外は、月に1度は陽が当たり、発電出来るチャンスがあると。
・目標地点に下ろすこと→55mずれ
・お供の探査機を下ろしてそれぞれに与えられた仕事をすること→活動中
まぁ、アメリカやソ連の最初の月への到達が「突っ込ませる」(激突)だったのに比べたら、いささか不細工だが、「着陸」と言えるんじゃね?んで何でスラスタぶっ壊れたかな三菱電機さんよ。
ここに、メイド・イン・ジャパンがおる。
« 【プチ家電レビュー】JAPANNEXT製モニター「JN-IPS238FHD-T」 | トップページ | いざというときの迂回路 »
« 【プチ家電レビュー】JAPANNEXT製モニター「JN-IPS238FHD-T」 | トップページ | いざというときの迂回路 »
コメント