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今年のプリキュアは「アイドル」でござる。応じて作中で歌う。プリキュアの音楽はセンスが良いので普通にプレイリスト作って聞いてる。
さてこのシングルカットは何と番組のOP/EDより先に、何ならプリキュア3人揃う前に発売された。まぁ、呼び水としての効能を期待してのことだろう。ハイレゾ版があるので早速ダウンロードして聞いてみた。
機材はいつも通り。NASよりUSBでデノンDCD-SX11→アキュフェーズE-470→TAD ME-1
1.笑顔のユニゾン
二等辺三角形の頂点で聞いているが音場はその中。ヴォーカルは中央やや上、少し浮かんだ感じで定位。番組中で円形のステージ(野球場のステージみたいな360度から見えるタイプ)で歌うのだが、その「ふわり感」をイメージさせる。
2.まばたきの五線譜
うーんデジタルピアノだなぁというイントロ。音場感は1.と同様。ミナミさんは低域がんばりましょう。弦とシロフォンが入っているが高周波特性発揮して耳元飛んでくる、という感じではない。ステレオフォニック生録ではなくサンプリングして「配置」するとこういう音になる。
3.ココロレボリューション
ギターとドラムスでロックテイスト。ゴリゴリしたサウンドラインがキャッチワード「キュンキュン」とほどよい対立軸。音数が多いがシステムによっては混濁してヴォーカルが埋もれるのではないか。イヤホン/ヘッドホンでは密度向上に作用して「みっちみち」。
●まとめ
「なりたてアイドルのデビュー曲」を声優さんが演じて歌っているという印象。いや、そういうものだがからイイんだけどさ。オーディオソースというより「番組の派生コンテンツ」……いやそういうものだからってのは判ってるのよ。ただこう、「ウチのシステムはもっと欲しているぜ」としておくわ。楽曲自体は高低強弱キツくないので幼女様でも頑張れば歌えると思う。もちろん、そういう狙いのつくり。さて今後彼女らが「アイドルとして成長」に伴って楽曲も変わって行くのかな?96/24フォーマットなればこそのクオリティに育つの期待←圧
義父の通院日。
「背中に大きなできものが。ガンが転移?」
「ただのできものです」
義父はもはや自力で歩くことはおろか、立つことも、椅子に座っていることもできなくなってしまった。視野も狭くなり聴力も低下している。「この1ヶ月で急に状態が悪くなった」……まぁ、寒いしねぇ。太陽に当たらないのも良いことじゃないだろうし。
結果ホームに戻ったのは昼過ぎてとなり、疲れが溜まっているのも考慮して休暇にけってーい。なのだが、自分の確定申告医療費還付の手続きをせにゃならん。とはいえ申告内容の簡略化とマイナカード連携で大分楽になった。マイナと紐付けのない医院はエクセルに書いて送るが、受診先と総額だけで済むようになった。前は受診目的(要するに疾病)や受診先の住所、いつ、幾ら使ったか……細かく書く必要があった。合計金額を計算する面倒はあるが、それとてエクセル。後は↑国税庁のサイトからマウスカチカチとマイナカードをスマホでコンコンにて30分。エクセル読み込んで送れ。へい。
終わり。休暇取って申告会場まで電車に乗ってお出かけから隔世の感。
「粗大ゴミ?」
である。なおこのガムテープグルグル巻きはTVCMをバンバンやってた「ワンダーコア」。何を勘違いしたか父親が買ったようだが置ける場所も無く組み立てて動かすことも無く当人死んだ。誰も使わない。廃却。八王子の粗大ゴミ収集は12/31~1/3以外は祝祭日関係なく月曜~金曜で受け付けてもらえる。問題は「朝8時半までに出すこと」で、応じて早起きして重い物デカいもの引きずり出して陳列するという作業を必要とする。昼前に回収の方がリフト付きトラックで引き取りに来て下さり、こやつらは我が家を去った。
で、後は名古屋に帰るだけ、なのだが。
「昨日の星の写真、説明してくれたところ写真に書いてくれる?」
「……」
簡単なことを無駄にややこしくするくせに面倒くさいことが簡単にできると思っている82歳。
すなわちこれに。
こうしろと。あ、オリオンは鼓型の上にあるメイサも、オリオンが持ってる毛皮部分のパイパイ達
こうなっちょって毛皮部分の星たちはπ1,π2……と符号が付いてるのよ。も、見えている・写っているが省略。
「面白い面白い。火星のは?」
順番にやるっちゅーねん。ちなみに今回は「火星が大接近している」とどこかから聞きかじってきたらしい。
母親は何がきっかけか星に興味を持ったはいいのだが、何か見える度に電話して聞いてきて、その都度プラネタリウムの解説よろしく説明するのであるが、「聞くだけで憶えちゃいない」である。「聞けば教えてくれる」そうだけどね。まぁこの手の同定作業は見慣れてないと無理だわね。親孝行といえばそう。ただ何度も同じような説明する身にもなってくれw
ちなみにそのくせアトラス彗星(去年の・C/2023A3)については何も言ってこなかったなぁ。ほれついでに持ってけ。
「qあwせdrftgyふじこlp;@:」
百武見たじゃんか。ヘールボップも見たじゃんか。何を今更。
じゃがましいひこうきかい pic.twitter.com/vypeSs4CcL
— すのぴ@キュア会社員 (@sunop2000) February 24, 2025
帰路に就く。
ふう。
ミッションコンプリート。しかし雪がねぇな今年のフッジサーンは。
ああ疲れた。
♪太陽の街~
……寒いわ。
さて今日はヨドバシカメラ+母親の買い物で駅までお出まし。とはいえヨドバシは586円の買い物で。
びふぉー。
あふたー。なんでこんなことしたか?インターホンの工事担当さん100Vプラグをこのコンセントまでキッチキチに詰めて作ったので、炊飯器やら電気ポットやら元々つないでたナショナルの三つ叉ソケットが使えなくなったのだよ。
そのあと母親の買い物で3時間消費しw
「病院の領収書集めて」
「はいはい」
医療費還付の申告作業である。マイナカードとスマホがあるのでオレがいるウチにやってしまおうという次第。病院ごとに仕分けして令和六年分だけ取り分けて……。
「マイナカードは保険証にしてる?」
「やりたいんだけど何もやってないどうすればいい?」
エクセルにもんもんと金額を打ち込み、合計を計算し、「医療費フォーム」にコピー。これをスマホに転送して、スマホでマイナポータルにアクセスし、マイナカードをコンコン。
この作業、「スマホで簡単に」と国税庁や政府は言うのだが、
何をどうすればいいかすらワカラナイじじばばが何度もカードをコンコンして手のひらに小さな文字を打ち込む作業出来るわきゃねーだろ馬鹿役人共。税金でなにやってんだ貴様ら。
さて年金受領先二つに、生命保険、地震保険を入力して、医療費はと、おや?
「2024年の医療費は7万どーたらです」
……なんでデータ入ってるの?
