西を見て北を見て何も見えず
●紫金山・アトラス彗星
(太陽に近づく前にハワイで撮影されたもの)
「彗星は人に話すと暗くなる」のだが、こいつソコソコの明るさを維持して太陽の向こうから戻ってきた。
今日から日の入り直後に見える高さになる、というのでチャレンジ。
結果。シミュレータと同じ「沈む直前」の状況がこう。画面中央左、マンションの上にポチッと白い点が見えると思うがこれが金星。なので彗星は多分オレンジ色の残照の中。さすがに太陽に近すぎ。明日またチャレンジ。なお今後「日没時の高度」は上がって行くが、彗星はゴンゴン暗くなる。この三連休が天気も考慮してアタックチャンス。
●赤気
太陽でフレアが生じて電離層を乱し、かなり低い緯度までオーロラが見られた。北極圏のそれは青や緑に見えるが、低緯度地域のは赤くなる。珍しい現象だが過去無かったわけではなく、何と日本書紀には「赤気」(せっき)として出てくる。で、今回上記彗星が太陽をターンアラウンドしている最中に(だから「ティアマト」の挙動はあり得んのよ)、フレアが発生して10日深夜から11日夕刻にかけてオーロラチャンス、になったわけだ。
名古屋
下の方映すと位置バレするのでこんな高さでゴメンナサイだが見えるわけもなく。なお、南に行くほど地平線近くの現象になるので、太平洋側より日本海側、平地より高い山がより有利となる。
オーロラのライブ中継なんか見るんじゃなかった。深夜2時頃から赤くなってきて激アツだったけど眠たし。
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