サステナブルだ
昨今鉄ヲタ界隈がちょっと沸いた。
腐れ縁状態の「211系」中央線名古屋口から出ていってヤレヤレと思っていたら三重県三岐鉄道が買うと。まぁデンキカイロは昭和に確立されたシステムで新しく覚えることは少ないし、電力回生を持っているので省エネにも寄与。ステンレス車体だから塗装剥げやサビなどもあまり気にしなくて良い、冷房付き……悪い買い物じゃないわね。これこそサステナビリティの理念に沿うモノだわ。
似た感じでひたちなか海浜鉄道がディーゼル車の譲渡を受けると。ディーゼル車は東日本のこの「キハ100・110」そして九州の「キハ200」が画期で、性能3倍冷房付きにジャンプアップしている。これが第2の仕事につくことになった。
鉄ヲタが沸いているのは、過去「国鉄の電車・ディーゼル車」が私鉄へ譲渡された例が余りないから。デカくて、重くて、大飯食らい(電力消費が大きかったり燃費が悪かったり)……使いづらいわけですな。比してJR車は時代時代の省エネ設計を盛り込んでいるので、元「成田エクスプレス」が長野電鉄に行ったり、「あさぎり」が富士急行に行ったりと、活発な譲渡が行われていると言えるだろう。
まぁ逆に言うと、地方私鉄に「自社発注」の車両を買うお金がないということなんだが。
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