面白くなかった、と書いたら叱られる奴
夏休みの宿題における「絵日記」と「読書感想文」は地獄でしかなかった。
課題図書で面白いと感じたモノなんかひとつもないわw
新幹線で博多まで乗って祖父母宅に行ったり、自宅周辺に遊ぶにおいても、スズメバチ追い払いながらクワガタ取ったり、カマドウマがびっしり貼り付いてる防空壕が残っててヤマカガシ捕まえて噛みつかれて「おー、腕が痺れてきた。毒あるんじゃね?」とかやってんのに。
ぬるい児童文学読まされて面白いと感じるわけねーだろ。
「読むの辛い。面白くない。何書いていいのか判らない」
「ふざけるんじゃないよ!qあwせdrftgyふじこlp;@:」
母親にガン詰めされて出来上がるのは粗筋と時々の感想をダラダラ原稿用紙3枚くらいに書いたモノ。毎日それ以上の文字数あるこのブログ書いてるのがウソのようだわ。
今で言う学習障害……エキセントリックを極めたクソガキだったから、自分が興味のないものに全く意欲沸かないし全然頭の中に入って来ないんだわ。
「歳差運動(※)とか知ってる物知りなのになんでこんな無茶苦茶な成績なんですかね。一度病院行った方がいいんじゃないですかね」
キサマに言われたことはキサマが骸になっても責めたてたるわ日進南小学校の森本。
「学校の学習」なんでもそうだが「まんべんなく」出来るのは「優秀」な子で「普通ではない」のですよ。普通の子はなにかダメなところがあって普通で、それを咎めちゃいけない。克服する努力は大事だけれど、ワイのように偏向が過ぎる場合は責められ続けて「イップス」状態になる。その点で家庭の事情で「書き残すほどの強い思い出」が作れなかった子の絵日記や、様々アニメやマンガ見られる昨今に好き嫌いが激しい感想文なんか「選択制」が妥当なところ。
得意を伸ばせばいいのよ。
※歳差運動
回したコマ止まりかけると首振りしますわね。あの首振り運動のことを歳差運動と言います。が、ここで言う歳差は地球のそれ。
地球をコマに見立てた場合、回転軸(南極から北極にブスーっと刺した爪楊枝)は23.4度傾いている。その爪楊枝の先の方に「北極星」がある。が、歳差運動をしているので爪楊枝の先は少しずつ動いており、25800年でひとまわりしている(うるう年はこの補正である。計算してみよう!)。すなわち、爪楊枝の先が示す星が都度変わることになり「北極星は実は時々変わる」という教科書に書いてない事実にたどり着く。これは小学生には革命で強く記憶しており、教科書を低レベルと馬鹿にしたクソガキ醸成に至った。ちなみに地球の歳差は生成時(46億年前)の質量バランスと太陽や月の引力に起因するモノで、自転が止まりかけているわけではありません。
なお今後の北極星は
2000年後:ケフェウス座エライ
4000年後:ケフェウス座アルフェイク
6000年後:ケフェウス座アルデミラン
8000年後:はくちょう座デネブ
12000年後:こと座のベガ(織姫)
14000年後:りゅう座ラスタバン
18000年後:りゅう座エダシク
20000年後:りゅう座トゥバン(紀元前3000年頃の北極星:人類が最初に認識した北極星)
22000年後:こぐま座コカブ
24000年後:こぐま座ポラリス=現在の北極星に戻る
織姫が北極星=一年中天の川が見える空。一緒に見ましょう(おい
西暦14124年の8月18日の北天。天河の中央織女あり。ステラナビゲータで作成。以下同。
西暦14124年の8月18日南天。歳差の丁度180度反対側なので今見える星座と季節が逆になる。
同12月。「南十字星」が日本の南天に姿を見せる。逆に言うと現在の北極星の期間は「日本で南十字が見られない」珍しい(?)期間。
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