ケガとスポーツ
……幾つか画像を引用するが内容上許してくださいな。
(スポーツ報知さん)
プロ野球読売巨人軍の今季打線を引っ張ってきたヘルナンデス選手が守備で手首を骨折した。動画を見たが「180度近く」曲がってしまっており、敵味方関係なくお気の毒で心配である。「人工芝にグローブが引っかかった」という言い方をされているが、あれは分割されて敷き詰めてある。その境目に、であろうか。「人工芝だから仕方がねぇ」という物言いは許されないだろう。それが原因なら改善されるべきである。
(ソース)
なお手首の骨はこうなっていて、一口に「骨折」といってもどこがどう……で今後が変わる。そうでなくても「状況は深刻そう」であることは容易に想像が付くだろう。
一方これより少し前になるが、↑始球式セレモニーで小池百合子都知事が「骨折」した。見ての通りピッチャーマウンドは盛り上がっており、てっぺんから踏み出して足を着いた位置は少し低くなる。そこに体重が乗るので結構な荷重がかかる。で、ずるっと滑って膝裏に応力が……まぁそんなところであろう。剥離骨折と言うから肉離れが度を超して骨を一部引き剥がしたような形だ。固めて冷やして安静である。「そのくらいで骨折するか?」と思うかも知れないが、作業現場には「1mは一命取る」という言葉がある。階段の段数を間違ったり、気づかぬ段差を踏み外したりして捻挫した経験をお持ちの方もあろう。同じ高低差でも備えと構えがあるかないかで変わってくる。
……「運動しろ」多くの人が言われており中々踏み出せない一歩ではないのか。ここに挙げた事例はそれで動き出すにせよ、応じた備えと準備運動による身と心の反応感度向上が欠かせないことを示唆する。
特に歳食うとね。
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