最速の。
【閲覧注意】
庭いじりしていた妻からメッセージ「これ何?」
おお、オオスカシバ(Cephonodes hylas )じゃん。
「大人は蜜を吸う。幼虫はクチナシの害虫」
「じゃ、バラは大丈夫だね」
蛾の仲間。スズメガの一種。翅が透明なのは。
スカシーバ!←待て pic.twitter.com/nomS42tg4G
— すのぴ@キュア会社員 (@sunop2000) May 14, 2024
音量上げて羽音聞いて欲しいが、高速羽ばたきで鱗粉が最初の飛行で全部落ちてしまうから。もちろん、飛行速度も速い。時速50キロは出るので、こんなしげしげ眺めるのは、幼稚園坊主の頃に幼虫を育てた時以来。要するに普通に飛んでると捕まらんのよ。
翅の割りに胴体図太いと思うが、これは筋肉マッチョに出来てるから。それが収まる流線型のフォルム。ほぼほぼ戦闘機である。ホバリングで吸蜜し、瞬時に全速飛行に遷移する。これをモデルに自立型のロボット兵器作ったら有用なんじゃないかと思うほど。
タイトル「最速の」としてある。チョウもガも同じ「鱗翅目」なので、全体としての最速はオオスカシバなのだが、チョウでの最速はこのアオスジアゲハになる。時速40キロ。若干だが鳥の羽根に近いのが特徴。1回の羽ばたきで空気を効率よく打つことで速力を得ている。同じ鱗翅目で速度へのアプローチが異なり体形も違うのが面白い。なおこの子はアパートで雨宿りしていたのをお迎えしたもので、飛んでるアオスジ捕まえるのは容易ではない。
スピードスター、ギンヤンマ。長いことオオスカシバとどっちが速いかあちこちで色々書かれたが、この人最速で100キロ出るらしい。よう捕まえたわわし。
以上おそらく日本に生息する飛行する昆虫高速三傑。55歳にしてようやく達成←
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