薔薇とピストル……はないけど刃物ようけあるわ
↑サムネ用
実家冬支度で庭木の整理を請け負うようになって久しい。今回は土曜が雨なので全て日曜になってから。
きょうきじゅんびしゅうごうと言うかさつじんきのお出かけ準備というか。
玄関脇の植物を虐待した後、庭に行くと、見慣れぬ植物が美濃市の花神輿の如く繁茂してござる。
植木鉢から?
つるバラじゃんか。
(岸和田にて)
つるバラってのはこーゆー鑑賞法が基本なんでやんすよ。伸びて行くのを絡めて行く。すなわち放っておくとどんどん伸びる。
「何もしてないの?品種は?」
「だってトゲがあるんだもん。知らない!」
何もしないと「眠れる森の美女」のお城になってしまう。うーむ、誰がやるの。オレか。オレは本職いきものがかりで、植物は「昆虫のエサ」としての知識を持ってるに過ぎないのだがね。サテこういう場合「ムラウチホビー」って店がかつてあって、「とりあえず揃う・頼める」だったのだが、閉店して久しく。ガーデニング用品を扱うホムセンが近くにあるか?
ほう。大正堂にガーデニング用品のフロアがあるのね。植物の本職は妻なので、相談して対応を決定。
バラ用の手袋と。
植木鉢にブッ刺すオベリスク。オベリスクという名前は石柱モニュメントと同じ形をしているから。
「ぎゃー!こんなに高いの!?」
四方八方に伸び散らかしてるこんなのを素手で扱えと!?
「花も咲かないのに!」
伸ばしすぎると栄養不足で花を咲かす余裕がなくなるんだよ。それに年1回の品種なら咲くのは初夏だ。
オベリスク立てようにも鉢に近づけないので、容赦なく上記集合準備させた刃物でばっさばっさ切って行く。適当に縛ってあるもんだからグニャグニャ曲がって右の枝が左に伸びて左の枝が右に伸びてとしっちゃかめっちゃか。
植木鉢だ。植木鉢にたどり着いたぞ!それこそ茨の壁を切り裂いて城に突入した王子様だわ。ハゲてるけどw
鉢のサイズとオベリスクのサイズを勘案し、もう殆ど切り落として数本の枝を絡める。以降、こいつに巻き付くクセを付けさせ(誘引)定期的に伸びすぎないよう剪定する……にて、オベリスクは花に彩られることになる。そう、維持管理が必要。病気や害虫対策も欠かせない。そう、大変よバラちゃんは。で、誰がやんの。
オレか……。
←ビフォー・アフター→
「え~こんなにしちゃったの!?」
誰のせいやねん。
オレか……。ごめんなバラちゃん。好き放題のびてたのになぁw
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