彗星は人に話さなくても暗くなる
……「アトラス彗星」がもう1個来よんねん。彗星は従前発見した人の名前で呼ばれるが、アトラスは観測システムの略称(Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System)で、応じて「人より視力がいい」し「ずっと見ている」ので見つける確率は高まる。こうなる。
さてこっちのアトラス彗星さんは符号(電車のモハどうたらといっしょやw)をC/2024 S1 (ATLAS)といい、太陽をギリギリ攻めるサングレーザーと判断された。この場合、イカロスの翼のように太陽にぶっ壊されるか、無事にモンキーターンを決めて華々しい大彗星として天空を舞飛ぶかどっちかだ。日本人の発見・命名で知られる「イケヤ・セキ彗星」
(関勉さんご本人撮影https://www.astroarts.co.jp/special/comet2003/contest/selection/seki-j.html)
は分裂こそしたものの生き残り、夜空を馳せた。一方で2012年に発見されたアイソン彗星(C/2012 S1)はバラバラになってしまっている。
んでだ。
こっちのアトラスさんは「順調に行けば」紫金山・アトラス彗星と同等の明るさになってハロウィンの夜空を……とか言われていた。ところが。
写真画像でびろ~んと伸びており「割れたんじゃね?」という説が出た。で、界隈がしょぼくれかえっていたのだが。
(10月20日撮影だそうなhttps://starwalk.space/ja/news/new-kreutz-sungrazer-comet-atlas-2024)
最新の光度予測。
10月31日夜明け前。そも予測通りになったとして見えるんかこれ。
さてw
★2024/10/28補遺 太陽に近づいて消滅
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