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2024年4月10日 (水)

「明治男」過去の言葉になる

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「降る雪や明治は遠くなりにけり」とは中村草田男(明治34-昭和58)の句で、昭和になってから詠んだものだとか。

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こりは「理科年表」に掲載されている「近代320年表」である。明治は元年が1868年で156年前、最後の45年(=大正元年)が1912年である。つまり明治生まれの人は全て112歳以上ということになり、このほど「明治生まれの男性」が全て鬼籍に入った。なお女性の最高齢者は明治41年生まれでいらっしゃる。

前にも書いたが父方の祖父は明治27年、祖母は明治38年の生まれである。大正・昭和・平成を挟むとそれこそ「遠い」ように感じるが、世代としては2つ前に過ぎず、3つも戻れば江戸となる。実際曾祖母は文久3年の生まれである。「ちょんまげ」から「スマホ」まで160年経ってないということだ。「明治」は変化の暴風のまっただ中であって、昭和になり振り返れば隔世の感も然りというところだろう。

・最初の鉄道 明治5年
・電話機の上陸 明治10年
・東京電灯(渋沢栄一)による送電事業の開始 明治16年
・東海道線の全通 明治22年
・映画のはじまり 明治26年
・東京駅落成 大正3年
・ラジオ放送の開始 大正14年
・写真電送(ファクシミリ)実運用 昭和3年
・テレビの実験放送 昭和14年 本放送 昭和23年

電気と情報インフラおよび鉄道の変化がこんな感じ。「徒歩か馬」だった移動手段は22年で十日を要した東京-大阪を24時間に変えた。おおよそ60年で「インターネット前」の電気と情報インフラほぼほぼ揃っている。

・コンピュータの運用 昭和21年
・トランジスタの発明 昭和23年
・東海道新幹線開業 昭和39年
・コンピュータ間の通信による情報授受(インターネットの前身) 昭和43年
・マイクロコンピュータ 昭和46年
・パーソナルコンピュータ 昭和50年
・光ディスク商品化(レーザービジョンビデオディスク) 昭和56年
・東北・上越新幹線開業 昭和57年
・インターネットサービスプロバイダ登場(現在のスタイルの基本) 平成3年
・iPhone1号機(スマホの始まり) 平成19年
 
気づかれた方多かろう。「コンピュータ」という存在が生まれてからスマホに至るまでやはり60年である。草田男が令和の世にあれば昭和が遠くなったと懐旧したであろうか。

ちなみに「明治男」は近代社会におけるジェンダーが確立された姿である。気骨というか、男子かくあるべしみたいな概念の中で男達は日本の近代化「富国強兵」の原動力となり推し進めた。120年を経てそれは間違いであり存在すべきでないという風潮がはびこる令和の昨今である。だが悲しいかな「性別による差」は生物学的な事実として存在する。なくなるように優遇せよと。それは一理あるように見えるが、日本の国体が21世紀に保持する姿に沿うものであろうか。

 「男は喋るな、泣くな、白い歯は一生のうちに三度も見せればいい」(笠智衆/明治37年生まれ)

2024年3月23日 (土)

単なるウソやんけ2題

●取り合うか譲り合うかだw

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なお当該記事は現在アクセスするとこうなる。

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「真っ赤な嘘」だから当たり前だが。

いわゆる「マナー」に幾らかウソとねつ造が含まれているのは昔からで、有名なのは洋食における「ライスはフォークの背中にナイフで載せる」であろう。平成の終わりになってようやく呪縛が解けたようだが「ねばならない」を考えながら食うメシなんか美味くねーだろw

悪質なのは日本人の「迷惑を掛けてはいけない」に乗っかって吹聴していることで、マナー講座とかカネ取られるし、この記事だって原稿料が発生しているはずで、「嘘で金儲け」……詐欺と何ら変わらない。肘掛けなんか使いたい奴が使えばいいし、譲る気があれば譲ればいいし、ビヂネスで上役と座るなら上役に選ばせればいいだけの話。

●昨日の切符じゃ乗れないんだよ

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もう一個。引用元記事はここ。自分の席に昨日の切符で乗ってるカップルがいた。というもの。うん、これもウソ。

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・乗り遅れたら無効である
・その日のうちの自由席なら乗っても良い

