ことばは心に突き刺さる
こいつらに対してママやパパがひとりで頑張っている家庭を揶揄する言い方があるようだね。まぁ唖然とするほかないわ。
幾人か、そういう友達はいて、遊びに行くと、大変なんだなっていうのが率直。
なので、それをあげつらうのか。
だから、仲間として可能なことをするのか。
傷つけるのと、味方をするのと、どっちが素敵だよって話で。
テレビゲーム……とりわけ「ファミ・コン」(諸般の事情でナカグロ)が流行り始めると「彼」がハブられたことを覚えている。理由は知らぬ。彼はおいらを指差し。
「お前も誘われないね」
「鉄道マニアだし虫取りしてる方が好きだし」
テレビゲームなんかに興味は無い……単純にそういう思いでそう言ったのであったが、その真意は、今にして思えば「味方探し」であったのかも知れぬ。鉄道模型であれ、虫取りであれ、「ひとりあそび」で何ら構わない・むしろその方がマシというシロモノ。比して。
選んだ孤独と強いられた孤独は精神衛生に与える影響がまるっきり逆。
「お前、変な奴だな」
ヤマカガシの子どもを腕に巻いて遊んでいたオレに背を向けて彼は去り、二度と話しかけてくることは無かった。
★おことわり★
小学校の裏山が雑木林で、その法面に湧き水があるのでカエル狙いのヤマカガシが良くいた。当時「ヤマカガシには毒はない」と図鑑にすら書いてあるほどで、トカゲの延長線みたいな感じでこうして遊んでいた。実際にはがっつりした毒ヘビで死亡例もあるのでマネしないこと。なお、こうした経緯でヤマカガシと仲良くなる方法が身についているヤバい奴である
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