Fe・Mo・V・Co・Cr_azy
ひっひっひっひっひ←狂
高速飛ばして1時間。「包丁」ってズラリ並んで試せるってわけじゃないからね。ここはそれが出来るので赴く。道具は妥協しちゃダメ。
中はこうなっていて、気になったモノは触らせてもらえる。
現有の包丁は「嫁入り道具」の一環として妻が持参した鋼鉄製で、何度も研いで痩せてきたのと、ちょいと重いことからリニューアル、という次第。一方娘は娘で「包丁はデカすぎる」ということで、自分用の小ぶりのもの(ペディナイフ)が欲しいと「探してきて」……ちっ。
握り良いか……重さは……毎日使うし長い付き合いなので値段で尻込みしてはダメ。我々が着いたのはほぼ正午だが、徐々にお客は増えてレジには行列も。外為法上の非居住者の客人あり。触り、眺める。
「しっくりきたのはこれと……」
「これかな。でも文化包丁の方が軽いかも」
おけ。ダマスカス鋼はガチ鋼鉄だし重かろう。ペディナイフは同じメーカの製品とし、個人的に懸案だったステーキ用ナイフも求める。併せて爪切りとか精密ピンセットとか。
隣接の「刀」の博物館でじびえな昼飯。「猪鹿ちゃん」すなわちイノシシと鹿肉のちゃんちゃん焼き。イノシシは基本ブタと同一のはずだが、ちょっと臭みがある。鹿肉は固い。しっかり火を通して強い味噌味は妥当だろう。
帰宅して陳列開封の儀。お値段総じて3万6千円なり。なおピーラーが写っているが「おまけ」だそうな。
メインの包丁、株式会社スミカマ製文化包丁SBS165B。材質はハイカーボンステンレス。更に詳しくは武生特殊鋼製「VG10」鋼。
クロム、モリブデン、コバルトにちょっとだけバナジウム。ステンレスとクロモリ鋼の「いいとこ取り」という印象。しかし武生の鋼を関で鍛える。脳汁溢れる保守本流メイドインジャパン。
ペディ。SCS125U。材は同じ。で。
ステーキナイフ、丸章工業「三昧」HSR8020D。VG10を芯に挟んだダマスカス鋼33層。何でこんなの必要か?ステーキ切るのに「ステンレス食器セット」に含まれる系のナイフじゃスパッと切れないから。サーロインみたいな適当にスジ入ってる奴だと尚。主としてオレが使うので完全にオレの趣味。
さて調理タイムになりました。
「おほートマトがスパッと~」
「鶏の脂身切り分け気持てィーおほ~」
「切れる~よく切れる~おほ~」
「軽い~おほ~」
おほ~♡
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