移動秘密基地の復活
JR東海がシンカンセンに個室を設けるそうな。21世紀生まれの人のために書いておくとこれは「復活」である。
1985年から走り始めた100系新幹線には個室があった。ハイクラスなビジネスマン向けのものだが、「のぞみ」が走り出すと彼らはそちらへ移り、「こだま」に従事する100系の個室は「移動時間よりはプライベート空間を確保したい」層に利用された。これは、妻が里帰り出産から当時住んでいた湘南へ帰る際に利用したものである。いつ泣き出すか分からないしおむつ交換の可能性もある赤ちゃん連れにはありがたい設備だった。
2階建て車両の下なので薄暗いし外も見えないのだが、落ち着いた空間だった。比してコイツはグリーン車を改造して二部屋設けるという目論見のようだ。ちなみにグリーン車が3両になったのはこの100系からである。模型写真の左側は元々食堂車でデビューしたが、編成を増やす際に食堂車からグリーン車へ変更された。バブルの頃は3両繋ぐほどの需要があったグリーン車だが。
現下コロナ感染対策に丁度ええ状態。んならまぁ、半分くらい削ってもええやろ。
しかしちょっと狭そうだなぁ。「二人用だが一人でも使用可」位で丁度いいんだが。
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