2024年4月3日台湾東部の地震
在宅勤務の場合は始業ギリギリまで寝ていて、ログインして飯食いながらメールを見、義父をデイサービスに送り出す。本格的な業務着手は……というタイミングでパソコンに仕込んである地震警報システムがギャンギャン吠えだした。
台湾の成り立ちは日本と同様で、同様に地震国である。全島で震度3以上というから文字通り「丸ごと」揺さぶられた形になろうか。マグニチュードは7.7で先の能登半島地震に近しい。
応じた津波は当然想定され、当初気象庁は津波「警報」を出したのであるが、第1波は30センチで、その後注意報に切り替わり、昼過ぎには解除された。M7.5超の逆断層で津波が数十センチ?
当初「実は横ずれ」という予想もしたが、日本の気象庁は以後も逆断層という見解を変えず、一方で画像の1枚目を見ると分かるが「地震動の大きなエリア」が台湾内陸部に深く入り込んでおり、震源域が実は台湾内陸がメインで、津波の原動力である「海底の地殻変動」が少なかったのでは?という見方があるそうな。まぁ、詳しいことはそのうち出るだろう。
さてこの件で特に沖縄本島地域にお住まいの方には「揺れてもいないのに津波?」と思った向きもあるのではないか。「地震だ津波」は方程式が出来るにしても「揺れはなくても津波あり」は、どこかしら「遠いが大きな地震が発生した」「津波警報が出た」という情報を教えてもらわないと、避難行動には結びつかない。スマホにピコンならまだしも、何言ってるか聞き取れない防災無線でモゴモゴ言われても困ることは火を見るより明らかであろう。スマホはおろか携帯電話もロクに持たない単身高齢者にどう「危険」を伝え、安全を確保するか。
昭和と令和のミッシングリンクを埋める手段・ツールが求められる。ん?緊急地震速報対応のラジオを配っておけ?それだけじゃダメなのよ「危険なのはあんたで、逃げる先はココ」ってのを直接教えないと。
……いや、割と有りだろ。消防団の倉庫に置いておいて自走巡回させるとか、ドローンでもいいわ。
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