継承ってムズカシイ
行きつけのアレルギー科はメルセデスSを2台持ってる70代。
医療事務か看護師の見習いっぽい女性と、看護師か医師の見習いっぽい男性とそれぞれ診察室に入っている。名前呼ばれて入ったのはいいんだが。
女「先生○○さんが紹介状取りに来るって。病院の予約の電話されました?」
医「なんで僕が電話するの!?」
『紹介状持って大きな病院に行く』の病院へのアポ取りは患者が自分ですんだよ。まー、そんなことは教科書に書いてねーのかな?決めつける前に大病院のサイト見れば外来の手順くらい書いてあろうが。
さてこういう場合「そんなの知ってて当然」であり「そんなことも判らないのか(知らないのか)」となって教えるよりはトサカに来る。まー昭和のじーさんだしね。……んなでかい声で怒鳴らんでも。オワタ?
女「すいません」
別に怒ってないから。さて一通り診察を受けて「今日は検査ですね」とレントゲンまで医者がやった後男性に任される。心電図は電極貼り付けてケーブルを繋ぐだけ。呼吸器の検査……「吐いて!」……タイミング違くね?
『再現性不適』
男「あ、でもちゃんと測定できてるので大丈夫だと思いますよ」
ホントかよ。次は採血。
男「こちら座って頂いて」
拙者「すいませんいつも仰臥位なんです」
男「あ、そーなんですか」
ギョーガイとは「仰向けに寝ている」体位のことを言うギョーカイ用語。幼時のトラウマか血を抜かれると貧血起こすのでこうしてもらっている。ド素人がギョーカイ用語を使うと特にこの業界は「なんで知ってるの」みたいに見られたり、あるいは「そういう意味には思えなかった」のか「え?」とか訊き返されることもあるのだが、回りくどい説明をしなくて済むので知ってる場合は使うことにしている。自分の身体の範囲で業界用語知ってたって別にいいだろ。オヤジの複合弁膜症の手術の時だってどうにか低侵襲の術式探してくれていることを勉強させてもろたわ。で、このアンチャン失礼、男性は一言で全部足りた。が、しかし。
男「絶食されてました?」
拙者「いや、呼吸器検査と聞いていたのでそこまでは(アレルゲン抗体を見るだけだよ)」
男「困りましたね」
医「糖尿じゃないから血糖値関係ないよ。いいから採って」
()内なんで言わなかったか。素人がセミプロを否定しちゃうじゃんw
男「あ、はい……」
いいのかなそれで……みたいな顔。
拙者「IgE見てるんでそれかと」
男「ああ、そうですか。えっとじゃぁ行きますよ」
ぶす……あ、いつもと違う場所。
男「すいませんもう少し刺しますね……痛いですねすいません」
まぁこれ「穿刺」する側の経験ある人がイマコレ読んでる可能性はかなり低いと思うが、「センスと経験」の世界なのよ。
男「上手く出てこないな……すいません刺し直していいですか」
いいよ……え?また同じ場所。
男「……すいません」
拙者「いつもここ……ほくろの下」
ぶすー。
男「……あ、ドクドク出てます」
だから迷走神経反射持ちにそーゆーこと言うなってw
で、出来上がったのがこれ。まぁわしゃ実験台になったって怒りゃしねーからその分他の患者さんで失敗すんなよ。
2人とも沢山頑張れw
« 寒い金曜日でした | トップページ | DP-570Sでプリキュア三昧 @precure_marv »



コメント