鉄道小ネタ2題
●東急のアレ
回送列車が留置線に入ろうとして速度超過、急ブレーキが動作しお尻がはみ出す形で停止。
普通列車に停止信号が表示されずそのまま突っ込んで衝突。
停止信号を出すプログラムに不具合があった。何ならにこたまやしにょこはま駅も同じ不具合があった。
ATC:Automatic Train Control……自動列車制御装置。
新幹線に信号機ないでしょ。あれ、これで動いているから。運転士の速度計にその場の制限速度が出る。止まれの場合は「0」。そして制限を超えている場合は自動的にブレーキが掛かる。
今回の事故の場合、普通列車の進路上に回送列車がはみ出しているので、普通列車に対して「入るな」の意味で「0」が出るはず。それが出なかった。
ちょっと考えれば分かるが、運転士さんは速度計の数字だけが頼り。そこにウソが表示されている(正しい表示が出てない)なら、何を信じて運転すりゃええのよ、と。「信号が嘘つき」これ以上のインシデントはないわ。よらず鉄道各社総点検してくれ。おっそろしいわ。
●二万五千ボルト
アイドルグループとタイアップした駅の発メロが禁止と。理由は「自撮り棒で駅のスピーカーにデバイスを近づけて録音するバカがいるから」
理由はこう。「死ぬ」から。
「触らなきゃいいだろ」
新幹線の架線。パンタグラフが擦ってるここね。2万5千ボルト。で、「尖った物」って「電界集中」が起きるのよ。簡単に言うと「落雷」のメカニズムが発生する。直接触らなくても「起こりうる」わけ。線路際で立ち小便するなと言われるくらい。
「気をつければ」
そうか?じっとマイクを見ているときに誰かがぶつかったら?新幹線にコーフンしたお子様に突撃されたら?
鉄ヲタならまだしも、アイドルグループの追っかけなんて電気工学等しく学んでるとは到底思えないので、その筋が自撮り棒で録音とか、「新幹線は2万5千ボルト」と知ってる鉄ヲタより更に始末が悪いことは論を俟たないであろう。
単純に聞きたかっただけの当該のファンの皆さんには申し訳ないがそういうことだ。
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