ドメスティックでユニバーサル
CD/スーパーオーディオCD/DVD/ブルーレイ。合わせて映像や音楽を記録したCD-RやDVD-Rなど。
を、1台で再生出来るキカイがリビングにあると、色々便利である。こーいうきかいをユニバーサルプレーヤーという。
持ってた。スマホ屋として名を残すOPPO製で、上記に加えてDLNA対応でネットワーク経由で音楽を放り込める。我が家のハイレゾ勃興期に大活躍した。当時のソニー製音楽再生ソフト「MediaGo」を使うと「Throw」というメニューからネットワーク上のこいつを見つけて再生対象の音楽を文字通り放り込むことが出来た。ネットワークスタンバイにしておけば電源が入って音楽の再生を始めるため、連動コンセントを使ってオーディオセットの電源が入るようにしていた。文字通りワンアクションでオーディオから音を出すことが出来た。ただ、後の再生ソフトはソニー製しか拾わないクソタレと化し、利便は失われた。
その後、時を経て録画機がブルーレイ対応に変わり、「ただ、コンテンツを見るだけ」なら録画機で済むようになり、音楽もUSBからアンプへ放り込んだり、めいめいスマホでダラダラ流しながら持ち歩くようになると、「家族揃って映画・音楽」というシーンもなくなり、「スーパーオーディオCD」と「パソコンに取り込んで他の楽曲と混ぜて再生すると音質の差が大きすぎるCD」の再生専用機に成り果てた。やがてDVD-Rを読み込まなくなり、メーカの撤退もあってハードオフに流した。
じゃぁ不便になったかというと、SACD再生機を実家から持ってきて据えたので特に問題はない。
この手のキカイは日本でだけ需要が高いそうである。逆に言うと海外では手のひらでストリーミングが普通。日本ではストリーミングの展開が遅れているのと、「専用機で再生」を好むオーディオマニアがネットワーク再生環境の構築について行けないので円盤に固執しているという事情がある。
そこに目を付けた海外メーカーがあったと。ただまぁ、「ハイレゾ聞きたいけどインターネット必須と言われて自分で出来ない」という場合、物理メディアで一般販売されているハイレゾ音源はスーパーオーディオCDしか(事実上)存在しないので、価格次第では売れるだろう。ちなみにスーパーオーディオCD再生出来るキカイは10年前は3万円からあったが、
今最も安価なキカイでお値段14万円から。なので10万円以下、願わくば上記OPPOと近似の8万円以下なら、多少は売れるんじゃね?多少は。
★2024/2/23追記。安い方で30万円。お高い方は55万円。
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