出来ることと出来ないことと伝えることのげにややこしき
母親からショートメール「テレビが見えない」
……またかよ。先回は数時間で回復したが今回は4日前からずっと。アンテナケーブル抜けたかブースターの電源落ちたか、恐らく5秒で済む「些細なこと」か致命的な故障かどっちかなのだが、それを母親に確認してもらうことは出来ない。ブースターという機械を知らないし、
「アンテナケーブルに繋がってる」
「アンテナケーブルってどれ」
そういう次元。2週間後別件で帰省するが、面倒くさいので光回線のテレビ化を目論む。問題はだ。
プロバイダはニフティなのだが、携帯がauなので「光コラボレーション」にしている。ところがこの「auひかり」のテレビサービスというのは、要するに「有料ネットテレビ」のことで、地デジBSが見られるわけではないのだ。
「ニフティ単体」(NTT回線を利用)ならテレビ放送のサービスが受けられる。実家のプロバイダなんかどうでもいいのだが、このブログのアカウントが消えるとえれーことになるので、ニフティで費用自分持ちで切り替えようとするとこうなる。……以上サラッと書いたが、この手のサービスのページは「あれができるこれができる」と書いてあるだけで、こういうサービス間の乗り換えについては何も書いてねぇ。なので窓口ねーちゃんに電話してようやく可否と手順が判明したとだけしておく。アカウントはそのままで光ファイバーの引き直しと電話・テレビサービスの利用を依頼した。
「最初NTTで光ファイバ引いて、auで光ファイバ引いて、2本ありますが……」
「電柱から引かせていただきます」
おいおい。で、工事日は?土日しかダメよ。
「工事費割増しで3月2日ですが」
お、おう。その前の3連休実家に行くし3月3日はクルマの定期点検だがまぁええわ。弾丸ツアーで行って帰るわ。毎週毎週何かしらイベント突っ込まれたら疲れてしまうわ(いつ休むんだ)。
で、残る問題はネット機器の構成と配置である。ネットワークだけなら光←→LAN変換を行う機械ONU(GE-PON)
を1台設置するが。
テレビは専用のONU(V-ONU)を設置する(DXアンテナ製)。
- @nifty光との同時申込の場合、@nifty光と@nifty光テレビの工事担当者が異なる場合がございます。
つまり「ONU」と名の付く機械が2台、ヘタするとVの方は既存のアンテナ線ぶっちぎって設置するから屋外になる可能性もあると。
……外工事にしては安くね?中じゃねぇのか。さておき、現状実家は「電話は1階、母親がメインでテレビを見るのは2階」である。とはいえ母親は主として2階にいるのであるから、電話機2階でも何ら問題ない。
・ONU2台+電話親機+WiFi親機
これだけ母親の部屋に置くw全部LEDがペカパカ光るw
あと、V-ONUから出てくる同軸は1本。つまり地デジとBSを分かつ分波器
が別途必要と(持ってて良かった)。持っていった方がいいな。なおこれで
「地上波見えるのにBS見えないの。なんで?」
「雪降ってるから」
「なんで?」
「BS電波は光に性質が近いの。だから大雨や雪で見通しが効かない時はBSも見えない」
「なんで?地デジは見えるのに」
「だから……」
とゆーやりとりはなくなる。
って、以上タラタラ書いてるけどさ。ネットを知らない高齢者やネットしか知らない若い人はわかんねーだろこれ。利便性としてはいい時代になったが、技術的には完全にぶった切られているので。「手のひら端末で出来ない」と途端に分からなくなる世代と「手のひら端末がいじれない」世代と。
令和最新げに恐ろしや。
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