「おもちゃ」そのものがなおざりにされていないか
ザらスは本国では壊滅していて、日本法人だけ細々と続いていた状態。ワーッとあちこちに出来て急激になくなった。
今は「どんなおもちゃがあり、今後ナニが出るのか」ネットに出てくるので、そのままシームレスにネットで予約する流れがメインだろう。
こおゆうのはTVCMや番組中のキャラクターの使い方に射抜かれたお子様が所望する。
それもまた多くの場合「おもちゃ屋」を介すことはすくない。
店に行くことで初めて出会うおもちゃって何だろう。
幼児向けの積み木やブロックの類いはそうかも知れないし、デンシャやクルマのおもちゃも実際に見て触れて、動く状態を見て欲しくなる物だ。ただこいつらは「流行廃りがなく、好みがお子様それぞれ」なので、「在庫」を持っている必要がある。それは応じて商品の回転を鈍化させ、店としてはスペースファクター、タイパ、コスパが悪い。「売れるのは放送している間だけなので売り切っちゃえ」というアニメのアイテムとはちょっとちがう。
プラレールが1編成2500円。シャインアルカナロッド7500円。ちなみに真っ当な鉄道模型であるNゲージの電気機関車が6500円。
ここには「売れそうな物でサッと儲ける」が見え隠れする。比しておもちゃの真価は「通り一遍の『やり方』で遊んで飽きた後」にあると個人的には思っている。アルカナロッドは「マコトジュエル」を付け替えることでバリエーションを持たせ、アルカナ本人だけでなく、みんなが持って使えるように物語が構成されている。ただ、その遊び方は物語の枠を出ない。2月に新番組に切り替わるのでソレまで遊べればおもちゃ箱の底で永い眠りにつくことは容易に想像出来る。10年くらいして「こんなのあったね~」で懐かしいアイテムとして部屋の隅で飾ってもらえれば御の字というところだろう。最も、最近のプリキュアは新旧コラボレーションがままあるので、おもちゃ箱で眠っている時間はそんなに長くないかも知れない。ただそれは「子供自身の発想」で取り出されるものではない。
積み木やブロックは「こういうのをブロックで作りたい」と思えば創意工夫次第と言える。デンシャやクルマも同じ。シチュエーション別の走行シーンさえ考えれば幾らでも遊べる。ちなみにその点はお人形さんも同じである。ドールハウスなんか既製品に飽きたら自分で作ればいいのだ。
「コンセプトが違う」
その通り。ただ、その「袋小路」にして「刹那的」なおもちゃばかりでいいの?
刹那的な「遊び」の行き着く先が「スマホで刺激的な短い動画を延々と見続ける」であることは論を俟たないであろう。それはこれらおもちゃで言うといきなり必殺技で敵をやっつける。ドーパミンドパー。行き着く先は刺激物を口を開けて待っている何も考えないガキ……同じプリキュアおもちゃでも化粧品をモチーフにしたものは実用性があり、番組終了後もデザイン面で「かわいいアイテム」として存在価値が残る。なお、この「おしゃれ」系はフェミが何を言おうが「女の子の世界」である。
子どもが減って行く中にあって「おもちゃだけ」で採算を得るには、単価が高く、よく売れ、短期間で次に興味を向ける……マーケティングとしてはそうなる。メンテ次第で30年経っても走っている鉄道模型なんかもっての外ということになる。ただ、鉄道模型は動く仕組みを、電気と機械を教えてくれる。メンテしないと調子を維持出来ない。知識と技術が身につく。
「これ欲しい」
通りすがりの子どもが目を留める。そんなおもちゃとそんなお店は、もう願うべくもないのか。





































































































































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