そして食うものがなくなった
東海道新幹線のワゴン販売が無くなり「車内で買える弁当」はグリーン車のモバイルオーダーが唯一になったが、そのモバイルオーダーでの弁当をやめますと。
弁当。いやマジでこれだけ。一番高い幕の内と鳥の餌みたいなサンドイッチしかない。本当はやめたくてしょうがなかったが、グリーン車のサービスダウンが大きすぎるので、「当面の言い訳」としてどうでもいいのをとりあえず置いておいた感がハンパない。
「移動」という拘束された空間で「飯を食う」というのはタイムパフォーマンス的には良い方向であり、そこを削るのは悪手としか書きようがない。よらず東海道新幹線をご利用の方は、「のぞみ」停車駅を中心に駅売店がいつも混雑していることをご存じであろう。飯を確保するために10分20分消費するのは良くあることだ。グリーンを使う人は混雑・行列がイヤだからという向きもあるはずで、「なら飛行機の方がいい」となる方もあるであろう。
JR東海は「列車供食サービス」をどうしたいのか。ビジョンが見えない。高価になり量も少ない自社弁当より、業者に開放して好きに売らせた方が客としても選択肢が広がり、競争原理が働いてコスパが上がり、購買者が分散して混雑も減るのと違うか。
改札通ってサッと乗れるのが列車のメリットなのに、食い物確保に時間取られたら飛行機の出発手続きとあまり変わらん。
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