「マイナは保険証にしてないんだよね」
「いつも保険証出してるよ」
「マイナを医療機関に出したことある?」
「保険証忘れた時に『マイナでもいいけどありますか?』って言われて出したことあるよ」
「その時この機械に突っ込んだ?」
「突っ込んだよ」
「じゃぁこれマイナ保険証として使えるよ」
「え?何も作業してないのに?」
「だってこれだけだもん」
「え?何もしてないよ?」
病院や薬局の例の機械にカードを置き、本人確認が顔か暗証番号で終わりさえすれば、「保険証として使いますか?」と訊いてくるのだ。「登録する」を押せばその瞬間に「マイナ保険証」の誕生である。
「だから終わってこれ保険証として使えるんだって」
「何もしてないのに?」
「登録済みじゃん」
……その「何もしてないかのような一瞬」で実は全て終わってしまったと言うことに理解が向かない82歳。な?年寄りってこんなもんだよ。
「こういう紙もらったけどやってないよ?」
わからねーばばーだなー。やり方はひとつじゃないんだって。
「いいから。3月になったらまた保険証出すタイミングでしょ?その時機械にマイナカード突っ込めばいいから」
「……わかったよ。誰も何もしてくれなかったよ?」
いや、だからね。
●おまけ
「このカギさぁ、上か下かどっちか掛ければいいんだよね」
「両方掛けるんだよ」
「だからどっちかだけでいいんでしょ?」
「?」
何が言いたいのだ。母はやおらドアを開け、鍵を回した。
「あれ?反対側動かないの?」
ああ。
「片方回せばもう反対側も一緒に動くと思ったの?」
「そう。違うの?」
「ダブルロックというのは鍵をこじ開けるという作業を何度もやる必要があるぞ、というのをドロボウに見せつけて、面倒くさいと思わせるのが目的なんだよ。一カ所開ければOkじゃ何の意味も無いじゃん」
アウトサイドインとプロダクトアウトと言うか、意味と目的と理解と言うか、論理の線上と全く無関係なラインから物事見ている感じている(どうしてそんなこと思うの?)というか。「クルマのバッテリーコピペ」の世界そのもの。どんどん話がこじれて行く。皆の衆、オレの苦労が伝わるか?
ミッションコンプリート。
2時に寝て7時に起きるw
今日の最も大きなミッションはセキュリティである。実家カギが滑らかに走らなくなって入れ替え。併せてインターホンを置き換える。
手早く飯食って工事用スペースを確保。
「あら汚い掃除しなくちゃ」
いいって。
「みっともないじゃん」
そんなところ気にしません。
「ぴんぽ~ん」←最後の活躍(?)
さて実家のインターホンは今考えるとちょいと変であった。門扉にインターホンが、玄関ドア脇に呼び鈴があり、どっちも押すとここから「ぴんぽーん」と鳴った。ただしこれ自体は電池駆動である。一方、キッチンにコンセント電源の受話器があり、それによって門扉のキカイと会話が出来た(玄関のは鳴るだけ)。現状、門扉側とは断線している。仮設で電池式の玄関ドア脇と充電式の子機で無線通話可能なタイプを付けてはいるが、マトモに通話が成立しない。
後がまはカギとセットでパナのこれにした。コンセント駆動の親機とドア脇インターホンはピンポン用の配線で接続。子機は充電式で母親のベッドサイドにセット。シンプルで納得の行く構成である。
「終わりましたので確認しますね」
パンポーン!
おお、これぞ令和最新型。
次はカギである。ディンプル式のダブルロックに変える。
ドアノブ上の元カギの位置と動きは踏襲。加えて元チェーンロックの上に2つめを追加。
「高い位置に付けたね」
「外から見て『ダブルロック』とスグ判るようにアピール」
これで所要の工事は完了。風花舞う寒空の下3時間もお疲れ様でした。
さて鍵を交換したのでセキュリティに預けてある鍵も交換する。このために鍵を複製したが、これがコストと時間を要した。だが仕方がない。
侵入系はOKと。次。
火災報知器の電池。電池切れの場合は販売店に相談しろ?うるせぇ馬鹿野郎ぱかりんちょ
パナのリチウム……ヨドバシでポチー。
「ヨドバシです」
交換して「セイジョウデス」あい次。
Wi-Fi。親機が2階の隅っこという電波拡散の見地からは最悪の位置に移動したため、1階のトイレや風呂場で不感帯が発生。自宅の中継器をIPV6の高速機に変えたので旧中継器をスピンアウト。接続してウンコしながらWi-Fiオーケー←他の書き方は無いのか
ミッションは以上。え?
「このインターホンは電話で取れないの?」
……!?。いや確かに電話の子機とインターホンの子機と無線使ってるけどさ。
……。
出来るんかい。
ただ、この距離感だぜ。意味ある?
「ぴんぽ~ん」
→インターホン親機→電話機親機→電話機子機
「ぴんぽ~ん」
このタイムラグよw。いやいいけどさ。キッチンまで画面見に行かなくていいから。
はいミッションコンプリート。
定時で仕事を上がって、整形外科に行って。
上京する。
金曜深夜だから酔っ払って東京に帰るオッサンが多い多い。
例のラッピング新幹線←ワカランw pic.twitter.com/6CzP6Jnq3a
— すのぴ@キュア会社員 (@sunop2000) February 21, 2025
途中今日から走り出したというネズミーな新幹線とすれ違う。ナニ?ワカラン?いいんだよ判らなくてよw
寒い。
1ヶ月後には消えて無くなっている特急列車。今生の別れに乗ってやるが、キサマは「富士・櫻・燕」から連綿と続く特別急行列車の歴史上最大の汚点だw。ノロマで47.4キロしか走らないくせに53分も掛かる。
中はガラガラ。そりゃそうだ。今は快速電車が「グリーン車お試し期間」でタダで乗れる。座席自体は似たような水準の「とっきゅうでんしゃ」にわざわざ金払って乗る奴はおらんw。なお、「特急はちおうじ」はこれと引き換えに消えて無くなる。
よう光っておる。
寒い。
寒い。あーちなみに「ハリポタ」の午前0時販売でメディアに出てきた「くまざわ書店」の本拠地はココだ。
そして実家近く来たら街灯がLEDのクソまぶしい奴に取り替えられてやがって馬鹿野郎め。田舎の取り柄は空が暗くて星が綺麗なことだ。そこまで台無しにしてどうする。「暗がりを作らない」は判るが、空に向かってぶっ放す必要ねぇだろがい。なおここには「北斗七星」と「スピカ」が写っている。探してみよう。
ミッション1。END。
セキュリティから緊急メール「AIをネット会議に参加させるな」。
何でも「要約・議事録作成サービス」として、AIが会議に参加要求してくる場合があるそうな。
人工知能の暴走や、ネットワークそのものを脳神経回路網に持つ生命体など、SFネタは80年代から事欠かない。だが実際その時代になってみると、そういうダイナミックな「異常」の前に、こういう足下で思いも寄らなかったところから「これ、いいのか?」が始まって行くことを実感する。当たり前だがこの「会議に参加する疑似人格」は、会議に出てくる情報を全て吸収し、何なら外部へ流すかも知れない。「AI産業スパイ」である。
犯罪ってのはおおむね、静かに、小さなことから、次第に大胆になって行くモノ。
ホンダ×日産が破談になったニュースでまことしやかに流れてきたのはホンダが日産のこれをコケにしたという話。
日産のハイブリッド駆動システム「e-POWER」
エンジン出力は全て電力にして、モータ動力だけでタイヤを回す。鉄ヲタ向けには「電気式ディーゼル」と同じと言えば事足りる。
すっかり八王子のヌシに居着いたJR貨物DD200形。V12気筒30000ccスーパチャージャ付き。これで895kW(1217ps)を発生し、160kWの電動機を4機駆動する。原動機895→640kW実出力だから変換効率71%。機械伝達ロスと電気変換ロスを考えれば上等じゃないのか。車重は59tで、前任のディーゼル直接駆動「DE10/1250ps」の65tより軽い。他にも北海道と名古屋、「ななつ星」牽引用に九州にいる大型機関車「DF200」や特急「ひだ」など、鉄道のエンジン動力車は発電+モータ駆動へ一斉シフトの「雪崩」状態である。
当然、メリット>デメリットだから採用が増えている。簡単に言うと1000馬力と応じたトルクに耐える変速機もドライブシャフトも不要になり、発電ブレーキ電力回生でエネルギを一定量「回収」でき、それを蓄電しておいて発進加速や登坂などパワーを要する場面でエンジン+バッテリの二重供給ができる……などである。エンジンはパワーが必要な時は最大出力点で、一定出力時は最大効率点で回っておればよく、要求される条件は全てがエンジンにおんぶに抱っこのシステムよりはかなり楽になる。
比して日産のそれは同じ仕組みなのにいい話を聞かぬ。何故だろう。日産「AURA」
車重1270キロでエンジン出力82ps(60kW)で電動機出力は100kW。燃料タンクは36リットル。公称燃費は市街地26.8km/L、高速25.8km/L。
?
