日誌
↑サムネ用
在宅勤務(残業つき)。今日は以上。なのだが。
「包丁を買い換えたい」
ほう。
刃物と言ったら関か燕なのだが、愛知県民だから関なら直に見に行って買える。
金属フェチなので鋼が素のままで機能を果たす(※)刃物は好きの範疇である。切るという単機能。取り扱いは命にも関わるリスクを伴い、そのくせ特に包丁は「食うために」必要というゼロと無限の接点みたいな。しかも何だこのダマスカス鋼だのモリブデン鋼だの厨二病くすぐりやがってw「ダマスカス鋼」は紀元前から存在しますが、現存の「そう称するもの」は、炭素鋼とニッケルでそれっぽく再現したもの。オリジナルは何とロストテクノロジ。一方のモリブデン鋼はステンレスにモリブデンを添加したもので現代技術で得た研ぎやすく錆びにくい刃物向けの鋼材。ちなみに、ダマスカス鋼は「バナジウム」が含まれていた鉄鉱石の枯渇により伝承が途切れたという説があり、一方のモリブデン鋼はバナジウムが含まれており……な?この辺のシンパシーというか過去と現代の接点というか。
道具は金を掛けるべき。見に行きましょう。
※例えばクルマとか鋼鉄製だがそれは変形され塗装され「見栄えと強さを備えた箱」なのね。しかも、鋼そのものの特性を使って仕事・任務しているわけじゃないのよ。比して鋼はその姿形のままで仕事をしている。鉄道の車輪とレールも同じく。
しからば、これは至高の鋼鉄体と相成ると。
« 或ル合理化 | トップページ | 冬の大三角ダイマックス »
コメント