鉄道旅行は難しい?
ポータルサイトによくあるドコまで本当か判らない記事の類い。
要約すると子供だけで列車を使った旅行に行かせたが、新幹線の先を乗り換え間違えて周囲の人に聞いて事なきを得た、というもの。
我が家では絶対に起こりえないハプニングであるw
そもそもが特別な存在感を持っている新幹線に対して、「JRの特急列車」がどうにもよく分からないという方は実は案外多い。特に私鉄でバカスカ走っている「ICカードだけで乗れる特急」なんか見慣れていると、特急券が必要で場合により座席指定も取らなくちゃ、そして「特急用の電車がどんなもんか知らん」がゆえに、乗っていいのかどうかぱっと見て判らないのである。この記事における親の指示の間違いは、乗るべき電車の外観・行き先・発車番線を指示しなかったこと。子供たちの間違いは、なまじ乗り間違えたのが「マリンライナー」だったがゆえに、座席番号が振ってあり、持っていた指定券と同じ番号が存在し、間違いに気づかなかったことであろう。
(JR四国公式)
「鉄道に何の興味もない大都会大阪の小学生」に、まぁ、見分けろとか知っておけとかムリだわなぁ。
で。
多分本当に怖いのはこの先で。
今の子供たちは手のひらの画面が社会の窓口になっているパターンが多く、リアルに動き、身体で覚える経験が少ない。何なら電車に乗ってもずっと画面をいじっているので「どんな電車のドコ行きにどんな方法で乗ったか」記憶に残らない場合が多い。
「一度行ったから覚えてるでしょ?」
「え?覚えてない」
こうなる。なので同じパターンの他への展開・応用が利かない。スマホで調べることは出来ても切符の手配や乗り方が判らない。すると、
とりあえず駅に行く。同じような人がそこには集まっている。当然、行列が出来るし目的の列車に間に合わない可能性が出てくる。購入可能になるのは1ヶ月前の10時とかどれだけの人が知っているんだろう。
今からでも遅くありません「スマホを見ない旅」してみませんか?
(って、この記事どうやって見てるんだよw)
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