新幹線は乗る前に専用改札があるので「前の日の切符」で通れるわけがないのだ。もちろん、入場券でそこを通過することは出来るので、記事のようなシーン自体は発生させることは出来る。ただそれは「そうすれば入り込むことが出来る」ことを予め知ってないと出来ない(字面通りの確信犯行為)はずだ。知らないなら改札で止められるからこうはならない。しかも確信犯行為なら「本来の指定客」に通報されることは必定で、要は「すぐバレる」ようなことを確信犯がやるだろうか、ということ。

「ネットのウソ記事よりマスコミを信用してください」

……マスコミがネットでウソ記事書いてりゃ世話無いわ。

2023年6月 3日 (土)

そら混雑するやろ

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名古屋駅が阿鼻叫喚とか。切符買う人、改札待つ人の行列が駅コンコースをぶち抜いて続いているとか。

もし自分がその立場なら、「しらさぎ」で金沢に出て北陸新幹線に乗ったであろう。まぁどっちもJR西日本の列車なので「東海」が宣伝するとは思わぬが、不親切と感じる。

大阪近辺なら伊丹や神戸からヒコーキという方法もある。まぁそもそも大雨でヤバいことは数日前には判っていたはずなんだが。

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お疲れ様。

2023年5月15日 (月)

痕ぞ悲しき

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これね。現場「通勤電車の車窓」なのよ。何が起こったのかと寄ってきたわ。

当初未成年の運転、とだけ伝わっていたが。

・4人乗りの車に5人
・未成年者が飲酒運転
・徹夜で飲んで雨の夜明け前にイキリ走行
・当初警察には替え玉出頭

……まぁ、三倍満とか数え役満とか揶揄される「起きて然るべき」事故と言えばそれまでだが、

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まず、事故の現場と概況である。矢印のように県道15号「瀬戸街道」を走行、交差点を横断して橋を渡る方向へ進行しようとし、「左カーブ上り坂」のてっぺん付近で後部がスリップ、車両が横向いた状態で反対側の欄干に側面から衝突した。この事故から得られる教訓はないだろうか。

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現場、交差点上にスリップ痕等は確認できない。

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橋の側から。この道は、画面奥手、プロ野球ドラゴンズの球場バンテリンドームの方から来ていて、ここで矢田川の堤防を上る。その上の交差点、というわけだが、特徴としてこの交差点そのものは平坦ではなく、画面奥方バンテリンドームの方が少し下がっている。交差点自体が緩く傾いた位置にある。

で、事故の概況を見ていただきたい。事故車は画面奥方、「緩い左カーブの上り坂」を走ってくるので、重心はそもそもが後部座席側に移動し、前が軽くなる。事故車は後ろが定員超えの3人であるから、この傾向はさらに大きくなる。一方「曲がる力は」前のタイヤがアスファルトに食いつく力(グリップ力)で発生するが、上記のメカニズムで前の荷重は抜けて浮き気味になり、なおかつ雨で滑る。すると後ろに移動した遠心力が勝り、車体は右に傾き、後ろが飛び出そうとする。この「右に傾いた」とき、右側のタイヤにグッと力が掛かり、車両は急激に左に回転を始める。それは「クルマがつんのめった」のだが、フィギュアスケートのジャンプ直前、軸足が氷上をガチッと食んで回転軸を作ったのと同じである。すなわちそこを軸に急激な回転を起こす。この現象をオーバーステアという。

後ろは外側へ飛び出そうとし、前は内側へ向こうとする。が、後ろが滑り出すたクルマはそのまま横滑りとなり、そのまま交差点……坂のてっぺんで反対側までジャンプ(スリップ痕が無い=タイヤと路面の摩擦がないため推定)して、

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で、この事故の象徴的画像として使われているが、クルマは真横になり、車体側面から欄干に激突。右後部のタイヤをここに打ち付けた。前に突っ込む衝突であればエアバッグの効果があろうが、側面にそんなものはない。ましてや2人用のところに3人詰め込んでいる。遠心力で振り回され身動き出来ぬまま3人まとめてクルマの内壁か窓ガラスに打ち付けられたであろう。

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ずれた欄干が衝撃の大きさを物語る。なおこの欄干自体は「飾り」で、橋梁本体はもう少し離れた場所から始まっているので、橋梁の構造や強度への影響はない。

