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2025年11月17日 (月)

知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!? 第3回「ヒトはなぜ音楽を愛するのか」を見て @ReijiAsakura @orenzi_tanaka

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(引用元)

「タモリさんちのオーディオシステムが登場」というのに興味を持って覗いた。結果から言うと、最近のテレビ番組にしては珍しく、冗長で薄っぺらいトークがなくて密度が高く、オーディオヲタクとしても「人類と音楽の原点」を考えさせる佳作であった。

要約してしまっていいのか知らんが記事とするにはある程度まとめねばならぬ。

①「リズム」を快く感じるのは人類共通である(生まれたばかりの赤ちゃんですら反応する)
②「メロディ」に対する快不快は聞いてきた環境・社会構造による
③「嗜好」は思春期に聞いた音楽で確立される

で、「音楽を聴くことで脳はドパミンを出す」ん゛ぎもぢいぃ……何でそうなったかはアーカイブでもご覧頂いて。心理や感情に寄り添い、そのドパミン分泌の力で認知症の進行すら遅らせるのが音楽であると。

さてオーディオヲタク的にぶっ刺さったのはこれである。

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超音波を含んだ音楽は脳を活性化する。

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ソース

ここでハイレゾ推しはガタッと席を立つわけだw。番組でこの辺をお話しになっていた本田さんも共著の論文。なお、これに基づいてオーディオ評論家・津田塾大講師の麻倉さんも言及しているガムランや芸能山城組→AKIRAブルーレイ版のサントラなど構成されている。

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(↑これはガムラン)

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活性化されるのは脳幹・視床下部といった、要するに脳の真ん中(自律神経系=生命の根幹=古い部分)だという。

で。

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季刊「生命誌」49

番組中も言及があったが、だからってハイレゾをイヤホンでぶっ込んでもこうした脳の反応は得られないのだという。つまり「耳ではない」ところから人は超音波を聞いて多幸感を得ている。ここでスピーカ派がガタッと席を立つ。

この先は私見となる。まず、良く書いているが、オーディオは偶然のいたずらから生まれた。「電話」が発明されて程なく、「これ使えばコンサートの中継が出来るんじゃね?」となり、今で言うパブリックビューイングが行われた。多数の電話回線でコンサートホールと会場を結んで、多くの人に音楽を聴いてもらおうとしたのだ。この時、観客の一人が受話器を両耳に当てたところ、立体感あふれる現地の音楽を聴くことができたのだ。ステレオフォニック効果の発見である。これが発展して、受話器がでかいスピーカーになり、生演奏からその録音物を音源とするようになっていったのがオーディオの立て付けである。今のオーディオは「イヤホンが普通」であるが、これはある意味先祖返りということになる。

ただ。

当たり前だが原初の音楽は生だ。そこには声があり、快を求めて超音波を多量に含む楽器があり(気持ちいいと感じる音源を選んだ結果、そこには超音波がふんだんに含まれていた、ということだろう)、カテドラルの幾重にも重なるホールトーンがあった。音楽は元来それが満ちた空間に身を置いて浴びるものなのだ。他方人間自身も音響エネルギの放射は「声・口」だけで行われる訳ではない。

オーディオやる人はオペラ歌手がマイクも無しに大ホールにあまねくその声を届けられることをご存じであろう。演歌歌手も似たようなことが出来る。これ何やってるかというと横隔膜の駆動に合わせて骨が共鳴を起こし、全身から音響エネルギを発生しているのだ。

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(イメージ。ベガありがとうw)

・身体全体で音を放つなら、身体全体で音を聞き取る能力があって然るべき

こうなる。タモリさんちのオーディオシステムはJBLの4350という100kgを超える巨大スピーカーシステムだったのだが、オーディオをこじらせると「デケェスピーカーで部屋の空気を丸ごと駆動する」方向に向かう事が多い。これはイヤホン=電話を超えて、音楽の原初の形態「浴びる」に行き着いた結果とすれば納得が行く。

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ソナス・ファベール「ストラディバリG2アニバーサリー 」横70センチ高さ130センチ重量63kg

結論:聞いて幸せになれる音楽は生の声と生の楽器で生成され超音波領域までスピーカーで聴くこと

つまり現行の「音楽の作り方と聴き方の主軸」である、打ち込みをワイヤレスのイヤホンで聞いてる、のは、音楽の「一部」しか楽しんでいない。暴言を言うと、氾濫するアイドルのそれは本来プリミティブな存在である音楽の本質ではなくうわべだけ乗っかって「音楽と称する何か」を売りつけているに過ぎない。だからこそワイヤレスイヤホンに納まる程度でしかない(あーあ書いちゃったよこの人は)。

将来、幾らイヤホンで「高音質」を模擬できても、音楽の原初の姿「浴びる」に行き着くことは不可能だろう。もちろん脳神経系に直接電気的な刺激を与えて「同じ結果」を得ることはできるようになるかも知れない。ただそうなると今度は、リズムと、メロディと、思春期に好きになった共感を得ることは出来ない、ということになる。

いい機器の、いい音で、大好きな音楽を。身体は正直だぜ。

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