トヨタ「ルーミー」1100キロでターボ付き98ps(72kW)。36リットル。市街地12.7、高速16.8。
日産のe-POWER説明を読むと、バッテリには高速走行中に充電するそうな。市街地モードより高速走行の燃費が悪いのはそのせいか?にしたって充電し続けてるわけじゃあるまい。
および、個人的に気になるのはエンジンよりモータ出力の方が大きいこと。エンジン+バッテリで100出せる、みたいな意図だと思うのだが、定速走行するのにその半分も電力食わない。そう、明らかに使ってる電動機が過大で応じて重い。同期機だからベクトル制御でトルクと加速率はある程度稼げる(ひねり出せる)はずで、「モーターを運ぶのにガソリン食ってる」状態に陥ってる可能性が高い。(簡単に言うと設計不良である。品質工学に真剣に取り組んでたのとちゃうか日産は、あ?)
ちなみに、鉄道車両の場合鉄輪+鉄軌道なのでここの摩擦係数が小さく(μ=0.4)、ある程度加速してエンジン切っても、数キロは速度がそんなに落ちずに走り続ける。自転車でも漕ぐの休んでもある程度走るでしょ?同じ。言い換えるとエンジンは上り坂でも無い限り「動かしたり止めたり」を繰り返すので、応じて燃料の消費は少なくて済む。しかもバッテリ併用だからエンジンが所定の回転数に上がるまでバッテリ電力でモータを回してエンジンを「待つ」ことができる。一方、クルマはゴムタイヤをアスファルトにベタッと押しつけて走っているのでこうはいかない。常にエンジンは使用する。摩擦と空気抵抗に抗うためにエンジンを動かす。しかし書いたように本来はエンジンの最大効率点+モータの最適励磁制御でその速度なりの最大効率で動けるはずなのだ。高速走行なら尚。シャフトもミッションもないんだし。
「仕組み」というより「使いこなし」に問題があるんじゃないのか。「技」を使いこなす「術」のことを「技術」というのだが。
おーん。
なんというお気の毒な。
これ、大涌谷にあって、「VOW」等で有名になったのだが、不謹慎だと言われて現在は撤去されている。ただ、今回の事故で何が起きたのかの示唆は得られる。いわゆる「温泉臭い・硫黄臭い」の正体はこいつなのだが、
濃度が高いと逆に無臭になる。
加えて、空気よりちょっと重い。すると。
「温泉地」なので、源泉など高温のところを除き、その周りに雪が積もる=源泉の部分だけバケツの底みたいな状況になるのですね。そこにこのガスが溜まってしまい、気付かず入り込んでいきなり失神してしまうと。
類似の事案。2005年。21世紀にもなってまだ起こっている。こちらも雪が原因。「いつもと同じやりかた」だからこそ「普段と違う状況」に潜む危険に気付きにくい。
ちなみにそういうすり鉢状・蟻地獄状の地形を窪地(あち)と言うが、火山地域や天然ガスの豊富な地域だと、そういうのが溜まっていて、気付かず入ると一瞬で……という事も起こりうる。私見だが、まだ各地に残るいわゆる「禁足地」はそうした「毒ガスの充満した窪地」での出来事がきっかけで設定されたところもあるのではないか。
見えないし臭いもしない。あらかじめ知ってないと事前にそれと分かるきっかけすら掴む間もなく命を取られる。況んや知っていても「いつも通り」行動した結果お気の毒なことになる。
R.I.P.
幼少のみぎり(自分で言うな)越谷に住んでいたのでこの発売は素直に歓迎する。2連口は大師線や春日部以北にいたのでそれもまたありがたい。当時のボクチャンはオンボロでうるさくて臭い(床が木なのでニス塗りの上油染みもあった)こいつらを蛇蝎の如く嫌っていたが、今となっては懐かしく愛おしい。問題はだ。
なんちゅう値段やねん。
男(≒男の子)の趣味のものおおむね値が張るのであるが、それでも鉄道模型Nゲージは「小学生がお小遣いを貯めて」手が出る値段ではあった。1万円あればグルグル周りの線路で1両編成を走らせる、ことができた。同じく1万円で4両編成のセットが買えた。
比してその越谷でポピュラーだった6両編成で4万!?
まぁ買うのはワイのような懐古厨だけ(=数が出ない)だろうし、それで利益を出そうとすれば値段は上がるだろう。でもなぁABS樹脂の金型ガシャンでなぁ。買うけどなぁ。
3月になるとジョーシンの誕生日クーポンが付くからそれまで我慢の子。
今年はいつもの会場が工事で笹島に引っ越し。しかし何かこうパネルとか「映える」もん貼れや。
●デノン
スピーカーは803D4で固定し、出力を往年の名機SA1シリーズと令和最新型「びびっど&すぺいしゃす」(←仮名で書くなよ)3000シリーズで聞き比べ。どっちも「アルファプロセッシング」と「UHC-MOS」だが、前者は1.5MHz/32bit、後者は1段アンプでデジタルヴォリュームになっている。
SA1
・大河ドラマ「軍師官兵衛」OP。SA1っちゃ当時評論家各位ベタ褒めの名機だったが、今聞くと雑でざらざら。ぼけていて、弦も管も丸い。原音とは多分程遠い(ひでぇ書きようだなオレ)。
・テイラー=スイフト/「曲名失念」。締まった低音はいいが上の方がスパッと切れてる感が。張り詰めた中高域が張り出してくる。この高域をせり出してくるのは解像感の演出に効き「メリハリのある」という印象をもたらす。でも今聞くと硬くて不自然。
・コーネリアス/「ドロップ」。典型的な切れ味のPCM。ただちょっと音の輪郭に増幅系が間に合っておらず破綻を感じる。
3000
・ドロップは一聴して前後左右に広がってクリアだぜ。聞き慣れた令和サウンド。B&Wのミッドレンジに感じる「1枚シルクを纏った」感もなくダイレクト。包囲感があり、低域の締まりも強い。
・テイラー=スイフト。セパレーションがナイフの切れ味を備えたと書けるか。デジタルなのでチャンネルセパレーションはあまり変わらないはずだが、出てきたアナログ信号に歪みや時間軸のブレが少なくなったと言うことだろう。
・官兵衛。管がスムーズに流れ輪郭のざらざらもない。惜しむらくは弦が固まって(塊になる。1本1本の弦に分離しない)聞こえることだが、録音か。
●TAD
ME-1「TX」お披露目。デンキはそのME-1TXも名を連ねる「Evolution」シリーズC1000/M1000で構成。
さてME1の持ち主としてはドコが違うんじゃいと言うところだが、キモであるCSTで音響ビームを発するベリリウム振動板は鍛造から蒸着に進化。「いかにも金属な響きが減少した」との説明。ミッドレンジはピアノ曲でアタックに鳴きを伴うことがあったとか。酸化防止を陽極アルマイト化し、更に塗装でコーティングし、グリルをメッシュに。さてその効能は果たして?