定評あるスポーツカーでも重量オーバーの状態で路面との摩擦を失えば何も出来ないのである。アクセルを踏めば走るのは確かだが、ハンドルを切れば絶対曲がれるわけでも、ブレーキを踏めば絶対止めるわけでも無い。そこを逸脱しないよう考えることが「運転」である。ある程度力学が分かれば、1000キログラムを越える鉄の塊を力任せに動かしていることがどれだけ恐ろしいか感覚が付くのだが。単なる方程式の暗記と吐き出しではなく、体感できる場が必要なのではないか。

自業自得の数え役満。だが、こんな丸いタイヤ痕残して母の日に母より早く二十歳前に散ったとかおいたわしいことに変わりはなく、手を合わせてはおいた。起こる必要のなかった事故だ。切ねーな。

速度とルールは守りましょう。飲酒運転、ダメ、絶対。

2022年10月 6日 (木)

子供の行動力

また、お子さんが一人で行動しているうちに亡くなる事案が起きてしまった。同じ親の端くれとしていたたまれない。

「見てたの?」と問う声がある「見てたのに」「まさか」という嘆きがある。

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自分が「一度走った場所は覚え、つなぎ合わせてマッピングできる」要するに↑コレと同じ能力がある特異な子供であることは前に書いた。少なからず男の子はある程度この能力を持つ。男性得意と言われる客観視・空間把握力のたまものである。

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国土地理院の地図をキャプチャした上に加工。あくどい)

さてこれは小学校一年生のボクチャンの当時の行動範囲がどの程度だったか確認したものである。小学校は画面下武蔵野線の線路沿いにある。越谷の駅に出入りする東武電車を眺めに行ったし、4号線バイパス沿いのドブ川で友達とザリガニやライギョを探した。

1km位の距離サクッと動き回れるのだ。今回の事案や、先のキャンプ場の遭難も「小さな子が一人でそんな遠くへ」と驚く声を聞いたが、小学1年生で1kmなんざ全然遠くないのだ。自転車で5分もありゃ1kmである。そしてそれは逆に、一旦見失うと、一旦迷子になると、捜索すべき範囲が広大になることを示唆する。

「行ったことのないあそこへ行ってみよう」

は、子供心に誰もが抱く冒険心である。この地図下方(南方)へ更に1km進むと、新越谷の隣の駅「蒲生」(がもう)がある。そこまで行ったり、越谷貨物ターミナルの「端っこ」を見てみようと、現在のレイクタウンのあたりまで行ったことがある。「親の目の届く範囲で」正直、ムリであろう。飛び回る子なのか、応じて空間把握力があるのか、行ったきりの鉄砲玉なのか、幼い頃からの遊びを通じて確認しておき、適切な躾や、迷ったときの目印を教える(線路に沿って歩け)、連絡先の分かる物を常時携帯、などの措置が必要、とこうなる。

そして犯罪者は引きも切らない。

「怖い人さらいがいるから、ゼッタイにひとりぼっちはだめ」

抑止力の高い言葉はこれくらいか。

せめて安らかな眠りを。そしてこれ以上、同じ事案が起きませぬよう。

2020年2月 5日 (水)

所詮そんなもんだ

アジア系の人たちが白系の国で「コロナ」と呼ばれて避けられる事例が増えているとか。

「人種差別」を「法」で「規制」しないとならない国ってのはつまりそういうことだ。ナチュラルに持ってるからうっかり言動に出てこないようにしろよいう意味。

日本人が活躍するとルール変えるスポーツとか。

産業・エレクトロニクスも然り。日本が追従したり追い越すとすぐ変更する。

だから経済・食糧自給・エネルギ的に日本は独立しないとダメ。その点どんなエネルギ形態にも変化可能なデンキはもっと精力的に作り使うようにすべきなんだけどね。

 

2018年8月 2日 (木)

逆効果極まれり

Tw3

性による能力差・適性は存在すると思っていて、ゆえに「100%平等」はあり得ないという立場であるが、これはないわ。症状と愁訴から病気を特定し、適切な治療投薬を行う。性差の存在する余地はない。確実に能力ある人の将来を奪った弊害の方が大きい。

