ATLASの仕事
「天体が地球に衝突する」昔からパニックSFのテッパン。そおゆうのを先んじて発見しようというシステムが彗星で一躍?有名になったATLASシステム(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System:小惑星地球衝突最終警報)の本来のお仕事。
さてまぁこの人がぶつかることはないでしょ。24年12月の発見だからまだ軌道要素が未確定なのね。だから「万が一がないではない」って状況。固まるのは2028年くらいになりそうとのこと。時間がかかる?地球からは見えない位置を通過するからなんだってさ。
でも「もしも」の備えは出来ているのだろうか。動画は2013年ロシアに落ちた隕石の光芒と爆発の衝撃波であるが、推定直径17mの隕石でこの有様であるから、これよりデカいと応じた結果を招く。旧約聖書にある「ソドムとゴモラの天の火」もラピュタこのような天体衝突であると言われている。
・ぶっ壊す必要はなく、軌道を変えれば良い
しかも発見が早ければ早いほど、変える量(要するにベクトル!)はわずかで良い。何年も前にずらしておけば、何年も先には大きく変わっている。単純にはロケットで体当たり攻撃を仕掛けたり(キネティックインパクタと呼ぶ)、表面をX線などで加熱して蒸発させ、ロケットエンジンと同じ仕組みで動力を与える、などが考えられ、実験で効果を確認している。大きなベクトルを生む必要がある場合は核爆弾を使う。核爆弾のもたらす破壊と放射線は悪魔の所業そのものだが、逆に人類が作れる最大の火力は現状核爆発しかない。ただ、粉みじんに壊す必要はない。
それでもダメな場合は。
逃げるしかないってさ。
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