・演者失念、バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番 (BWV1041)
弦が少し張り詰めて聞こえる。ただし、弓が弦を擦る音など仔細はリアルである。違和感はないが格段の進歩というわけでもないかな。
・坐音(ざおん)/「Mystery,So Long」和洋の楽器の混成フュージョンバンド。木管や雅楽器と相性良い。三角形の頂点で聞いていたが、ちゃんと域外定位を感じる。
・ピアノでニコライ=カプースチン、演者失念/「エチュード」(リンク先は辻井伸行)
CD音源なので音の輪郭が丸く聞こえる方が気になる。高音立ち上がりが峻厳なので軽い振動板には難しい(過剰に振り回される)そうな。
・ポルトガルのAntónio Zambujo/「O Sol De Azar」
ギターと男声。声の太さ、ギターの胴鳴り。スッキリした感じで出音する。
さて本日TADのシステムさんネットワーク再生不調で全部円盤なのだが、ここでEvolutionシリーズもCD入力を認識しなくなり、フラグシップのReferenceシリーズにチェンジ。
・デモディスク。香港の「原音精選」から少し。まず映画音楽で、太鼓と三味線が加わり破綻しやすい難しいソース。ただそれら楽器をまるで別音源で再生しているかのように鳴らしてよこす。
・同収録「ふたりオケ」チェロに多少のボン付きあるが、男の声の芯の太さみたいなもの良く出す。
●ヤマハ
NS-5000を出口とするオール5000のリファレンスシステム。但し送り出しはアナログでGT-5000。カートリッジはフェーズメーション(←決まり文句か)。スピーカーは先に出来たがアンプが遅れて他社品でデモしていたのは知られる通り。でも「このスピーカーはもっと出るはずだ」という開発者魂に基づき、「5000を鳴らすために」開発したのがセパレートの5000だそう。アナログプレーヤも趣味者が心赴くままに使う、ことを前提にベルトドライブ。トーンアームは反力制御をあえて行わず音溝中心に針が降りて、溝に誘導される力をそのまま生かした、との由。
で、ジェニファー=ウォーンズ(Jennifer Warnes)/Rock You Gentlyとか各種聞かせてもらったのだが。
針を乗せた瞬間からそれと判るサー・ズサーとしたノイズが乗るわけですよ。ノイズフロアが高いので応じて浅く、沈み込む静寂が取れず、音の末端が歪む。また、いくらPMのカートリッジが現代最新デバイスの塊であっても、セパレーションが今ひとつなのはどうしようもなく、定位感や広がりと言ったファクターはスポイルされる。なのでちょっとネガティブな言葉並ぶので以下省略。NS-5000自体は悪かないのよ。無色透明を地で行くキカイで、機器の組み合わせを工夫して、デンキカイロの出したい音を出させることができるでしょう。
●アキュフェーズ
こういうのを「王道」という。DP-770→E-800S→801D3。音が容易に想像つく?ぎゃふん。まぁそうでしょ。開演待ちの事前チェックでちょろ出ししただけでデュフフとか声出ちゃう。前に聞いたのがアナログだったので余計。それはある。800Sはマイナチェンジじゃないよ、ケミコンもトランスも見直してSN比1dB改善してますよ、とはエンジニアの弁。
・ジョー=ファンズワース(JOE FARNSWORTH)/New York Attitude 。静粛でスムーズ。無理がないが強い。音に埋没できる。服に触れてる指先に振動が伝わる。瞬発力が高く力がある。コントラバスの胴鳴りも、ぶるんぶるんとしてピタリと止まる。定位はスピーカーがでかいので面で決まる。ずばり「これが俺の求めるオーディオだ」って人多かろう。一般にこのレベルの音聞いちゃうと他が色あせて聞こえてしまい、我慢が出来なくなる。
・演者失念、展覧会の絵/キエフの大門。ストレスも歪みもなく広大で深く無垢で静謐(そこまで言うか)。煌びやかなブラスとトライアングル。フォルテシモでも埋もれない弦楽隊。こけおどし的な迫力はないが、ノイズレスなので大音量でもうるさく感じないだけ。部屋の空気を揺り動かして音楽に埋もれていられる。
・キングシンガーズ/白雪姫より「いつか王子様が」(King's Singers/Someday My Prince Will Come (From "Snow White"))
男性6人アカペラユニット。二等辺三角形の頂点で聞いているが、声はスピーカーを結ぶ線より奥手に定位。音質さえ良ければ「音を聞き惚れちゃう」ので鳴ってるものなんでもいいんだなみたいな。
・小林愛実/ショパン「幻想即興曲」(op.66)。ピアノはレガートだが、ちょっと、ちょっとだがアタック(カリカリ感)足りねえんだよなぁ。A級のせいかと思う。揺れ動く右手左手間が目に見えるようだわ。
・スリーサム(threesome)/MyFavoriteSings。定番のジャズアレンジ。珍しくクリアなピアノを聞かせる。弦のつまびきなどカリカリでよろしい。この速度と序破急の快楽。アキュフェーズくさいというよりB&Wの実力を発揮させる黄金比とでもいうか。多分、なのだが、B&Wのシステムは回路が噛みついて振り回すじゃ面白くなくて、ある程度手綱を緩めて好き放題鳴らす部分を残しておくと良い結果が得られる。今回アンプE800Sは純A級で、AB級の5000に比してちょっとトロ味がある。それが801D3に自由度を与え、いいバランスで鳴っているように感じた。
●ラックス
アンプを507Zに固定し、スピーカーを前半AriaEvoX2/後半ソプラ2と変えて鳴らす。先に総括書いておくといわゆるラックストーン、飴色はほのかに残しつつも、現代的なスピーディで切れ味のある音の印象強い。
・石川さゆり/あさばな。レコード。うーん、デモで掛けすぎかな?浅くてギザギザ。ボーカル自体は明確だわ。声帯の使い方が見えるよう。ただ、ノイズステージが高いので狭さがある。
・オスカー=ピーターソン(OscarPeterson)/You Look Good to Me。96/24。コントラバスとトライアングルが前に出てきていい感じ。楽器の位置と鳴り方に気持ち悪いほど実在感がある。三角形の頂点で聞いているが、ドラムは左方に域外定位。太い弦のぶるんぶるん感はスピーカーサイズから想像が付かない大きなスケール。
・リサ=バティアシュビリ(Lisa Batiashvili)/ショスタコビッチ「叙情的なワルツ」。リサは評論家の麻倉さん激推しの方ね。深みと響きが気持ち良い。コクのあるコーヒーのようだわ。ホールトーンに包まれて眠くなりそう(エンドルフィンどぱー)。
スピーカーをソプラNo2にチェンジ
・アスカ/「はじまりはいつも雨」。ステサンのリミックスレコード。わー昭和な音だー。ボーカル定位は少しあいまい。ベールかかった感ありクリアとは言いがたい。ただ、「昭和の音」は出ている。あの時代こんな音だわ。
・ArtPepper/You'd be so nice to come home to。192/24だが元音源古くステレオちゅうかマルチモノラル。サックスの張り上がる音にちゃんと追従。ただ耳に刺さって来ないあたりラックスなのかなと。一方でこの音聞かされてラックスと即答できる人はおらんやろ。そのくらいスピードも切れ味も出ている。
