どうすんだこれ

おう。

えっと。まずどこから手を付けようか。

・マスコミの物言い

特に日本のメディアに顕著だが、「ハリス優勢」を言い続けていなかったか？結果はさにあらずでまぁ、マスコミのソレは「願望」にフィットするデータや見解を「探して」来たんだろうなぁと。まぁ非白人系の女性で環境保全や性的マイノリティ優遇など意識高い系にウケの良い（耳当たりのイイ）御託並べてましたからねぇ「なって当然」くらいに思っていたんですかねぇ。自分たちの「界隈」的には。

（こことかね）

・何故この結果に？

多分、もう既に誰かが言ってると思うが「アメリカをこんな国にしたい」んじゃなくて「今のままじゃ嫌だ」という拒否の結果がトランプになっただけじゃないかと。「どっちも嫌だがこっちの方がもっと嫌だ」

・トランプという人物と国の運営

基本的に「経営者」だからねぇ。正義とか理想とかご大層なことは掲げないだろうよ（ハリスと真逆の視点であることに留意）。アメリカという国をどう富ませてやるか。それは国民に判りやすく、往々にして「正義の実行」と同じベクトルを向いていることが多く、得られる結果は国民にメリットがある。怪しい安いアジアの電気自動車買うより、ガバガバとガソリン食うクルマを自国で作って自国のガソリンで走らせる。誰も損しない。アメリカ人であれば。

・対外姿勢

国を富ませるには「売って」「買わない」「使わない」だろう。入ってくるモノは関税を乗じて拒否し、モノを押しつけて売りさばく。でも欲しいか？スマホ以外のアメリカ産品。EAR5％以上。「使わない」というのはリターンの無い出費をしないということ。筆頭は軍事費・駐留費。ちなみにこの流れから「戦争」という道を安易に選ぶ可能性は低いと言える。「やんのか？ウチのが火を噴くとオマエ潰れるぞ。な？だから大人しくしとけ」と直接肩を叩く。アメリカ人はアメリカ以外のことなんかどーでもいいしね。え？日本だってパレスチナ問題問われたら当たり障りの無いことしか言えないだろ？同じよ。

・考えられる変化は？

ウクライナ情勢は「武器が欲しけりゃ金を出せ」がシンプルな結論じゃないのか。ぶっちゃけかの国が潰れようが欧州諸国とゴタゴタしようがアメリカには関係ないのだから。だったら、余計な手出しをしてロシアに食ってかかられる方がよほど厄介。
パレスチナ問題。キリスト教原理主義でイスラエルには強いシンパシーを持っているので、イスラエルをフル擁護するのは目に見える。ただしだからって敵対国を空爆するとか、イスラエルに何か供給するとかはしないだろう。
大陸と東アジア。これ案外ね「主席は何もしないと信じている」みたいな褒め殺しに出るんじゃ無いのかね。言葉尻だけ取ると「手を出したら判っているだろうな」とも読み取れるでしょ。要は手の内読めないように「どっちにも取れる」こと示しておけばいいのよ。直近の米軍……日本と半島から引き上げさえしなきゃ手を出してこないだろうし。
一方困ったことになりそうなのが自然科学の研究分野。研究とか探検とかぶっちゃけロマンなので、リターンの読めない事業はバッサバッサ切られる可能性はなきにしもあらず。小惑星の物質取ってくるとかね。ただ、ロケットや宇宙機のコントロール技術はまんまミサイルや弾頭の誘導技術なので、その維持向上という副次効果の得られる範囲は維持されると思うわ。

強大な軍事力を背景にわがままを振るいブクブクと肥満する文字通り「毛唐」の国に戻る。

……アメリカって白人の野蛮成分の掃きだめだよ。元に戻るだけ。我が国としては頼るではなく但し適度にぶら下がり（そういう姿勢を見せておき）、軍事・経済・食糧で自立自給を確立し、イザという時でも誰にも頼らず自分の足で進める国体を確保する。

べきだけどゲルやサヨク政権じゃねぇ。ええ。