ウォークマンって万能♡
ぎゃははは。Adoちゃんの楽曲おもしれぇ。ちなみに低音爆撃揃いなのでスピーカー使って室内にぶっ放すと良い。さて本題。
こんな記事を見かけた。ロジハラするので名を伏す。えっとね、すげぇこと書いてあるの。
ウォークマンでCDフォーマットをハイレゾレベルに高音質化?
ええウォークマンにはオーバーサンプリングによるビット拡張、DSEEを使ったDSD化とか持ってますよ。44/16を384/24とかDSD5.6MとかでDA変換する。でもね、元の音源にないもの(最初からハイレゾで録音された楽曲なら含まれている繊細な成分)出るわけないでしょ。この処理を行うと「デジタル化に伴うフィルタ回路」を音質に影響の少ない構成にできるというメリットがあるわけ。専門用語を使うと「フィルタによる位相回転を緩やかに出来る」。
ただねぇ……例えばCD音源を384とかに拡張した奴とか、こう「細かい砂粒を敷き詰めたような」何かを纏った音になるのよ。昼下がりの民放BSで「水戸黄門4Kリマスター」とか放送してんじゃん。映像で言うとあんな感じのザラザラした何かがまとわりつく。それよりは44/16なら元のママしかし令和回路でガッチガチに精度良くDA変換された乾いた音の方がよほど歯切れがいい、というのが一周回った結論。況んやハイレゾ並みとか。
名の知れた家電系の雑誌の記者さんが書いておられるが、ちょっとねぇ。この間の開封5分で売り飛ばしたSACDとか、某アニメ主体のレーベルで存在した「デジタルマスターを高精度にアナログ変換してハイレゾ化」とかね。理論的に意味の無いことすんなって。
何とスーパーオーディオCD。当時CD作成時に使ったものより「鮮度の高い」アナログマスターテープからハイレゾ化したんだって。シンクラヴィア(小室哲哉のシンセサイザ)って音楽データをハードディスクに吐き出せる(=デジタルのママ)んじゃなかったっけ?ちなみにこういうのは「アナログからデジタルに変換する際にその当時ではカットされていた情報」が含まれているので、ハイレゾ化する意義はあると言える。ただ、当時の機器(回路)が繊細な情報を余さず扱えていたというと「位相が回る」方向なので、真の生音・原音からはスポイルされてはいる。でもまぁ、「GORILLA」以前のアルバム(いわゆるFanks時代の前)は音質KUSOなので、そこが底上げされたのはありがたいかな。
「良いか悪いかは結局耳だ」そうだけどさ。理論的に明らかなことは抑えとこうよ。騙されて「高音質化装置」買うよりええやろ?w
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