・演者失念/ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調」MQA-CD。ピアノが若干金属的(ピアノ線とは何だ)なのと、弦が抜け不足ある程度であとはまあ。音は良いが、SACDやレートの高いハイレゾ音源のような「これがハイクオリティだ」感はイマイチな。
●TEAC
小型セパレートでクロック同期運転ができる「507」シリーズで、イヤホン界隈ではおなじみ「クリプシュ」の小型3way「Heresy IV」をバイアンプで鳴らす。「値段が上がりすぎてる昨今オーディオ業界で間口を広げるために」507シリーズを開発した、のだそうだが、が。
このスピーカー、ヴォーカルちゅーか「ダイアローグ」に重きを置いた設計のようで、上述「King's Singers」みたいな声だけなら破綻はないが、普通の楽曲鳴らすと「何てクラシックな音なの」に集約される。能率は高い(98dB)そうだが、俊敏に動き出して制動されないのかアンプの力不足か音の輪郭の破綻が見られ、そのなんだ、アキュフェーズ→ラックスマンと聞いてきてこのクオリティで聞かされるのは厳しいかなと。なのでここも以下略。こいつはそれこそアキュフェーズみたいなダンピングファクタのバカでかいアンプでガッチガチに噛みついてねじ伏せるくらいしないと21世紀のスタイルで聞くのは難しいかと。
●まとめ
ハゲ(ワイ含む)と白髪があっちへうろうろこっちへうろうろ。女性は3人見かけた。未成年は1人だけ。よく書くが「スマホとイヤホンさえあれば完結する」環境で、高くてデカくて重くて結線も操作もややこしいオーディオコンポーネントをどうやって売り込むのかって話。「聞けば判る」のだが、画面ずっと見ててイヤホン外さないから「聞いて」の声は届かないのよw「つべのブックマークをタダで聞く」じゃ到達できない世界の存在をアーティストと一緒になって訴求しないとダメ。それでも音質なんか興味ないと言われるかも知れんが。
印象に残ったのはアキュフェーズ×801D3。何だこの完成度は。総額1千万近いと言えばそれまでだが、「黙らせる」レベルに到達している。買えるなら手放しでオススメ。近隣にオーディオ専門店ある方は記載の組み合わせで聞かせてもらいたまえ(何で偉そうなんだよ)。
TAD ME-1TXはME-1無印の持ち主としては「そう思ったほど差はないな」というのが正直。最も、自室ではE-470のレベルメータが-40dBを時々振れる程度の音量しか出してないので「訴求内容」が伝わらないだけかも知れないが。しかしワイが買ったタイミングは令和の値上げ暴風前で、ペア1メガは「卓越のコストパフォーマンス」とか言われたが、TXになって1.73メガ……E2が視野に入るじゃんか。
それとこの会場「一時的」なのは判るけど、貼り付けたスクショの通り「一部屋二社交互使用」なので、聞き逃すと次のチャンスが少ないので忙しいったらありゃしない。↑これだけ回って6時間だぜ。そしてそう。飯を食う・買える場所もスペースもない。ナニが悲しくてコンビニサンドイッチを5分で立ち食いせにゃならんのだ。イベントスケジュールのアップも遅かったし、何ならラックスの14時は現場の予定表に出てないとか運営ひどい。反省して下さい。
旅に出ます(うそ・おおげさ。まぎらわしい)。
例のアレ。……カップ麺のフタを割り箸で容器の縁に挟んで固定するワザを思い出したわ。
さて今日の目的はそれじゃないのだが身バレするので書くことができないのでござって省略。自己メモとして「売らんがな根性丸出しだと既存のものに似てしまう」としておくわ。
大須に移動して鉄道模型屋行脚。上前津の駅を降りるとおや?
ここはちょっと前までこうなっていて、例の「高級食パン」となんかセレブな雰囲気を作り出してるメロンパン屋だったのだが。
あえなく。こなた。
ホノルル……アサイー……アサイーはアマゾンの植物では?
「映える」らしく少女達がイエーイとしていたが冷静に考えたまえ。これら果物をスーパーで買って切って盛ってチョコぶっかけて1800円もするか?
配管萌え(タップで4K)
満を持して、こちとら突っ込んだのであったが。
おーん。まぁ、ねぇ。「見えりゃイイ」ならほぼ倍の有機ELなんか買わないだろうよ。でも一度見慣れてしまうと液晶は「ザラザラのノロマ」(暴言)で、加えて。
こんな位置から見ても再現性に変化がない。偏光フィルターがないからね。
ミニLEDがもう少し進化し、画素1つずつに3原色LEDが用意できるようになれば、それは映像表示装置の革命にして終点と言える。明るさとコントラスト・色彩表現範囲・反応速度・寿命、全てが有機ELを上回り、でけぇ半導体素子を作るのと同じ方法で表示装置が大量生産できるのでコストも下がる。それは「発光ダイオードを沢山並べただけ」であるから、巨大な真空のガラス管をデジタル腕時計のデカい文字盤が駆逐したように、「液晶」の名の通り液体を画素数封じる構造は並べたLEDに駆逐されるだろう。
それまでは、艶やかでぬめぬめした絵を楽しむわ。
理科の実験で用意された「C6H12O6」を試薬瓶
から出してニヤニヤ笑いながらペロペロ舐めてたらクラスの女子にドン引きされた話は前に書いたw
世の中のあらゆる物は元素記号で書けるわけだが、元素記号で表すと「不自然な代物・合成物」として毛嫌いする向きもあるらしい。
それ系のにおいがするぞクンカクンカ。
これをこの形態で買ってくる人はまずいないと思う。その昔「専売公社」でしか扱っていなかった代物で、何とヒトが生きて行くのに欠かせない物質だ。現在は公益財団法人で扱っている。ちなみにその辺のスーパーで買えるわけだが分析表はこんな感じ。
ちなみに人体の70%は「ジハイドロゲンモノオキサイド(一酸化二水素。略称DHMO)」という代物で構成されている。これを1日に2リットルも吸収しないと死んでしまうのだという。
ケガをするとそのDHMOに溶けているこれが傷口から出てくる。
人体は化学物質の塊なんだぞどうだ怖いかw
(自称「自然派」より「超自然現象」(超能力)扱ってる方がよっぽどマシだわ)
そは気象庁の定義によれば
・立春から春分までの間で、
・日本海に低気圧があり、(発達すれば理想的である)
・関東地方における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上の南よりの風が吹いて、昇温した場合。
(関東の場合)
とある。春の呼び声、明るく暖かくポジティブなイメージをもたらす言葉であるが。
由来は「春一の風に気をつけろ」だったりする。これを民俗学者が「春一番」を季語として紹介して報道機関が使い始め、
この歌が大ヒットして問い合わせが殺到。気象庁が拾って定義づけしたという経緯のようだ。ただ、それは「ヤバいんで注意して」という主旨だという。
積もった雪を溶かして雪崩や洪水の原因となり、強い風そのものによる災害や火災を広げることにもなりかねない。
春一番は本来「身構えるべき」現象。
中途半端。こういう日は雑で適当。なに?神武天皇に失礼だ?
