ペットネーム
「ワイはクーや」
いやペットの名前でなくて。
「いーてぃーしーかーどが、そーにゅーされていません」
「イーテック」という名前を後付けで決めたが既に手遅れ、という、まぁETCなら見たまんまだし、さして長くもない。わざわざ言い換える理由が見つからん。
ペットネーム、すなわち「名は体を表す」系の愛称は、見て判り覚えやすく短いことが肝要で、往々にして「自然発生的」に広がって定着するものが多い。ここに掲げた「E電」というのはJRが発足当初、それまで「国電」と呼ばれていた通勤電車を「呼ばせよう」として付けたモノだ。が、JRと言ってしまえば事足りるので定着しなかった。これは元々。
鉄道院の電車→院電
鉄道省の電車→省電
国鉄の電車→国電
という流れを汲んでいた。「電」は電車の電であって、蒸気機関車に牽かれる長距離列車「汽車」の対義語である。であれば、JRの電車は単にJRと呼んだ時点で「国電区間」に汽車はなく、しかも「じぇーあーる」であり、長くもなく他の私鉄の漢字日本語と区別も容易で特段の愛称は要らないということになる。
で。
何で「野田線」がアーバンパークラインになるのよ。発音しづらいし元より長い。「パーク」の要素はどこに?
これもフルネームじゃ呼ばれないだろうねぇ。
ちなみに「オリエント急行」(OrientExpress)という列車は名無しの東行き急行がいつの間にかそう呼ばれるようになったものだ。19世紀の欧州人に東洋・オリエントは「謎だらけの異郷」であって、そこに2日3日列車に乗って訪れるというのは異世界探訪そのものであり、「オリエント」という言葉自体に冒険と浪漫があった。だから定着したし、響き・字面も良く日本でもそのまま使われた。「流行語大賞」が如何に「押しつけたいモノ大賞」に成り下がっているかよく判るというモノだ。
テキトーに愛称なんか固まって行くから放っておけばいいのよ。
これだって「ふれっくろーる」と呼んでる人は殆どおらんやろ。「インバータ」でいいんだから。








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