去りゆく者へ何もしない
間近で見たのはこれ1回きり。2015年6月。見ると幸運が訪れるらしいのでどうぞシゲシゲ眺めてください。
例によって「最後の姿」を撮ろうというのがあちこちに沸いている。手を振る子供たちに警笛で返すのは微笑ましいが、見るからにヤバそうなのがホームで鈴なりになっているのは鉄ヲタとして恥ずかしい。
あんまりこう、「さようならありがとう」みてぇな感情沸かねぇんだよなぁ。「ありがとう」って何かしてもらったわけでなしタダのメカだし。
「新幹線電車」てのはそもそも寿命が15~20年くらいなんすよ。毎日2千キロとか走るんで劣化が早い。10年に一度くらい廃車イベントが発生するので、その都度ありがと~とかやってたらキリがねぇ。
ちなみにそういう「運命」は最初からわかっているので、あちこちリサイクル出来るように設計・材料の選定が行われている。ボディはアルミだから溶かせば元通りだし、残りの金属は鉄と銅と電子部品。樹脂部品も転用前提で使用されている。哀れスクラップあにはからんや。
ちなみに「最新型」の一角であるN700系についても、もう転用改造の計画がでている。そんなもん。
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