「女子学生が増えすぎたから」
「妊娠出産で離職する率が高い」

さっぱりわからねぇ。離職しない施策が取られるべきだし、縦しんば離職されたとしてもすぐにフォローできる体制であるべきだ。とにかく「女子学生の比率を下げる」理由には結びつかない。「女子の方が得点が高い」…そうかい。そりゃ真剣で適任が多いってことだろ。

「継続性が」「スキルが」これよく聞く言い訳。でもね、例えばエンジニアなんて2年3年のブランクで先頭に追いつけないなんて事はないし(さもなきゃ新入社員どうすんねん)、継続して欲しいなら福利厚生を充実させて少しでも仕事が継続できる環境にしておく方が「生産性」自体は高まるだろう。

単なる老害だと思いたい。女性の比率が高まったら何がいかんの。

2017年3月 2日 (木)

そりゃ急ブレーキ掛けても止まれねぇよ

会社着いたら数人来てない。

※消されていたらすんません

「遮断機が下りているのにクルマが入った。急ブレーキをかけたが間に合わなかった」

そりゃそうだ。総質量200トンからが時速100キロ。止まれるわけがない。

様相と電車の破損からして、電車の乗客に大過なかったのは幸運だったといえよう。

しかしまぁこの手の事故多いような気がするのはオレだけか。

「名古屋走り」ではあるまい。下りてる遮断機を押しのけるほど無茶はしない。

「下りている」ことを「認識できなかった」か。

電車の方は千葉県で過去ひどい事故があって、乗務員を守るために「クラッシャブル・ゾーン」が設けられている。もちろん限界はあるのだが、「クルマをはね飛ばす」程度なら壊れはしない。しかし側面はペラ板だし、外からガソリンぶっかけられて中に影響が…まで考えられているわけではない。

電車はどう急ブレーキを扱っても600mほどは走ってしまう。磁石でレールに食いつくとか出来なくはないが、乗客が慣性力ですっ飛ばされてしまう。

「認識できない人」は今後増えるであろう。竹さおを虎縞に塗るだけでは何の意味もないかも。

2016年1月15日 (金)

理不尽

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また、バス事故である。夜行バスが深夜2時に対向車線の向こうへ落ちた。

碓氷峠越えるなら高速道路の方が楽で安全、なのになぜわざわざ碓氷バイパス?議論はそこだ。

・間違えた
・料金ケチ
・時間稼ぎ(遅らせ)

遅らせる時間稼ぎについて説明する。いい時間に目的地に着くため、わざとダラダラ走るのだ。列車の場合も駅に1時間くらい止まるなどということをやってた(バカみたいに止まるので「バカ停」などという)。であれば、運転手が放送したという「休めるようなら休みます」という謎の行程も納得できる。ただ、別に高速道路のサービスエリアで時間つぶしても良かったはずだ。

運転手が亡くなってしまったため、真相解明は難しいだろう。ちなみに元来、こういう、若者向けの安い移動・爆弾ツアーはそれこそ夜行列車が担った。それはそれで安全で正確な選択肢だったのだ。が、JRになってコストパフォーマンスの悪さも手伝い、各社とも夜行列車を切ってしまった。結果、公共性と安全性が欠損した側面もあるのではないか。

「日本の鉄道」「日本の公共輸送」は何か違う方向へ向かっている気がしてならない。

2015年11月10日 (火)

危険な阿呆二題

●たまご投げる阿呆

Tw3

21と19って…。

たまご1個60g。橋の高さが10m。

自由落下として落下に要する時間は1.4秒。この時たまごの速度はおよそ秒速14m。時速50キロ。

クルマは当然100キロ。秒速28m。落下および走行による運動エネルギの総和は42.4ジュール。

クルマに加わる力は質量と移動距離の積。たまごが割れるだけなので、「距離」はたまごの長さ6センチ程度と取ると。

28/0.06=461ニュートン=47kgf

実際にはたまごをカチ割って四散させる力と、クルマに傷を付ける力とに分かれるので、全部がクルマに印加されるわけではないが、ボディが凹む、ガラスが割れる力は充分あることが推察されよう。「遊び半分」…阿呆である。

●カートで死ぬ阿呆

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ま~回転運動体で坂道を下る遊びは男の子だれしもやりますが。

時速80キロ×体重70キロ≒17000ジュール

お察し。

ちゃんと力学やろう?ね?

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