ひっさびっさにぐらりんちょ
ずし~んカタカタカタ。。。
「地震?」
「うん」
ほぼ直下なので揺れを感じてから強震モニタのこれが出た。関東にいると週に一度はどこかしら揺れていたが、名古屋だと年に数回揺れるかどうか。
能登半島沖地震以降「名古屋で震度1以上」を観測した地震がこう。能登の余震を除くと殆ど揺れてないことが判るだろう。
さて今回の地震だが、何か集中的な活動があってぴょこっと有感が来た、わけではなさそう。
メカニズム。白とオレンジのボールみたいな物体がありますね。これは地震を起こした応力(てんそる)がどう加わったか解析した「CMT解」を示す「震源球」
自己メモ用に貼っておくのだが、これによると、南北に押されて東西に引っ張られた「横ずれ断層形」おん。
こやつを断層地図に表示させたのがこれだ。黄色いのが震源。その南方に┗┓とゆー断層が見えますね。これ「深溝(ふこうず)断層」
実際見てきた。この写真を教科書で見たり社会科見学で実際に見に行った人もあるだろう。ここはフィリピン海プレートの侵入に伴い「南から北」と「東から西」にそれぞれ圧力が掛かっていて、ちょっと濃い人ならご存じ「濃尾傾動」と呼ばれる濃尾平野が「東が持ち上がって西が沈み、沈んだ西がその下方へ入り込むフィリピン海プレートにズルズルと引きずられる場」を象徴する。不思議な屈曲はこの二つのベクトルが割れ目となって顔を出していることを示す。なお三河湾内の延長線上が「三河地震(1945)」の震源地である。その北側の延長線上で横ずれならまぁ、「その系統」でしょ。となる。
よく貼ってる奴。三河湾中の◆は三河地震で逆断層+横ずれ断層のハイブリッド。福井県の大きな◆は「福井地震(1948)」で、横ずれ断層、真ん中辺の青い現在地マークは「濃尾地震(1891)」の根尾谷断層で横ずれ断層。
「その系統」でしょ。なおこの3つの大地震の震源を結んだ線の中に何やら味噌臭い大都会が。。。
まぁまず間違いなく南海トラフの前に味噌の下から来るでしょ。耐えられるのかこの街は。
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