機序・予後
(サムネ対策)
義父の「癌」がじわじわと進行している。
「どうにもならん」
とは医者の見立て。繰り返すタイプなので定期的に確認して手術を繰り返す……のがセオリーなのだが、義父が体力的に耐えられんだろうと。
そも歩行困難が進んで我々では手に負えなくなってきたので施設に、と相成ったのだが、病院送迎は施設の管轄外なので我々で対応している。車椅子からNOAHの後席に乗り込む、あるいはその逆、なのだが、つかまり立ちがやっとなので、立って、掴まるところ探して、腕で身体を動かして、地面と車内の2段を移動し、腰を下ろして、となる。レビー小体型は筋肉のコントロールが出来なくなって行くのでしゃぁない。余命7年と言われ、診断が出て5年を経過した状況。但し、特徴的な症状「悪夢を見て叫ぶ」はその更に2年前には出ていたので、ん、まぁ。なお、「中期」特有の症例と言われる幻視やよそ者じみた顔つきになる「仮面様容貌」を呈することは無くなった。「癌の手術をしない」というのはこの辺も踏まえてのことであろう。
「ラジオ、ええな」
まぁデカいからいじりやすいでしょうし、コンセント電源で動かしてますから性能も応じたもの。ただ、電池交換という刺激が無くなったのは「難しいことをしなくて済むようになった」のか「頭を使う活動が一つ減ってしまった」のか。
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