言い換えたところで紀元節でござる。皇紀2685年!。もちろん古事記や日本書紀では正確な天皇の在位を追える記載は無く、十干十二支「辛酉年1月1日」橿原宮で天皇に即位だけであるから、まぁ、幾らでも盛れるっちゃ盛れる。もちろん、土蜘蛛征服譚など、国家成立の擬人化・象徴そのものだから、事実はどうでもいいんだけどさ。
さておき日本の国家成立の経緯は謎が多くて面白い。神話は概ね「鉄の希求」で説明できそう。出雲、諏訪、そして武甕槌大神の出自である香取鹿島の両神宮を擁する下総も、製鉄や刀剣の製作でなじみが深い。ちなみに「たたら製鉄」は宮崎アニメにも出てきて古代でも何とかなりそうと判るが、その前には褐鉄鉱(バクテリアが生成した鈴状の鉄さびが植物の根っこで成長したモノ)が使われたようだ。そうなると広大な湿地帯で複数の褐鉄鉱の地層広がる関東で日本武尊の東征が一区切りつくのも納得の範疇となる。
とはいえどうにでも解釈できるしこじつけられるので、真実は不明であるが、褐鉄鉱の製鉄は素焼きの陶器と竈があればOKなので、「残っていない」だけの可能性が高く、少なくも「昔の人だから高度なことは出来なかった」とする思い込みは理解を妨げそうだ、とは言えそう。
大体が地震と津波と台風の国土。遺跡として残っていない、だけで、紀元前660年の倭国は原始的な「クニ」などではなかったのかも知れない。
「なんでそんなの食べた?」このニュースに触れた誰もが思うだろう。そのキモは恐らく「密封包装」だと思うのだ。外気に触れていないからへーきへーき……。
ボツリヌス菌は嫌気性……空気を嫌うので、むしろ密封空間だと盛んに繁殖する。過去に類似の真空パックを介した大規模な食中毒事件もあった。ただまぁ、それにしても「変な臭い」をおかしい・危険と思わない時点で充分にアレなのだが。
(毒です)
ボツリヌス菌というとはちみつを思い浮かべる方も多いことだろう。乳幼児に与えてはいけない。乳幼児はこいつに対抗できる腸内環境が整っていないから。空気のない消化器内ではちみつに含まれるボツリヌス菌の繁殖を許してしまう。常識のように言われるが、はちみつでわざわざラベルの注意書きを読むか?もっというと、乳幼児がよく見る「米国の常時下半身丸出しの黄色いクマ」がはちみつ大好きの描写が多く、乳幼児とはちみつの接近を許している側面があろう。
他にもこう、何だろ「なんでそんなこと知らないの?」というパターンが最近多い。軽自動車だから軽油も同じ部類であろう。理由を知らずうわべだけで判断するとそうなりやすい。手のひらのキカイは何でも判るが何でも教えてくれるわけではない。
で、そう。度々話題になるこれもさ。「電車に乗るにはチャージしてピ」だと、切符の仕組みなんか知るわけがなくて、イキナリ遠くに行く時このキカイと相対した時に何も出来なくて当然っちゃ当然。
「乗車券は大月から中央本線西国分寺武蔵野線武蔵浦和俗称埼京線経由大宮から上越新幹線新潟まで」
……生きて行くために必要な基礎知識の集合体を「素養」というが、それは「新しい何か・初めての経験」を何度も繰り返すことで都度都度身について行くモノで。多くの場合幼少期から親と共に「初めて」を繰り返すことで教えてもらうことが多い。
大人しくさせるためにスマホでアニメ見せてばかりでは。
で、何をどうするつもりなのかサッパリ分からねぇ。
ウチ中なんでも……とは遠い松下電器時代のCMコピーだ。「とりあえずナショナル」はまぁ無難な選択として成立した。ただ、特に印象が残らない。
同社の家電品ペットネーム、例えば三菱電機で言えば「霧ヶ峰」シャープの「ヘルシオ」など、記憶に残った・長生きしたのが思い浮かばない。強いて言えばテレビやレコーダの「VIERA」あたりだが、
「VIERA」って書いてないでしょ。
ソニーやアップルは企業名と作ってるモノが直結してるからまだいいのよ。音響機器でありパソコンであり携帯端末であり。ちなみにソニーの作ってたパソコン「VAIO」はそおゆう社名で独立した。VAIO=パソコンというイメージが定着したからだ。
「とりあえず」と書いた。これはひっくり返すと「凡庸」を意味する。熟練を要した機械加工製品と異なり、エレクトロニクスはプリント基板とそれを収めるガワだけで成り立つ。大陸や「ジェネリック」と呼ばれる国内の廉価品企業に押されるのは火を見るより明らかで、高付加価値とか言い出して市場にそっぽ向かれて今の状態、が実態であろう。それを取捨選択だけでどうにかするのは「遅きに失した」と言うほどの段階で、キャッチアップするには多大なコストが必要で、こんなリストラ青息吐息の状態ではまぁ無理である。世の中手遅れというのは存在するのだ。今後、現在立ち位置で勝負できるか?という吟味はされて、どうせそのうち「オンリーワン」とか言い出す気がしてならないが、オンリーワンの象徴こそペットネームが生き残った状態であるから、それを令和になって突然出来るとは思わねぇ。
オーディオのTechnicsは技術誇示がメインの半分道楽だから別格として、パソコンのLet'sNoteに匹敵するナニかが得られるか。
お願いだから技術者に奮発してあげてね。
一太郎が届いたので保留にしておいたノートPCの引っ越し作業を再開する。一太郎プレミアムフルセット(花子・calc含む)をインスコしてATOKを専門用語辞書フルセットで同期、ウィルスバスターを引っ越ししてマカフィーを削除(新品PCよくやる行為)、トラックボールとREALFORCEを接続してこの状態。環境移行は済んだのでまとめ。
●キータッチ
配列が慣れないのと、キー間隔が少し広いので打ち間違うが、執筆(!)とか本気高速でキーボードをバカスカ叩く時はREALFORCEを使うので一旦はどうでもいい。この手の「光る★」キーボードは初めてだが、暗がりではまぁ便利か。これが必要なほど暗い環境で叩くことはまずないけど。
●画面
スマホで撮ってどーすんだって気もするが、まぁ特段こう何か進歩したとか品質の高さを感じるとかはないわ。動画見たりゲームするようなこともないので遅延などはノーコメント。
●DLNAの母艦として
Digital Living Network Alliance。ネットワーク経由でハードウェアを接続してコントロールしたりデータを再生させたり。ウチではハードディスクに放り込んである音源データを再生したりプレイリストにまとめたりする等に使用。パソコンを経由して(ネットワークで吸い込んでUSBから吐き出す等)音楽データを出力させたくない場合、これを組むより仕方がないが、必要な物と方法を簡単に説明するのが難しいw
初回の本機導入時の記事において「Wi-Fiでも安定している」と書いたが、緊急地震速報やnola等「ネットつなぎっぱ」のアプリケーション動かしつつでも192/24など途切れず再生する。
●そして創作マシーンとして。
一太郎ごときハードウェアのスペック無関係なのだが、起動が速いのはイイっちゃイイわ。さぁわが脳と欲望に忠実に従って働けw
●冒頭の能書き
パソコン自体をいぢるようになったのは大学4年で研究室に入ってからだ。そこにはPC-9801vm/同VXといったキカイがあって、「ロータス123」そして「一太郎」(Ver.4)が入っていた。選んだとか比べたなど何か考えた結果ではなく、思考展開ツールとして最初から一太郎だった。というのが実際。以後DOS/V機でのマイクロソフトオフィス系のバンドル販売、とりわけ企業で多いデータを扱うエクセルとワードの連携など風速マッハの逆風に晒され、一太郎は「ニッチな」日本文創作ソフトへとシフトしていったが一方、縦書きとそれこそニッチな専門用語を操る系統にとって「最後にして唯一」こそは一太郎でありつづけた。自分の場合鉄ヲタでスタークレイジーで超能力を扱う小説に短歌を扱うとなると、宇宙物理学からオカルト用語までシームレスに扱え、なおかつ縦書きを自然に打てる必要があり、一太郎以外は考えられないのである。
