落ち着く形
特急電車のボンネット。
この中には補助電源とかコンプレッサーとか「うるさい」キカイを入れてあるのですよ。特別急行のお客様に少しでも静かな居住空間を、というわけ。その割には空調がのべつぐお~ん言ってるんだけどさ。
昔は「最も遠くまで、最も早く」移動する手段こそは特急電車で、応じて運転時間も長かった。この新幹線開通前に走っていた「こだま」は6時間半。大阪と青森を結んだ「白鳥」は1000キロを越えて走り所要12時間40分。振動・騒音を少しでも軽減……というのは切実な課題だったわけです。
運転席の下に貼ってある銀色のソレは、日本国有鉄道(Japanese National Railways)の英略称JNRを図案化したもの。上下逆にしてもJNRになるというデザイン。昭和33年。
グリーン車が2両に食堂車。思い出の彼方へ。
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