東上西下大作戦
度重なる運転見合わせや徐行等を通じて「浸透」したせいか、どうしても東京-名古屋を移動したい人々が特急「しなの」に集中。
名古屋発「しなの」は10番線から出るが、自由席の待機列は階段からコンコースへ下ろして6番線の下まで行って折り返して10番線の下へとか伸ばしている模様。目一杯繋ぐと10両編成だが、それでも定員は600名程度。新幹線が1編成1323名だから「焼け石に水」。あまつさえは自由席車が少ないので、指定取れないワンチャン狙いは行列に並ぶしかない、こうなる。
特発臨時の「しなの」を出したようだが、元々予備は少ないので4両編成だったとか。そして。
「臨時・塩尻」の文字が見えますね。更に特発の臨時快速塩尻行きを出したよう。塩尻から向こうはJR東日本なので以下独力で東京へ行ってねというJR東海の優しい気遣い。あまつさえは。
車両これ(別の日の撮影)。口を極めて罵倒している315系というロングシート(通勤タイプ)の電車。東海は中央線筋からボックスシートを追い出したのでこういうことになる。何百回でも書いてやるが、座面が固くて背もたれが立っているので、尻は痛いわ寄りかかれないわで落ち着かない。これに塩尻まで3時間乗って放り出される。
なお当然、東京から名古屋へ向けて同じルートで乗ってくる人も大勢いて、「あずさ」なり、普通列車を乗り継いで塩尻にたどり着いた方々で塩尻はごった返したよう。「しなの・名古屋行き」の自由席乗り場にズラリ並んでいる画像があったが。
そこには既に長野で新幹線から乗り継いだ人々で超満員の「しなの」が到着……となったよう。
一方東京-関西直結のピンチヒッターとして定着?した北陸新幹線は既に目一杯。
東京-名古屋300キロ。東京-大阪500キロ。その距離の膨大さをにわかに思い知らされる。
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