それでも、花子やスプレッドシートまで取り込んだ総合オフィススイート(このスイートはsuite、組曲、みたいな意味。スイートプリキュアもコレ)になり、大容量高価になった昨今、毎年買うほどではなくなっていたが、今年は40周年という以上に、個人的に強力な利便が備わったので購入することとし、その利便を試してみたいと思うものである。ぴんぽ~ん、佐川急便でーす。へーい。
……内容物これだけ。まぁいいやインスコ。
●いぢってみる
編集画面はカスタマイズした前バージョンそのままで別に目新しいところはない。
で、気にしたのはこれ。nola使っているのでテキストファイルをシームレスに扱えるなら利便性アップ。
nolaのルビはこんな書体で。
縦書きにするとこう表示。
一太郎にコピって。
そこまで互換ではないか。ただ、一太郎側をnolaに逆にコピペしてもルビはちゃんと認識した。例えばnolaのアドレス突っ込むとそこを直接編集できたりすると嬉しいんだけどねぇ。
(太郎形式が読めればねぇ)
まぁ、行ってみようか。
宣伝されたので即買う(信者のたしなみ)。以下音質について感触を記す。機材はデノンDCD-SX11で再生しアンプはアキュフェーズE-470。スピーカーはTAD ME-1……み~んなディスコンになっちゃった。
XOXO
クリアで浮遊感のある立ち上がりで好感。ヴォーカルは中央にふわりと定位。打ち込みメインで電子的定位なので、生楽器のもたらす高周波成分の指向性で得られる定位感とは異なるが、「貼り付いた」楽曲が多い中で前へ出てくるので、スピーカー再生してこその醍醐味が味わえる。
Be with you
アルバムタイトルを意識したトラック。イントロ~通奏の低音がズンと沈むかどうかで印象が変わると思われ。とは言え転がるように弾むようにというメロディーラインなので、重心が高いなりには楽しめるか。惜しむらくはヴォーカルにリボンマイクの「吹かれ」に似た(比喩であって本当にそういう機材かは知らんよ)若干の付帯音を感じること。基本的にクリアなので僅かな部分が目立ってしまう。
Wise
ヴォーカルに強くフォーカスされ対峙して聞く感を強くする。そのアレンジは1番2番で少し異なる。この声が纏う独特の響き・反響は録音場所のそれか?
Sea change
ヘッドレス(なのか?)の音が左から真っ直ぐに飛んできて音場外定位する。プログラミングされたバックトラックで定位は位相差で出してある感。包囲感があれば最高だったが、二等辺三角形に音が広がるだけで(ステレオフォニックってそういうものだが)嬉しい。
ワンパン!
作詞まいこさん本人。シンセとギターとベースで快活にすっ飛ばして行く。この板全般に言えることだが、あまりこう「デジタル臭い」シャリシャリ感はない。滑らかでクリアだ。本作はヴォーカル位置に複数の音が重なるが、明確に描き分けられて出てくるかどうかで「切れ味」が変わってくる。
さて。以上まとめるとクリアで爽快。昨今打ち込み楽曲が増え、応じて音場が貧相で高周波方向の情報が足りない(飢えてる)なか、CDフォーマットにしては上位の部類。んでだ。
ワンパン!(48kHz/32bit)
通販サイトの下の方を見ると、こんなフォーマットのダウンロード販売があったりしたのだ。エントリークラスでもハイレゾ対応のキカイ増えてきたが「32bit」(浮動小数点であれ整数値であれ)まで行けるのはそう多くないのではないか。ハイレゾ野郎のたしなみでダウンロード。
(WAVだからメタデータ付かないんだよ)
一聴してレンジが広く余裕を感じる。最もサンプリング周波数「48kHz」なので高周波方向はもう「わんぱん」欲しいが、滑らかな階調表現と、「ことば」ひとつひとつの発音に含まれる瞬発的な空気の動きをよく再現し、天井知らずの躍動感が心地よい。応じた生々しさが得られるのは32bit=4294967296階調の面目躍如というところか。再生音をあいぽんで録音してこう。スマホ録音でこんだけしっかり聞こえるのは出ている音の純度の高さの故。
♪ワンパン/五條真由美(48/32)10秒だけ pic.twitter.com/zwEfatbRbd
— すのぴ@キュア会社員 (@sunop2000) February 5, 2025
「天体が地球に衝突する」昔からパニックSFのテッパン。そおゆうのを先んじて発見しようというシステムが彗星で一躍?有名になったATLASシステム(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System:小惑星地球衝突最終警報)の本来のお仕事。
さてまぁこの人がぶつかることはないでしょ。24年12月の発見だからまだ軌道要素が未確定なのね。だから「万が一がないではない」って状況。固まるのは2028年くらいになりそうとのこと。時間がかかる?地球からは見えない位置を通過するからなんだってさ。
でも「もしも」の備えは出来ているのだろうか。動画は2013年ロシアに落ちた隕石の光芒と爆発の衝撃波であるが、推定直径17mの隕石でこの有様であるから、これよりデカいと応じた結果を招く。旧約聖書にある「ソドムとゴモラの天の火」もラピュタこのような天体衝突であると言われている。
・ぶっ壊す必要はなく、軌道を変えれば良い
しかも発見が早ければ早いほど、変える量(要するにベクトル!)はわずかで良い。何年も前にずらしておけば、何年も先には大きく変わっている。単純にはロケットで体当たり攻撃を仕掛けたり(キネティックインパクタと呼ぶ)、表面をX線などで加熱して蒸発させ、ロケットエンジンと同じ仕組みで動力を与える、などが考えられ、実験で効果を確認している。大きなベクトルを生む必要がある場合は核爆弾を使う。核爆弾のもたらす破壊と放射線は悪魔の所業そのものだが、逆に人類が作れる最大の火力は現状核爆発しかない。ただ、粉みじんに壊す必要はない。
それでもダメな場合は。
逃げるしかないってさ。
土日鉄道の475系については自己メモを兼ねてその成長を書いていて、2016年、12両編成にしたところが現状最新であったが。
また変わったw
元来この系列は「国鉄末期の3連普通」を目的に購入した。北陸を模した場合でも九州を模した場合でも使える。
TcM'Mc。
しかしここで日豊本線急行「ゆのか」(湯の香)を知ってしまうw。7両なのにグリーン車とビュフェを繋いでいる。
TcM'McTsTbM'Mc
悪魔が囁く。3両足すと「玄海」が出来て名古屋近辺走って問題ないし、何なら間合いで神領に出入りするドン行もOKだよ。
TcM'McTsTbM'McTcM'Mc
ここまで来るとあと2両加えて北陸急行フル編成にしないとモッタイナイのである。
TcM'McTTsTsTbM'McTcM'Mc
あーあ。
一方。
このモデルはトラブルとその解決に終始した。「ハイグレードシリーズ」で「新集電機構」採用を目玉に2003年だかに登場。しかし。
まず、番号インレタが糊の付いてる台紙と番号の位置がずれている。どうにかこうにか貼り付けたが光の加減によってはこの有様。
