見た目は派手
春闘に関しては景気のいい話がニュースにされてますが。
食い物と光熱費という生活上の固定費が「暴騰」のさなか、どの程度の効果があるのか。
さて製造業という観点で言うと、今もっとも苦しいのが、樹脂や金属材料を加工して納品している部品メーカーさんではないかと思う。金属材料は盗んで売られるくらいに高騰しているし、樹脂材料は油そのもの、これを電力で加工する。材料費も動力費も高騰しているのだ。「安く作れない」比して納入先は「安く買いたい」。デッドロック。
「外国で作ればいいじゃん」
「品質が直接確認できないだろ」
ぶっちゃけ、生命線・蜘蛛の糸はここだけである。海外メーカは不良に気付かず納品されるとコンテナ1個分作り直しとか稀に良くある。比して「高いけど不良ゼロ」が近隣メーカさんの拠り所。
「自動化したいんですが」
「してくださいよ」
樹脂加工の機械(射出成形機)だいたいにせんまんえんからよんせんまえん。経営状態ギリギリカツカツのメーカーさんにはねぇ。
風呂敷を広げると面積には限りがあるのでどこかにしわ寄せが行くんですよ。技術で乗り越えろと言いたい人もあろうが「原料・燃料」起因はどうにもしょうがねぇ。
国民から巻き上げた税金で油買ってこいバカ政府。←乱暴な〆
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