貧すれば鈍する
……バカだろ(直球)
乗ってくれないならサービスを低下させよう……手段としては最低最悪である。もっと乗らない。それだけの話。
「オホーツク」の時代に旭川→網走と乗ったことがあるが、カーブだらけの峠道×ディーゼル車なのでハッキリ言ってのろい。のろすぎる。と書けば商品価値を上げる手段の一つはスピードアップと誰でも分かるだろう。ところがどっこいその真逆「乗らないならレベル下げるわ」。乗って欲しいんじゃないのか?
JR北海道というと、ドル箱だった特急「すずらん」が回数券廃止でガラガラ空気輸送に陥ったことでネタになった。多少値上げしても固定客いるからそれなりの収入になるだろう……という皮算用がクッソ真逆に作用してちょーウケル状態になったわけだ。こちらは「客単価アップ」の目論見が外れたと言える。
快速化に関して言うと、時間かかってもリクライニングシートに収まってテーブルの上にお茶菓子広げて飲み食いしてうたた寝したり、パソコンで仕事したりタブレットで動画見たり「特急ならでは」の過ごし方は出来ように、テーブルなしの固くてケツの痛い向かい合わせボックスシートに座ってどうしろと。そんなもん鉄ヲタでも限度があるわ。ヒガシの「こまくさ」を知らんのか。
「すずらん」は多分なのだが、東海三県の住人が「ちょっと名古屋」と同じ感覚で札幌へ出るのに使っていたと思われる。この場合、往路は映画や待ち合わせの時間などからある程度予定を立てていようが、帰りは「飯食って適当成り行き任せ」とかじゃないのか。すると自由席でサクッと乗れる回数券は安いし丁度良い、こうなる。比して安く乗りたきゃ何日も前からスマホで指定取って当日までに駅で引き換えろ、しかもその引き換えは例の券売機か数少ない駅員窓口に並ぶことになるので、「切符を手にする」ために30分くらい消費する。特急の時短分台無しである。だったらサクッと高速バスは当然の流れだろう。新幹線や東京・大阪エリアで全席指定を実施しても(あまり)文句言われないのは、チケットレスでヒョイヒョイ変更が出来「乗りたいタイミングで乗れる」からである。成り行き任せでストレスフリーで変更できる。
安くもなければ便利もないし快適でもない。そんなもんに乗るわけないだろ。
そんなことも分からなくなったのかJR北海道は。経営陣とそれに意見した何者かは泥で船作ってオホーツク循環海流に乗ってろ。
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