そして「新集電機構」。それは要するに車軸ピボットが金属軸受けに接触してデンキも通せるモノでKATOの特許が切れたから、転がり抵抗が大幅に低減される走行系のエポックとして大々的に宣伝。リレーラーに乗せたらシャーーと気持ちよくレールの上を転がって行く……のを期待していたのだが。
……動けよw
この「ピボットにあるまじき」転がり性能の低さは、車軸側がちゃんと尖っていない(トキントキンになっていない)のに加え、左右から挟んでいる集電板の締め付けが強いものもあったようだ。3連7連ならそれでもどうにかなったが10連に組むと重すぎてギブアップ。車輪を交換して、それでもダメな場合は台車ごと交換して動けるようにした。ここまでが2016年この状態。である。
その後も問題は終わらなかった。動力装置が不安定になってきたのだ。マメにバラして注油しないとギーギーガラガラ言う。確かに負荷は重いがだからってひどすぎだろ。フライホイールも付いたし動力更新するか。動力ユニット買ってきてポン付け。が、そのモータこそは当ブログ最高のビュー数を叩き出す記事を生んだ鉄道模型界史上最悪の不良モータ「M-9」を使用。
こいつ負荷が重い方が短絡症状出るの早いので(その辺の話はリンク先記事を参照されたい)、12連なんかで走らせると「こまめに注油」転じて「こまめに電動機交換」というとんでもねぇ金食い虫に成り果てた。イヤんなって一旦従来動力を注油しながら運用に戻した。
で。令和の現在。
固定レイアウトにしたが、上下二段を行き来する8回巻のループ線が出現した。通称八巻ループ。22‰連続勾配が実物換算3.6キロに渡って続くというミニセノハチみたいな案配である。ここを動力車1両で持ち上げたい。
まずこの時点でM-9の後釜としてM-13が登場。ブラシが太いだけで中性点移動を意図した設計・構造かどうかは実に怪しいのであるが、先行して交換した113系が11連で短絡症状は出ないので、まぁ、実用に値しよう。これに交換し、フライホイール動力に復古。
更に粘着力を増加させるため動力車輪を買ってきてこういうモノをねつ造。ゴムタイヤを3輪とした。
動力車には鉛板を切って積む。なお車軸の加工は気をつけないと曲げたりギアを傷つけたりする恐れがあるほか、鉛は毒なのであまりマネするのはオススメしない。
そして室内灯を軽量化するためポポンデッタの製品にチェンジ。トミックスは3gあるが、こいつは2g弱。12両で12g。差があるのか?質量面・走行抵抗面に効くから数字以上の効能があるでしょうよ。
組み込んでこう。トミックス対応タイプは7両入りでジョーシン特価5841円。1両分834円。トミックス純正は6本入り3960円。1両分660円。コンデンサをバカスカ積んでいるので集電不良によるチラツキが少ないのが性能上のアドバンテージ。そこに「1本当たり200円」の差額が払えるか。なおメイドインホングコング(古くからトミックス使ってるファイルには懐かしいわねw)。
12両に組んでこう。ついでに酷使されたゴムタイヤも更新。電気・動力系は一旦fixで良いのではないか。
なおこの間にTNカプラは改良されて配管付きが出ているし、トミックスの「ハイグレード」は車番が選べる一方で所属やエンド表記、検査票などの文字数字が一切付属しておらず今となっては「ハイ」グレードなのか、という疑問も沸く。ただ、それらはサードパーティの良いものがあるので、ちまちま改良・更新は可能であろう。
20年過ぎてまだいぢれる幸せ(?)
クルマの点検を受けている間に打ち上げ成功と。
「みちびき」静止衛星と準天頂衛星、英語でQuasi-Zenith Satelliteと書くのでツウぶってQZSなどと読み書きする計4機、精度アップ等考慮し7機目標の衛星で構成される。「準」で「天頂」とはナンノコトかというと。
地球の周りを回るモノといえばお月様が代表だが、その軌道に対して120度傾いた斜めの軌道を回してある。これを3機こう、それぞれずらしてぐるぐる回す。動くんかこのジフ。
すると、(地上から見て)真上に衛星がかわりばんこに通過する。真上=「天頂」を通るがただしソコにとどまって見えるわけではないので「準」が付くのだ。ここで重要(というか目的)なのがこの「天頂」で、要するに真上に衛星がある=ビルや山に邪魔されないのだ。ちなみに計画通り準天頂4発にすると、既存のGPS衛星(根本的にアメリカの軍事衛星)を要せず位置特定が可能になる。ただ。
「みちびき」の使命は位置情報の高精度化のみにあらず。
まず、静止衛星を使って緊急時の通信システム確保を目論んでいる。
避難所に端末を置いて携帯電話を登録するとコレに表示出来る。
位置が「センチメートル」の単位で分かるので、緊急地震速報や津波警報の類いを精密に放り込むことが出来る。最終的にはこの手の専用端末やスマホを通じて避難場所まで誘導……それこそ「みちびき」が出来よう。
単に「逃げろ」ではなく「アンタはそこからここを通ってこの場所へ逃げろ」ができる。南海トラフは待ってはくれない。
って祭壇持ってるほどでは。
娘に「アンパンマンの次に見せてよいアニメは何だろう」と思い、ヲタ受けの良かったプリキュアにGOを出したのは2004年のこと。
以来、20年。そんな娘も来春就職。
今日という日はシリーズ第1作の初回放送日に基づくが、娘に大きな影響を与えたのはプリキュア5・キュアドリームだという。絶対にあきらめない・信じれば為せば成るという徹底ポジティブ志向。および、「アニメーション」という表現方法そのもの、転じて絵やデザインといった方向に興味を持ったのも同作だというからまさに人生のターニングポイント。
今にして思えば偶然の産物だろうが、通じてライブ等に出かけ、歌手や声優さんと直接触れ合えたのも「心の財産」だという。人は大人になると子供のころ影響を受けたもの(=好きになったきっかけ)へ回帰することがあるが、このシリーズの20年というのはまさにそのタイミングを迎えたといえよう。前から書いていたが、「子供だましではない番組中のアイテムのおもちゃ」を出すべきと思っていて、金属とガラスで構成されエレクトロニクスを搭載した当時のアイテムが大人向けに出ている。良いことで何ならそのままお子様に持たせたら「ちょっと違う」価値観はさぞかし鼻高いことだろう。
ただ。
番組自体は当初コンセプトにやや揺らぎを生じ、とりわけキャラクタに「幼すぎる」感が強く、それこそ設定やプロット自体に「子供だまし」の気配を感じる昨今であった。また、元来ジェンダーバイアスをぶち壊す「戦う女の子」を押し出した構成で、だからこそ好評であったと思うのだが、昨今は男の子を出すとかねじれたポリコレに押され気味の感があった。いやそれを排除するがために女の子のペアなのだろうがと。
対してこの2月からスタートする新作は「アイドル」がモチーフだという。そういう系のゲームのスタッフも参加しているという。過去姫様魔法使い宇宙人人魚と出したので「アイドル」なんか普通の地球人の範疇であり、まぁプロットはシリーズ類型の展開でOKだろう。一方、アイドルグループにするということは、音楽と一体化しているはずで、オーディオヲタでこのシリーズの楽曲を高く評価している者として大いに期待するし、無理やり男の子を組み込む蓋然性もないだろう。ちょっと歌のお姉さんや声優さんのクオリティにはハイレゾシステムにぶち込む価値あるクオリティへ一段の進化をお願いしたいが、音楽と両輪の展開が維持されたのは嬉しいところ。
語り継がれる伝説となれ。
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