乗り換えた後がめんどくせぇ
名古屋から実家のある八王子に列車で行く場合、新幹線で新横浜、そこから横浜線、が王道である。
いやいやw
この経路の問題点は、「新横浜-八王子」の移動距離と時間にある。
・「快速」は日中しか走っていない
・「各駅停車」の場合50分かかる
・新横浜で座れる保証が無い
「のぞみ」にルンルン100分座ってそこから先は通勤ラッシュとか正直言って鬱陶しい。
ちょっと前まで土日休日には「はまかいじ」という臨時特急が走っていて、これを狙って乗ったもんだ。ちなみにこいつは横浜から甲斐路(山梨)に行くので「はまかいじ」なのだが、八王子より先=山梨まで乗ったことは一度もないw
という経緯があって、八王子への到着時刻をコントロールしたくて余裕があるときには、冒頭示した切符の通り、「しなの」で塩尻に出て、そこで「あずさ」に乗り換えて八王子に降りる、ということを時々している。4時間かかるが、高原の駅で乗り換えるので足を伸ばせるし、何なら信州のお土産お弁当も手に入るし、何より景色が良いので「旅行」としては楽しい。
(ちゃんと富士山も見えるぞ)
が、そうした「不確実性」にどうやら終止符が打てそうだ。
中央線東京サイドのグリーン車導入がようやく決まった。
マニアックな話をすると、この区間は極めて古い開通(明治22年)で、当時の鉄道はその存在自体がプレミアムな移動手段であったから、座席客室はクラス分けがされ「1等車・2等車・3等車」が存在した。国有化や戦争を経て「2等車」の連結は1957年まで続いたが、現在のオレンジストライプに繋がるオレンジ一色の(当時の)新型電車「101系」
(当時の丸の内OLは「金魚」と呼んだそうな)
がデビューすると、通勤電車オンリーになり、2等車のなれの果て「グリーン車」とは縁が無い状態であった。それが令和になり有料着席サービスの一環として復活と。
ちなみに「夜、八王子に着く」場合には、この判りやすくクソださい東京始発の特急を使っていたが、夜だけの運転なので、グリーン車の連結は「いつでも快適に座れる」ことが約束されることを意味する。素直にありがたい。ナニ?座るためだけに750円も出すのか?
新幹線に1万円ぶっ込んでいるのに何を今更。
(しかし「ちょっとお高い車両」の雰囲気カケラもねーなお前)
★その三等級の時代、形式にはそれぞれ「イ・ロ・ハ」を当てた。現在のグリーン車は二等車のなれの果てなので記号ロを使う(普通車はハである)。なので、「ロ」の「座席車」ということで、ヲタはグリーン車やその座席のことを「ロザ」と呼ぶ。(用例)「腰痛いから東京からロザで行くわ」
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