三連休彗星三昧
今夕は弟一家が見たいというので三日目の出撃。雲が広がるという予報だったせいかウォッチャーは他に無し。
丁度雲の切れ間に。夕闇を凝視すると肉眼でもどうにか。電話してスマホのコンパスだとこうで金星とアルクトゥールスがどうたらこうたら……。
「見えた?」
「見えた」
弟と彗星を眺めたのはヘールボップ以来実に27年ぶり。昨日より更に高度があり、一方で彗星自体そんなに暗くなってないので撮影には良い条件。これであと家族で見せてないのは母親だが、まぁ、見つけられまい。かと言ってそのためだけにはちょーじ行くのもねぇ(百武とヘールボップは「あれ」で事足りたシロモノ)。
けっこう尻尾あるなお前(画像処理をしています)
双眼鏡経由で。
さてこの三連休この子と散々遊んで堪能したし、毎日これ書いても毎日一緒なのでこの位にしておくとして、ちょっとは星ヲタ・スタークレイジーっぽいこと書いておきましょうか。写真内の天体たちはこうなっていて、太陽系を俯瞰する視点で見ると。
こう。彗星は太陽を回り込んで、太陽系を画面上の左上へ去って行く道すがら、といったところ。この後長い長い年月を掛けて生まれ故郷の「オールトの雲」へ帰って行く。西暦2237年、太陽からの距離の200倍(300億キロ)。
そして、離心率が1を越えているので(双曲線軌道)、
もう、二度と見ることは出来ません。
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