エロ・グロ・ナンセンス
毒を吐くので。
「パパママ教室」に行くと、パパ予備軍は3キロのオモリを腹に抱える「体験」をさせられる。
「如何でしたか?」
「たいへんだねー」(意味:だから何なの)
当たり前だがホモサピエンスのオスメスは身体のつくりや基本的な筋力体力に大きな差があるので、オスの「3キロ」ごときはまさに「ごとき」である。何なら満員電車で腹持ちにしている通勤リュックの方が重いまである(ついでに言うと腹持ちリュックと同じスタイルなので荷重は肩にかかる。ママさんの荷重は腰にかかる)。逆にメスの「体感している負担」を軽視し勘違いする危険を生じる。簡単に言うと逆効果である。ママに生じる負担は重さだけでなく、2人分、3人分の働きををする心臓の負担増、ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れによる体調や心理への影響もあり、それらが更に重さへの負担を増幅させている。ここで本当に重要なのは、「差違と機序」(理屈)に基づいて、「だからアシストといたわりを常に」をパパに理解させ実践させることであろう。今はネットで幾らでも「こうすれば楽」という情報が手に入るのでそれを実践すれば良い。男に必要なのは「課題とその原因と解決手段」であるから、与えればいいのだ。「同じ苦しい思いを知れ」が無意味で何の解決にもならないことは論を俟たないであろう。
で、Xで流れてきたこれ。
馬鹿馬鹿しい。
ざっくり低周波治療器でへそ回りに電気を流すもの。プロスタグランジンの子宮収縮と痛みの機序が全く違うと思うのだが。そして心身全体への影響が大きく関与していることも同じ。筋肉ビクビクする痛みか?違うだろ?これも肝心なのは「動けなくなるほど辛い場合がある」という理解と思うが。
「パートナーの理解とアシスト」で済む話が「同じ苦しみを味わえ」にすり替わるのは何故だろう。
ぶっちゃけて言えば間違った性教育のもたらした弊害以外の何物でもない。男の子に生理教えねーもん。まだやってんの?「なぜか女の子だけ集められて特別授業が行われ、その内容を誰も教えてくれない」って奴。で、「男はナニも判ってない」って憤ってもね。教えられてないもの判るわけないだろ。
「エロい目で見るから」男だもんあたりめぇだろ。でもだからって逆に何も教えないと「せっくすのやりかた」が全てで終点になってしまうのだよ。「人の命」は卵子の状態、精子の状態、出会うタイミング、着床した場所、産生されるホルモンや酵素、適切な免疫反応の制御、胎盤の形成、全てが適切な状態で適切な時期に発揮されてようやく辿り着く、本当に“授かる”もの。そのためにはママとなる人の心身の健康が第一でそれはパートナーたるパパの理解といたわりがあってこそ。だから興味本位の安易な関係はイカンのだよ。男の子は興味を持ったことに正しい情報を与えれば正しく覚える。月のリズムを継承する46億年前から続く命の担い手という理解を与えればいいだけの話。
そこにオモリも電撃もいらない(意味:これだからフェミは)





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